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おじさん・ザ・エッセイスト 第20回 〜"環境"を考える〜

"好きな漫画は「寄生獣」"



こんにちは。
おじさんです。



第20回を迎えました。

エッセイに関しては年内で一区切りするつもりなので、今回を除けば残りあと6回になります。

来年は来年でちょっとやりたい事があるので、シリーズとしては「一旦休止」ということで。
また気まぐれに何かのテーマで書き上げたら、続きとして投稿するかもしれません。

一年って、長いようで短いですね。
何かをやり続けていないと、あっという間に日々が過ぎ去っていってしまうような気さえしています。

時の流れが「おじさん」を「おじいさん」へと変え、いつの日かこのエッセイを見返した時、そこに何かを見出すことができれば…。

そんなことを考えています。


今回のテーマは「環境」です。



おじさんにはどうしても許せないことがあります。

それは街にゴミを捨てることです。


おじさんがトラック運転手であることは既に何度かお話ししましたね。
仕事中にはしばしば幹線道路を通るのですが、そこに立ち並ぶ街路樹の根元を見てみると
・ペットボトル
・空き缶
・タバコの吸い殻
・コンビニ袋に入った弁当のゴミ
このようなポイ捨てされたゴミの数々。
まぁ酷い有様です。

そういうのを見ると、おじさんは思います。
全員くたばれ!と。

自分のケツを自分で拭かず、平気でそこいらにゴミを捨てる人間のなんと多い事か。
バレなければ何をやってもいいという訳ではありません。

これは別に「清掃活動をしている人の気持ちを考えろ」と人情に訴えたい訳ではありません。
ただ、ポイ捨てをする前に少しだけ、自分が取ろうとしている行動によってどんな影響がもたらされるか?
それをよく考えてみてほしいのです。


環境を汚せば必ず巡り巡って自分の身に返ってきます。
これは「地球が怒っている」とか「悪い事をすればバチが当たる」だとかいったような迷信めいた話ではなく、純然たる事実です。

皆さんも、環境汚染による公害は小学5、6年生くらいで習ったかと思います。
有害物質を素知らぬ顔で自然界に垂れ流した結果、どんな惨事が引き起こされたか?
よもや知らない訳ではないでしょう。

環境を汚すということは、土壌、海洋、森林、そこにある生態系、ひいては人間の文明・文化をも破壊する行為であるということ。
人間など、大自然が作り出す絶妙なバランスの上に偶然生かされているに過ぎません。
高い知能があっても、所詮は非力でちっぽけな一匹の動物なのです。


そんな簡単なことも理解できない程度の低い人間がいることがおじさんは残念でなりません。
家庭で、学校で一体何を学んで来たのか。

「誰も見ていないし」
「他の人もやっていることだし」
「自分には関係ないし」

大方、そんな風に高を括っているのでしょう。
後先考えず、軽率な行動を取ってしまうその愚かさに強い憤りを覚えます。


投棄された空き缶やペットボトルに付着している指紋データを、飲み口の部分に残された唾液からDNAデータを採取し、犯人を特定して重い刑罰を与えましょう。
雑に口を縛って捨てられているコンビニ袋の内訳を解析し、購入された商品の組み合わせから犯人を割り出して、やはり重い刑罰を与えましょう。

非常に残念なことに、罰が与えられることがなければ、どこまでも堕落する人間というのはかなりの数がいるのです。
無くなるどころか際限なく増え続けてゆく道端のゴミの数がそれを雄弁に物語っています。

一人の身勝手が、また別の誰かの身勝手を誘起する。
「悪意」というのは伝染するものとおじさんは考えています。


例えば自分の家の庭で誰かが立ちションしてたら腹が立ちますよね?
地球規模で考えれば、環境を汚す輩というのはそれに限りなく近いことをしているのです。

地道な清掃活動を続けるより、平気でそこら中にゴミを捨てるろくでなしを処分した方が手っ取り早いのではないでしょうか。


持続可能な社会を…という謳い文句は近頃よく耳にしますが、それを実現するためには、何よりもまず身勝手に環境を汚す人間を根絶する必要があります。



それでは、今日はこのへんで。



author,  P
2023/9/28

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