【アドバンス】旅路バーンメア 解説【有料記事】
初めまして。
愛知県でデュエルマスターズをしているPと申します。
先日、私が参加したCSで全勝優勝という戦績を収めたことをきっかけに解説記事に挑戦してみようと思いました。
こういった解説記事を書くのは初めてのことなので、自分の頭の中で考えていることを言語化して上手く伝えられるかはわかりませんが、読み手に取って得られるものの多い記事になればと思います。
○ デッキの実績 ○
第10回アドナイトCS(旧環境) において 全勝優勝
第24回 嵐名古屋CS(新環境) において 3位入賞
第16回アドナイトCS(新殿堂) において 4位入賞
第17回アドナイトCS において ベスト8
第58回 NextPro大須CS において ベスト8
すまいるキング安城CS(8/15) において 準優勝
○ 獲得プロモ ○
《卍 デ・スザーク 卍》 1枚
《天災 デドダム》 4枚
また、当記事の購入者であり、プレイや構築に関してアドバイスをさせていただいたやぎっちょ(@nicoyusuke)さんが
蓮華寺池CS(7/24) において見事優勝されました。
おめでとうございます!
記事の大まかな流れは 導入→本文→あとがき となっております。
導入となる無料部分では【旅路バーンメア】が使えるアドバンスレギュレーションの簡単な環境考察を、そして有料となる本文には優勝・入賞時のデッキリストと採用枚数の解説に加えて最新版のデッキリスト、採用を検討できるカード、各対面のサンプルリストとプレイの方針についてを記載してあります。
自身の理論の再確認も兼ねて気合を入れて執筆しましたので、公認CSによく出る人もそうでない人も、是非お手に取っていただければなと思います。
◯ 更新履歴 ◯
8/17 … 記事全体をバージョンアップ
7/24 … 記事購入者の優勝報告を追加
7/21 … 最新版の構築を公開
7/17 … 記事全体をバージョンアップ
7/9 … 「旅路バーンメアの相場」の項を追加
7/1 … 記事全体をバージョンアップ
5/29 … 「採用を検討できるカード」を追加
5/19 … 記事全体をバージョンアップ
5/11 … 「環境考察」、
「採用を検討できるカード」、
「対ドルマゲドン」について追記
4/19 … 記事を公開
⑴アドバンス環境考察
アドバンスとは、「殿堂レギュレーション」のことを指します。
超次元から超GR、禁断から零龍まで、ルール上で許されているものなら何でも使用可能な形式です。
それゆえに環境に存在するアーキタイプは多岐に渡り、対戦相手のデッキがどんなカードを採用しているか、どういうゲームプランを取ってくるか、などといった経験に基づいた知識が非常に重要になってきます。
公認CSでよく見かけるデッキ、端的に言えば「今勝てるデッキ」はこのようになっています。
・環境上位
モモキングRX(火/自然/水)(火/自然/闇/水)
ドギラゴン閃(火/光)
ジョー星ゼロルピア(自然/水/闇)
赤単我我我(火)
・環境中位
鬼羅.Star(光/水/火)
ドルマゲドン(自然/水/火/闇/光)
旅路バーンメア(火/自然)
天門ディスペクター(光/火/水)
青黒魔導具(闇/水)
ボルシャック(火/自然)
墓地退化(水/闇)
・環境下位
デッドダムド(自然/闇/水/火)
青魔導具(水/闇)
マーシャルループ(水)
ナーガ.Star(水/闇/自然)
ジョバンセンループ(自然/火/水/光)
有象夢造(闇/水/自然)
サバキZ(光)
墓地(闇/火)
ギャラクシールド(光/水)
ヴァイカー覇道(火/水)
かなり多いですね。
公認CSではこのデッキ群の中を7〜8回勝たないと優勝できないので、運ではなく判断ミスで勝てるゲームを落とすのは避けたいところです。
ここで、8月中旬現在の環境について触れておきます。
《"龍装"チュリス》《蒼き守護神ドギラゴン閃》《王来英雄 モモキングRX》《アルカディアス・モモキング》のパッケージによりゲームは高速化し、フィニッシュ速度の早いデッキが上位を占める環境となっています。
王来篇1弾環境で猛威を振るった【ドルマゲドン】ですが、週を追うごとにめまぐるしく変わっていく環境を前に、いよいよトップメタの座から追放される運びとなりました。
もちろん「5c」以外のデッキも最速3ターン目に出てくるアルカディアスモモキングを処理する手段など限られているので、それを阻止すべく様々なメタカードを投入しますが、さらにそれを処理し得るメタカードのメタカードが投入される…という風に、デュエルマスターズはますますメタカードの応酬とも言うべきゲームになってきました。
そんな中で、当記事で紹介する【旅路バーンメア】というデッキはメタカードを返す手段が豊富で、かつ状況に応じて攻めも受けもこなすことができるので、環境上のどんなタイプのデッキとも戦えるとても柔軟なデッキです。
カスタマイズ性も高く、メタカードによる駆け引きやカードパワーが極めて重要視されている現環境に喰らい付いていけるだけのポテンシャルを持っています。
⑵旅路バーンメアの相場
【旅路バーンメア】というデッキの持つ強みの一つとして、「そこまで値が張らない」という点が挙げられます。
元々、バーンメア全盛期の超天編では全能ゼンノーやせんすいカンちゃんなどのGRクリーチャーの値段がかなり高く、なかなかにお金の掛かるデッキだったのですが、先日発売の『デュエマ・ストロング・ドリーム ジョーカーズGR』でそれらGRクリーチャーが軒並み再録されたことで値段が一気に下がったので、まさしく今が組むチャンスだと思います。
デッキを組もうとしている方や、パーツをこれから揃えようとしている方への参考程度に、まずは主要カードの値段を見ていきましょう。
*一番安価なバージョンとします。(8/15時点、メルカリ参考)
◾️メイン
《ジョラゴン・オーバーロード》 100円
《ポクチンちん》 500円
《洗脳センノー》 150円
《オラオラ・ジョーカーズ》 80円
《超GR・チャージャー》 80円
《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》 80円
《ガヨウ神》 200円
《グレープ・ダール》 300円
《チキン・タッ太》 80円
《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》 80円
《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》 900円
《ソーナンデス》 300円
《ジョット・ガン・ジョラゴン》 200円
《キング・ザ・スロットン7/7777777》 600円
《ジョギラゴン&ジョニー〜Jの旅路〜》 1000円
《バイナラドア》 80円
《オラマッハ・ザ・ジョニー》 200円
《ジョット・ガン・ジョラゴンjoe》 200円
《燃えるデット・ソード》 600円
《アイアン・マンハッタン》 400円
◾️超GRゾーン
《ジェイ-SHOCKER》 100円
《全能ゼンノー》 2600円
《せんすいカンちゃん》 1200円
《無限合体 ダンダルダBB》 350円
《The ジョラゴン・ガンマスター》 400円
《The ジョギラゴン・アバレガン》 200円
これらを基に【旅路バーンメア】を組むのにかかる費用を算出してみたところ、メインが14400円、GRが10700円で、合わせて25100円となりました。
(*旅路バーンメアのサンプルリストは有料部分にて後述します。)
そこそこの値段はしますが、5500円する《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》や、5000円する《絶望と反魂と滅殺の決断》など、やたらと高騰しているカードを何枚も買うぐらいなら、旅路バーンメアのパーツを買い揃えた方がコスパは随分と良いでしょう。
今だとプロモのデドダムに16000円ぐらいの値がついているので、2回も入賞すれば十分に元は取ることができます。
次の項から本文に移ります。
⑶デッキレシピと解説
〔 旧環境型 〕
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