海乃 眞著作紹介
無料投稿サイトを利用して自作小説を公開しておりましたが、自分の手元に紙で残した欲求が勝ってしまい、投稿サイトを引退(?)して、Kindleから電子書籍とペーパーバックをセルフ出版しております。
自己満足の世界ですね(笑)。 でも楽しいです。と、いうことで、前回Web投稿作品をおまとめ記事にしていたのですが、やり直しということで「海乃 眞」名義の電子及びPOD作品の一覧となります。
ルーサ戦記 アスランの子①
オリエンタルベースの架空世界、歴史上空白とも言われる「青銅器時代」。この時代にもしこんな国があったなら? という妄想の産物。
架空の大陸イルドゥシア大陸、そこにあるルーサ砂漠地帯。そこには砂漠の民、ロタンが棲む。彼等は国を持たず、大国シエラによって東西に分断されていた。西ロタンを束ねるアーシェラは今は亡き偉大なる父、アズイール・アスラン・ホルスの意志を継ぎ、東西の和睦を目指す。
アーシェラが砂漠で拾った奴隷、剣闘士として東の大陸から海を渡ってルーサに来たレオン・ブレイド。本編のもう一人の主人公になります。
二巻以降も鋭意(?)執筆中です。Kindleアンリミテッド対象にしておりますので、会員の方なら無料で読めます。興味があれば是非お立ち寄りください。
ちなみに海乃は基本、このシリーズしか書いてません(笑)。
ルーサ戦記外伝 名もなきもの
アーシェラの父、偉大なる獅子王アズイール・アスラン。ホルスの治世を少年ムスタファの視点で描く。
アスラン本編にも登場しますムスタファは、アーシェラの貴下で働く軍団長です。元々孤児だった彼を、アズイールの右腕ムラト・フツルバが見いだし、ホルスの里に連れ帰るところから物語が始まります。
誰からも顧みて貰えない子どもが初めて手を差し伸べられたら、どうなるでしょう? その手を掴めるのか? 拒絶するのか?
また、差し伸べるほうも子どもが受け入れるまで待てるのか?
変化するムスタファの心情をベースに、砂漠での生活ぶりや文化など、それにアスラン本編で触れられなかったおじさん達のバックグラウンドをとりあえず書きたくて書いたので、満足してます。
こちらネクパブ経由してますので、アンリミ対象外となります。
北方戦記 北の獅子1
こちらも同一世界のお話になります。舞台は変わって東の大陸ユースティリアの北、雪と氷に閉ざされた北方領域。
主人公はルーサでおなじみレオン・ブレイド君、彼の幼少期から青年期に入るまでを描く予定です。
北方領域に攻め込んだ東の大国ピスト共和国。そのピストと相対するのは、北の英雄、ヴィクトール・ブレイド。レオンの義父になります。
ヴィクトールとともにピストとの戦いに身を投じるレオン。
一つの国が抗い、滅びるまでの記録。
ガチガチに戦記を書きたかった。負けたらどうなるのか? なぜ抗うのか? そういう事を自分なりに考えながら書いております。おかげさまで遅々として進みませんが(笑)
これ本当に消耗するんです。こちらは完結までWeb公開を継続したかったのですが、諸々(社会情勢などなど)の要因により書くモチベが維持出来ず、マイペースにじっくり向き合いたいって感じでKindleから電子書籍/POD出版に踏み切りました。
ルーサ戦記シリーズの一部ですが、切り離しても単体で楽しめるようにしているつもりです。おっさん好きな人にはこちらオススメでございます。
短編集-和-
Web時代に書きためた短編を三編収録。
「白の童歌」
短い作品ですが、内容は濃厚。
露骨な描写はございませんが、性描写が若干ございます。話をかなり盛ってますし、これは創作(作り話)ですが、幾つかの因習をベースしてします。この話のラストに希望を見いだすか? 絶望を感じるかは人それぞれでしょう。
「産屋の杜」
あるおとぎ話をベースにしたホラーを書きたかったんですが、正直怖くはないです(笑)
登場人物全員打算的というトンデモ胸糞にはなったと思います。
「藤の杜」
個人的にお気に入りです。
口減らしの為、神の棲む杜に捨てられた茂平。茂平を見いだし、育てたのは(あやかし)達だった。
人ならざる者と人である茂平の心の交流記。
ラスト、人として生きる為に茂平は杜を出るのですが、杜で過ごした数年間。それが彼の人生においてどういう意味を持つのか?
変わる者と変わらない者。交わる筈のない者が混じり合い、幸せに平和に過ごせたら素敵ですねって感じで非常に楽しかった。
以上、現在公開中の四作品となります。
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