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猫とセカンドライフ 湯たんぽ&抱き枕
我が家には、保護猫の姉弟、コマチとアズキがいます。心優しい里親さんのもとで大切に育てられ、その後、ご縁があって我が家にやってきてくれました。
今日は2月22日。
ニャン・ニャン・ニャンで、猫の日です。
猫とセカンドライフシリーズ 第4弾。
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冬の我が家は、床暖房のおかげで足元からポカポカ。フローリングに寝転がってのお昼寝は、人間にとっても至福の時間ですが、猫たちもそれは同じ。床暖の上で気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らしています。
実家は隙間風の多い木造建築だったので、冬は湯たんぽが欠かせませんでした。温かい布団に入る時の、あの何とも言えない幸福感は、たまりませんね。
現在の住まいは鉄筋コンクリートのマンションなので、隙間風とは無縁。一年を通して快適な室温が保たれていますが、時折、湯たんぽの温もりを懐かしく思うことがあります。
今の私たちには、湯たんぽ以上に心を温めてくれる存在がいます。そう、黒猫アズキとコマチです!
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夜、布団に入る前に「猫たち、寝るよ〜」と声をかけると、アズキはトコトコと嬉しそうに近寄ってきます。
私が布団に入り、少しだけ布団を持ち上げると、待ち構えていたかのように、その隙間からスルスルッと潜り込んでくるのです。頭から潜り込み、中で器用にUターン。私の腕の中で、一番落ち着く場所を探しながら、体を丸めて添い寝してくれます。
「アズキ、可愛いね〜」
眠りにつくまでの時間は、本当に愛おしいひとときです。先に眠るのはいつも猫。私もモフモフの猫を抱き枕にして眠りにつきたいのですが、アズキが顔をくっつけてくるので、ヒゲがチクチクと顔に当たるのが難点。
猫のヒゲって、意外と硬くて痛いんですよね。それに、気を抜いていると耳元で「ニャー」と鳴かれることもあり、それで目が覚めてしまうことも。
それでも、猫の可愛さにはかないません。すべてひっくるめて、愛おしい時間なのです。
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一方、姉猫のコマチちゃんは、決して布団の中には入ってきません。いつも私の布団か妻の布団の上で、私たちが寝静まるのを見守っているようです。
甘えん坊デレデレのアズキくんと、クールなツンツンのコマチちゃん。正反対の性格の2匹ですが、そのバランスがまた絶妙なのです。
ある夜のこと。私が寝返りを打つと、コマチがそっと私の顔を覗き込んでいることに気づきました。頭をかるく猫パンチを繰り出しました。普段はあまり人にベタベタしないコマチの、そんな優しい眼差しに、胸がキュンとなりました。
もしかしたら、コマチはコマチなりに、私たちに寄り添ってくれているのかもしれません。
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猫たちと過ごす日々は、穏やかで心温まる時間を与えてくれます。猫たちを通してセカンドライフのかけがえのない幸せを感じている毎日です。
これからも、アズキとコマチとの大切な時間を、ゆっくりと丁寧に紡いでいきたいと思います。
幸せになることじゃなくて、幸せって、こんな何気ない日常の中にあるんです。
猫とセカンドライフ シリーズ記事↓
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