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自己紹介

はじめてのnoteです。
よろしくお願いいたします。

よくわかりませんが、文章を書くのが得意かなと思い、Twitterだけでは批判や愚痴ばかりになってしまうので、こちらに日記感覚で思ったことを記していければと思います。

出身は長野、大学は東京の美大デザイン科を出たし絵本や写真のサークルに力を注いでいましたが、まあ関係なくはないのですが、現在印刷会社の生産管理で働いています。新卒で入社してずっとです。継続だけはできてる、なんとか。でもそろそろ転機かも。
印刷会社にはDTPオペレーターやデザインの部門もありますが、私が就活したときにはその部署は募集しておらず、もし空いてたら応募したのになぁという感じ。いや、、違うか、そもそも仕事で編集やデザインをやろうとは思ってなかった。大学に行って、自分にはその能力がないと思い知った。だからもともと探してなかったな。それでも好きだったのは、製本の授業。ドイツで学んだという教授に教わり、紙を折り本文を束ね糊付けをして表紙を作り合体。見返しや花布をつけたり。あの一連の手作業が好きだった。数コンマズレると完成に影響が出てしまった。その精緻な部分も好きだった。(ただし私は数字に疎く苦労した)
絵本を制作していたので、その製本もやったりしていた。なので、今の会社の面接では書類に「趣味:製本」と記載し、それがお上の目に留まり、製本のこと全部把握できる場所があるよ!ということで、生産管理に携わることになった。

ところがどっこい。
生産管理って、めちゃくちゃ数字との戦いやんけ。
入社してすぐの私は頭がパンク、心も折れかかっていた。計算ミスったら全てがミスる。それは大学の時やっていた製本と一緒の話だが、責任が全く違う。これは会社の名を背負った製品として社会に流通する。小さな会社ではない(大きくもないが)、失敗は大きな仇となる。プレッシャーでかすぎる。しかも、社内の工場で加工できないものは、他の専門的な会社などに発注するのだが、その時にめっちゃ値下げしろと言われ、頑張って人生初の値下げ交渉なるものをやった。あの苦しさといったらなかった。もう二度とやりたくなかった。「そこをどうにかなりませんかね〜?」とか、演技して(自分の良心に虫唾が走った)。でも、発注先も値下げ交渉はやり慣れており、そのやり取りを何度かしていくうちに、楽しいと思うこともあったりした。
ただ私は弱者?に共感しがちなので、「うちも最近厳しくて、、」とか「最近の値上げで光熱費も人件費も上がって」と言われるとどうしても共感してしまう。発注者として失格だとは思うが、人間として当たり前ではないですか?はじめはそこの壁を乗り越えるのがキツかった。嘘をつくのが苦手で、先輩とかがうまく嘘をついてやりくりしてるのを見てすごいとは思えずやりたくないなーと思った。
でも徐々に会社に馴染み、自分の会社を主軸として考えるようになった。(会社は上手く洗脳できたね)自分が勤める会社の利益がなくなって、給料が減って困るのは自分、だからだ。

ああ、とはいえ。
上手く社会人をやっていながら、毎日エクセルとチャットと電話に対応して、予定を組んで予測して数字を管理して、現場の仕事量を管理して見積もりを取って発注して、間違いのないようにルーティンを繰り返さなくてはならない日々に、限界を感じてきた。面白みがない。
繁忙期は協力会社からの電話が怖い。執念深く小さなミスを突いてくる営業からの内線が怖い。無茶振りな日程で変更不可能な案件を受注してくる営業のチャットが怖い。チャットの表示を「退席中」にしたまま作業しているくらいだ。そして詰め込んだ予定に対する、現場の人の文句が怖い。

入社時にいろんな人に言われた「その大学出て、なんで生産管理やってんの?」ほんとそれな?と毎回自分で思っていた。
もちろん、大学の時より紙の知識や印刷の知識、製本の知識など手に入れたし成長してきたという自負はある。
それは今後、紙媒体のものを作る時に役に立つだろう。
コミュニケーションで苦手な部分も克服してきた。いろんな現場の人とやりとりして、上手くコミュニケーションが取れるようになった。

社内の工場は、機械を持っているから、何千万もする機械を回してナンボだ。どんだけそれを回してプラスに稼ぐかが会社にとって大事なことだ。
だから目標を立てて、実際の生産と比べて達成未達成を確認し、未達成ならもっと取り込むなど調整が必要だ。それも仕事である。
ただ、現場はその意識がない。うちの現場だけかもしれないけど。目標未達成でも、結局給料は変わらず出るからね。目標とかの意味分かってないんだろう。
だけど管理側は必死で達成しようと予定を組む。時には毎日何時間残業みたいな時もあるし、休みを振替で出てもらわないと納期に間に合わないことが多々ある。
でもそれくらいやらないと達成できないのだ。
なのに。この前現場のパートのおばさんが、更衣室で他のパートと話していた。「ここの休みもまた出勤になっちゃって」「あら、そうなの?かわいそうねー」すかさず私は「同じ納期が重なっちゃって、、」と言ったが。そのおばさんは更衣室を出て行く間際に「いつ休み取れるのかなって」と捨て台詞。
この瞬間、なんかどうでも良くなった。
なんでこんなやる気ない人たちのために私はあくせく予定組んで前後工程と相談してストレスで腹も頭も痛めて好きでも得意でもないことに心血注いでるんだろう?

その翌日コロナになって暇でこれを書き始めました。
転職先探しています。

長い自己紹介になってしまった。
最近思うことがありすぎて、、
そもそも、印刷ってこれからどうなっちゃうの?とかも話したいし。

また時間見つけて書きます。


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