読書会 LISTEN ケイト・マーフィ著 フォトリーディングとは
昨晩は、友人達と一緒に読書会に参加しました。
ファシリテーターを務めたのも友人で、仲良しグループの集まりで、一冊の本について語り合いの場です。指定された書籍は 「LISTEN」 ケイト・マーフィ著。
なんて、有意義で濃厚な時間でしょう!
知的好奇心がくすぐられ続ける、楽しい娯楽の時を過ごすことができました。
フォトリーディングで、本を読み、ブレイクアウトで語り合う流れで90分間を楽しみました。
◇ ◇ ◇
(聴衆の声)
フォトリーディングとは? なにそれ?
短時間で読書をする速読法のひとつで、スキルです。1秒1ページのスピードでページをめくって、名前の通り写真を撮るように本の内容を、脳にどんどん送り込む速読術です。
読むと言うよりは、写真を撮ると言う感じの読み方です。フォトショットって言ったほうがしっくりくるかな。
(聴衆の声)
それって読んだことにならないでしょ?
理解してないじゃん?
って、言われそうなですね。
私も実際にこの方法で10年ぐらいやっておりますが、フォトリーダーとなった頃はその疑問でいっぱいでした。
本を一言一句すべて読むのではなく、自分の設定した”快な目的”と”快な質問” を得られればOKという読み方です。
本の重要なポイントは、
全体の7%ほどしかないと言われています。
その7%だけ読む。
読むというより、探し出せればOK。
探し出すというより、著者が話しかけてくれるんです。
信じなくていいけどね。
(聴衆の声)
だから、それって
読んだことにならないでしょ?(2回目)
読んだことの定義が、全部読んで、”読んだぞ感” を得ることが目的なら、読んだことにならないです。そのとおり。
しかし、自分の設定した目的が得ることができれば、それを”読んだ”と表現しています。
(聴衆の声)
でも、パラパラめくっただけじゃ、記憶に残らないでしょ?
それが不思議ですが残るんです。
潜在意識に写真として取り込んだ情報が、必要に応じて顕在意識に呼び出せるんですよ。
(聴衆の声)
なんじゃそれ、何言ってんの?
頭の中に写真として取り込んだ情報を、検索して取り出すことができるんです。人間の脳ってすごいんです。
フォトリーディングを
ちょっと比喩して説明すると、
iPhoneに入っているたくさんの写真を画像検索できますよね。Googleでも映像を検索する機能が備わってます。検索ワードに引っかかって、自分の必要な情報が出てくる機能がありますよね。「猫」で検索すると、ちゃんと写真の猫が検出されます。
テキストベースでないと、検索に引っかからないとか、ハッシュタグ#つけないと検索されないって思ってませんか?
私も10年以上前の仕事だと、医学文献を検索するときに、PDFが写真の形のまま保存されていたので、テキストとして検索することができませんでした。
OCRソフトで文字認識をしてテキスト化したものなら検索できる、というイメージで頭の中を占めていました。
なので、写真を検索すると言う事は、以前には全くなかったのです。
そして、フォトリーディングをする事は写真として写し撮るだけなので、その情報が潜在意識に入ったものが顕在化するのに出てこないじゃん。そこが信じられない大きなポイントの1つでした。
現在のiPhoneでは映像も検索ができるので、フォトリーディングも潜在意識(人が意識しない奥底にある記憶)に読み込まれた文字を映像として読み込んでしまったものも容易に検索できるってことです。
iPhoneの画像検索技術は、近年格段に向上しましたが、人間のそれは、生まれ持って、備わっているんです。フォトリーディングは、それを認識した人が活用しているに過ぎないんです。
ここで検索っていうのは自分で知りたい情報は何だったかなぁと思うことを指しています。
思うだけ、イメージするだけで、”検索”です。
頭の中のストレージに入っているフォトリーディングで撮った情報が出てくるといった読み方になります。
◇ ◇ ◇
長くなりましたが、ここまで、前置き。
やっと、本題に、読書会に話を戻します。
私の書いたマインドマップを掲載します。
”まこさんって、人の話聞かないよね” って同僚によく言われました。
かなり対策して、当たり障りにない振る舞いはできるようになったのですが、根本的には、聞いてないことを自覚しています。
聞いてない理由が、この本からわかりました。
スピードの違いがポイントでした。
思考>話す
自己認識として、思考のスピードは話すより速いと思っていました。それが、人の話を聞くときに、先回り思考、結論思考、などが勝手に働き出し、ウワノソラ状態を作り出していたんだということがわかりました。
対策としては、この寄り道している思考に気づくことだな!
◇ ◇ ◇
耳のセントラルイメージを書き終わって、過去のマインドマップを見ると、”耳” セントラルイメージを見つけました。
耳つながりで、マインドマップを掲載します。
著者は、西任暁子(にしとあきこ)さん。
何度も面会させていただき、私のキャリアアップに大貢献していただいた方です。西任さん著 ”「ひらがな」で話す技術” は影響を受けた本の一つです。