甲子園旅行記 新幹線9時間30分缶詰体験
甲子園球場で、夏の高校野球、注目のカード、仙台育英ー履正社の試合を見てきました。本当は、広陵高校ー慶応高校の試合が見たかったんだけどね。
ブラスバンド応援団が甲子園に間に合わずってニュースになってましたね。その同じスケジュールで私も新幹線に乗っていたんです。
いや〜、とっても面白い思い出ができました。
しんどかったですけどね。
あまりの長時間停車になすすべなく、
JR職員さんたちの奮闘ぶりにエールを送っていました。
三島駅で、隣に止まっている新幹線にハシゴをかけて、新幹線を通り抜けて、ホームに降りることなんて、そうそう体験できることじゃないですよね。
車内アナウンスで、
「プライベートで乗車中のJR職員の方がおられたら、手伝ってください」と依頼があったんです。新幹線通勤経験の私でも、初めて聞いたアナウンスでした。
ホームに降りるための苦肉の策です。車内ワゴンサービスが全て売り切れたので、ホームで買い出しをするためです。大阪へ向かう新幹線ですが、三島駅だったので、在来線で東京に引き返す人もいたのかもしれません。
私が乗っていた新幹線は三島駅に止まってはいましたが、ホームのない、のぞみ号の走行線路上なので、ホームに降りることはできません。
そこで、写真のようにハシゴをかけて、ホームに下ろす手段をとってくれたのです。案内役の駅員さんが足らないので、プライベートで乗り合わせた職員を招聘したのでした。
制服を着てない職員さんたちが、乗客の安全を確認するように、健気に臨時スタッフとして、働いてくれていました。
結局、ホームの食べ物も飲み物も全て売り切れで、何も買えなかったんですけどね。
◇ ◇ ◇
第2試合の慶応高校の試合が見たくて、スケジュールしたのに、結局第4試合にも間に合いませんでした。ブラスバンドや応援団も間に合わなかったしね。
閉じ込められた新幹線の車内で、一緒にいる長男と次男と相談しました。8/16のチケットは仕方ないけど、高校野球がみたいとの思いが三人とも強かったので、翌朝8/17のチケットを買いました。
当日券がない日が続いていたのに、前日にチケットが3席取れたことはラッキーでした。おまけに、仙台育英ー履正社というこの夏1番の好カードを観戦することができました。
台風によって、何度もスケジュール変更をした思い出に残る甲子園ツアーとなりました。備忘録としてnoteに書き残すことにしました。