噺家大喜利 鹿芝居
友人から聞いていた鹿芝居。どのようなものかも知らずに、小馬鹿にしていました。
噺家は、自らの噺の展開の仕方や所作に磨きを掛けるため他芸をならうとも、余計なことはすべきではない。と思ってきました。笑点の大喜利もたまに見るくらいで(反応の速さ、頭の良さは際立っていますけれども)。
今回、国立演芸場の千穐楽で鹿芝居を見れて良かったとともに、こういうのもあって良いのではと思い直しました。しかも、馬生師匠が力を入れているものだと知って、尚更応援したくなりました。そして、馬生師匠しか率いる人がいないのかも知れないというのは、悲しい事です。
鹿芝居の演目らくだは、話の流れだけで単純に笑わせてくれました。
馬生師匠のネタ出しは、なるべく都合をつけて行くようにしています。初日の「中村仲蔵」が余りにも良かったので、翌日のチケットも速攻で買いました。「百年目」、こちらは初めて聴くネタだったせいか、ごく普通に聞こえました。もちろん聞いてよかったのですが。馬生師匠のネタ出しがなかったら、鹿芝居は見ていなかったかも。とにかく三年ぶりだということで、おめでたい❗️
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