ケンカしてもいいよね
【自信を回復させる】プロメンタルコーチ 浅田匠です。
大事な場面で実力を発揮できるようにサポートしていきます。
メチャクチャむかつく人と行動しないといけなくなった時、皆様はどうしますか？
[無理に合わせる必要はない]
私が社会人時代に通っていたスポーツチームで、仲良くなった中学生から相談を受けました。
「浅田さん、〇〇のことマジむかつくですけど！△△がメッチャ生意気なんっすよ」
普通だったら「ケンカしたらあかん。仲良くしろよ」というところだと思います。
しかし、私はその中学生と「何でむかつくの？」など色々話をするだけで特にアドバイスをしませんでした。
最後に私は「そうか、大変やな」とだけ答えました。
中学生にしたら、少し意外な答えだったかもしれません。
話をするだけなんですから。
中学生はもう大人です。
教師同士だって人間関係を築けている人と築けていない人がいると思います。
「何で俺らだけ仲良くしないとあかんねん」
気づいている中学生も多いのではないかと、私は思っています。
[ケンカは人間関係を築く財産]
私はこのスポーツクラブの子供達の人間関係をある程度把握していました。
相談にきた中学生も上から目線で、年下の子供達に接している感じがありました。（本人に自覚はないと思います）
ケンカするということは、お互いの価値観がぶつかっている最中です。
大人になって社会に出たらいくらでも対立する機会があります。
中途半端に大人が止めても解決にならないと思っているので、私はあえて放っておきました。
相談にきた中学生は全国大会に出るための高校に推薦で行きたいのです。
そのために頑張っていました。
ただその考えを他の生徒にも求めていた、価値観を上から目線で押し付けていた感じでした。
それが他の生徒との軋轢を生んでいたのでしょう。
ただどうあっても、解決するのは彼らなのです。
仲良くするもよし、そのまま離れるのもよし、どう向き合うかが大事なんです。
ケンカをしたことがある。
そのことが大人になった彼らの、人間関係を築くための財産になっていくはずです。
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