おじさん・ザ・エッセイスト 第23回 〜"結婚"を考える〜
"とにかくおっぱいが大きい女と結婚しなさい"
こんにちは。
おじさんです。
冬の繁忙期が近付いて、だんだんと仕事量が増えてきました。
そのせいか、近頃は帰宅後の日課だったリングフィットをサボり気味です。(嫁もサボってます)
体重が6kg程度落ち、シックスパックもでき始めてちょっと調子に乗ってましたが、この分だと年末までには余裕で取り返せてしまうかもしれません。
誰かこのデブに喝を入れてください。
今日のテーマは「結婚」です。
おじさんは29歳の時に結婚して、今年で3年目になります。
嫁とは某マッチングアプリで知り合いました。
マッチングアプリ。
昔はそういう類のコンテンツは「出会い系」なんて呼ばれていましたが、今ではSNSのひとつの形態としてだいぶ社会に浸透してきたように思います。
SNS…所謂「ネットで知り合った相手」と結婚するということのハードルが下がってきた。
そんな機運を感じられます。
しかしながら、今現在独身の方々に同様の手段で結婚相手を探すのはオススメできません。
それは何故か。
費用対効果が低いからです。
マッチングアプリを利用する目的は大体において男は体目当て、女は金目当てといえます。
これは単なる偏見ではなく、利用目的のほとんどをそう言い換えることができるためです。
マッチングアプリに限らず、色事における本質といっても過言ではありません。
実際のところ、男は気軽にヤらせてくれる女を欲し、女は単なる暇潰しだったりタダ飯にありつこうとしているケースがほとんどです。
狐と狸の化かし合いとでもいいましょうか。
本性を隠したまま、真面目に彼氏彼女を探しています!などといった建前が飛び交っているのがマッチングアプリの現状です。
余程馬が合ったり、人生設計における利害が一致した場合には結婚に発展する可能性が無きにしも非ず。
そんなごく一部の上手くいったペアを引き合いに出すことで、マッチングアプリは辛うじて「恋愛の場」として機能しています。
この女の「金目当て」というのがなかなかに厄介で、そもそも大体のマッチングアプリが女は無料、男は有料なのです。
男は課金までして競争に臨んでいるのに対し、女はお客様気分で条件の良さそうなエスコートしてくれる相手を選ぶだけでよいのです。
この差は女に過剰なイニシアチブを与え、女たちは男の選定に関して徐々に高慢になっていきます。
マッチングしてデートに漕ぎ着けたとしても、「もっと上がいるかも?」と考えている女を落とすのは難しいのではないでしょうか。
つまり、男たちは女の強欲によって終わりの見えない競争を強いられているのです。
ほぼ全ての日本人女性が、自分よりも高い収入を持つ相手との結婚、上昇婚を求める傾向にあると言われています。
ここには自分の生活水準の引き上げだったり、妊娠・出産の間のリスクを低減したりという合理的な理由があります。
近代では女性の社会進出が盛んになり、女性の収入が増えたことで、婚活市場における「男に求められる収入」(あるいは求められる家事分担能力)の水準も上がっています。
そうして足切りにされてしまう男の数は自動的に増え、競争の激化だったり、恋愛をする気力を奪われて結婚を諦めてしまったりする人も出てきます。
女が結婚するに当たって最も重要なポイントが収入であるといって差し支えないでしょう。
その結果、結婚相手を内面で判断するということが疎かになっているのではないかと思われます。
しかし、肩書きや容姿などといったカタログスペックだけでは量れないのが人間です。
交際中には見えなかった相手の嫌なところが同棲によって見え始めた時、それを割り切って一緒にいられるかどうか。
個人主義思想の高まりにより他人と共生することができない、または上手くいかない人が増えた影響か、日本の離婚率は年々高まっています。
(日本の離婚率は2019年時点で35%、これはおよそ3組に1組は離婚する計算です。)
そう考えると、おじさんは運が良かったと思います。
金目当ての擦れた女に捕まって、一生馬車馬のように働かされた末に熟年離婚など、考えただけで恐ろしい話です。
利害のみで結びついた夫婦は、必ず破綻します。
損得勘定抜きで好きになった人と結婚する。
最も肝心なのは、非常にシンプルなことなのかもしれません。
それでは、今回はこのへんで。
author, P
2023/11/9
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