心を守る方法
お久しぶりのnote記事です。書くことがなかったというより、手が回らなかったというほうが正しいかもしれない。継続して定期的に記事出さないと、読者は増えないというのにこの体たらくです。
まず、ご報告。プロメテウス文藝部初企画、猫アンソロジーは11月中には発刊の運びになりそうです。こちらも追って記事を作成する予定であります。本日の議題はアンソロジー及び自作進捗状況ではなく、継続して書く上で、気をつけたいなと思う事。ずばり
心を守る方法
これですな。本題に入る前に創作仲間でもあります羽多奈緒様のnote記事を紹介させていただきます。
次記事以降は有料となっておりますが、興味のある方は是非どうぞ。
ここでまず声を大にして言いたいのは
「褒めて貰えないからクレームをつけたわけではない。評価して貰えないから傷ついたわけでもない」
こちらを読む際は、この事を念頭に置いてご覧ください。
出版不況と言われる時代ですが、作家を始めクリエイターを志す人は増える一方です。おかげさまで「ワナビ」なる嫌な言葉も生まれました。
ワナビ……want to be(なにかになりたいと志す人の総称)
私、最初これを「ワラビー」の一種かと思ってオーストラリアにいる有袋類かと思ってました。(マジな話です)
まあ、意味は後から教えていただいたんですが、ぶっちゃけると余計なお世話な下品な言葉ですわ笑
なにかになりたい
なにかを作りたい
そう考えるのは、大なり小なり、老若男女問わず「衝動」としてあるものだと思っております。それを「ワナビ」の一言で括って揶揄するって嫌ですねー。
そんな話題はともかく 、昨今流行(?)の小説養成講座、有料添削、指導しますよ云々etc.……
増えましたなー 頼りたくなる気持ちは正直よくわかります。
私も小説を書く人間ですが、小説に限らず創作って基本、一人で構築する孤独な作業。途中
ほんとにこれでいいのかな?
これおもしろいのかな?
この表現で伝わるかな?
迷うこと無限大。袋小路か出口がない迷路に嵌まることもしょっちゅうでございます。そんな時に目に付くのが「小説養成講座」や「有料添削サービス」です。
とびつきたいよね
誰かに教えて欲しいよね
だがしかし! ちょっと立ち止まって考えよう
小説要請講座って、基本商業デビューをされている作家先生が指導されているケースが殆どです。学ぶ要素は多々ございますし、先生方のアドバイス指摘が間違っているとは言いません。
ただ講座が多すぎて何が何やら状態でとても選べる状況ではない。
添削指導と言いながら罵詈雑言を言われただけで終わったケースもあれば、とりあえず褒められたけど「あ、この人読んでないね」って丸わかりなケースもありました。
受講生一人一人を丁寧に指導するなんて無理な話でしょうが、それでも雑な扱いを受けることがままございます。
受講者は小学生じゃないんだから、とりあえず叱り飛ばして叩き折ればいいってものではない。
受講料を支払う以上、関係性は対等であらねばならない。
受講者、指導員双方に尊重がなければ、成立しない問題です。
質疑応答が制限されていたり、改善点の指導要項がないなどははっきり言えば論外です。
トドメ刺されたくて受講料払う人はいないでしょうに……。
と、いう経験を散々したので、小説要請講座なるものや「有料添削サービス」を私は敬遠しております。
良い話を書く人=素敵な指導者にならないのは世の常であります。
ここでいう「素敵な指導者」は褒め上手という意味ではありません。
・費用に見合うアドバイスをしてくれる
・駄目な箇所とそれについての改善点/または改善要項を指導してくれる
この二点がクリアされないなら講座なんて受ける意味がないのですよ。
なので、小説講座なるものを敬遠している私が言うのもなんですが、以下の点を先にセルフチェックするように心がけております。
・該当講座から出ている書籍または商業作品をチェックして、惹かれるものがあるかどうか?
・どのジャンルに特化しているのか? などの質問に回答が来るのかどうか?
・情報がオープンにされているのかどうか? (見学が可能かどうかとか)
・なぜ受講したいのか?
・受講する事で何を改善したいのか?
などなどを先に確認するようにしております。
○○(どっかの講座名)はダメだしがきつくて云々
○○(どっかの講座名)はすっごい褒めてくれるよ!!
ぶっちゃけると、どっちも要らないんですよ……。
費用に見合うかどうか?
この一点だけなんです。
褒めてほしいのでも、貶されたいのでもなく、フラッシュアップする方法を知りたいのですよ。
きついダメ出しの中にも拾うべきものは確かにあります。でもね、自分の心が弱っている時にそんな火中の栗を拾うようなマネはしなくていいんですよ。
ほんとに大事なら、必要な時に必要だと思う人が貴方に伝えてくれます。その言葉が心に届かないのは「今は違う」からです。
これは過去に私が言われたことですが
アドバイス助言を捨てる勇気を持ちましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?