セブ島滞在記 感謝の心
メダリストやトップアスリートは、確かな実績に裏付けられた人気と知名度があります。ほとんどの人が、その姿を見ることができます。
多くの人々が彼らを知っています。顔も体つきを知っています。競技している躍動感のある姿はもちろん、発言するコメントなどもチェックしています。
彼らがよく口にする言葉は、今の自分がここまで育てて、もらった環境や人々への感謝の言葉。
家族や友人、指導者、チームメートに対する支援があってこそ、今の自分が存在することを口にしています。
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このイラストは、成功を勝ち得た人がプライズを得て誇らしい姿で立っています。
しかし、よく見ると、彼の足元には多くの人々が彼を支えています。土台となっています。
多くの人々ははこの人たちを忘れています。
しかし、成果を勝ち得た本人だけは、その自分が今いる存在を支えてくれた人を忘れてはいけません。
このイラストはそんなことが言いたいんじゃないかなぁと思って考察してみました。
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現在、フィリピンのセブ島にある英会話学校で英語を学んでいます。毎日、世界各国の友人たちと、多様な会話をすることで、ものすごい刺激を受けています。
多くの生徒は2〜3ヶ月間の留学期間です。6ヶ月、8ヶ月という生徒もいます。社会人や私のような年齢が高い人は1週〜4週がほとんどです。
それだけの期間を、祖国にいる家族や同僚から離れて、ここセブ島で生活しているんです。
「どうして英語の勉強をしているの?」
この質問は、初対面で会話を弾ませるときに、毎日交わされる質問です。そして、祖国に残してきている家族や同僚への感謝の言葉が出ます。
数ヶ月の期間、祖国を離れて、外国で生活するうえで、単身ですべての手続きをした人は少数でしょう。フィリピンの後には、オーストラリアやカナダと次のプランを持っている人も多いです。
当然、彼ら彼女らには、支えてくれたくれた人たちがいます。みんな、そのことを口にしていることが、すばらしいと感じています。
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”迷惑をかけている” と口にする人も多いんです。
このコメントは、かなり重要だと感じました。それは、迷惑をかけていることを認識しながらも、今、セブ島に彼ら彼女らは来ているんです。
もし、迷惑をかけないようにするためには、祖国に残れば、簡単に回避できますね。しかし、迷惑をかけていることを承知で、留学を決意しています。
それは、自分の夢を叶えるために行動なのでしょう。そして、留学という行動が、周囲に迷惑をかける事よりも優先した決断をしているのです。
だからこそ、そんな生徒たちは、感謝の言葉を口にしています。まさしく、成果を得るために、土台となって支援してくれる人たちを、常に忘れることはないってことですね。
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私は所属するワーキンググループで自分のビジョンをつくりました。私を作っているコアとなる部分を言語化したものです。プロフィールのところに書いてある文章です。
『私はすべての人と、すべてのものに感謝します』
私が成功者ではありませんが、それでも、今まで歩んできた長い人生の中では、小さな成功をたくさんしてきました。
テストで100点を取ったり、
運動会で1番を取ったり、
些細なそんなことです。
会社になってからは、
優秀な営業成績でインセンティブをもらったり、
小さな成功って事、頻繁に起きているのでしょう。
その一つ一つの成功は、どうやって勝ち得ることができたかを振り返ることが感謝の心です。
誰も自分1人の力で成し遂げられたというほど傲慢な人は、そんなにいないと思います。しかし、自分では気づかないうちに、そんな傾向が出るときは、あるかもしれませんね。
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私が自分自身のために掲げたビジョンの背景には、セカンドライフを見定めて、大きく成長するステージは終わったと認識しています。
だからこそ、現在の状態を維持していることこそ、理想の形に置いています。ちょっと消極的に聞こえるかもしれませんが、成長はしなくて良いと考えています。このことで、ストレスレスな生活ができるんです。ただし、変化はします。そして、変化し続けます。
今、私が現在の健康で毎日を過ごしていること。
そのことに感謝すること。
これが私がビジョンを実践している例です。
家族、友人、会社の同僚やワークショップグループで一緒に学んでいるメンバーなど、多くの人に支えられて毎日を過ごすことができています。
その人々や、今ある環境に感謝の気持ちを忘れず、セカンドライフを歩んでいこうと思っています。