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第2回 ReMindしよう!あなたはどんな人?本当の“私”を理解するために…

いつの世も人々のストレスは、人間関係が原因になっていることが多いですよね。家族、親戚、友人知人、職場関係、そしてSNSでのつながりetc.

「人を知る」には、まず「自分を知る」ことがスタートになります。しかし頭で分かっていても、なかなか冷静に自分と向き合えなかったり、人に図星を言われて腹が立ったり、傷ついたりと、なかなか面倒。

しかし「自分を知る」ができれば、自分を自由自在に変化させ操ることができるので、幸せに生きる上での強力な武器となるのです。

この機会にセルフモニタリング(客観的に自分を見てみる)してみましょう。そのための基礎知識として、今回は「気質」「性格」「人格」について分かりやすくお伝えしようと思います。

気質(気性)とは英語で「Temperament」(テンペラメント)、ラテン語が語源で、調節する、音楽の平均律(テンポ)などの意味合いがあります。そして気質は生まれながらの素質、先天性のものであり、遺伝によるところが多かったりします。

気質を変えることは難しく、私たち人間はこれを背負って生きていくわけです。しかし自分の気質を理解しコントロールできれば、本当に生きやすくなる。まさに自分のテンポを調節するということですね。

例えば、温厚、短気、気が荒い、臆病、おっちょこちょいなどがありますが、親御さんと似た気質が思い当たる人も多いのではないですか?

次に性格ですがこれは英語で「Character」(キャラクター)、語源はギリシャ語で彫刻、刻み込まれたものという意味であり、育った環境や経験で刻み込まれていく後天的なものになります。

性格は気質のように生まれ持ったものではなく、その人の価値観、感じ方、行動など成長過程で刻まれた性質なので、年齢を重ねながら変化していきます。

例えば、優しい、意地悪、前向き、悲観的、フレンドリーなどがあり、これは育った環境や経験した出来事、出会ってきた人々からの影響が大きいのです。

子どもの頃と大人になってからを比べると、随分性格が変わったと感じる友達などはいませんか?

最後に人格ですが、英語で「Personality」(パーソナリティ)、語源はラテン語のペルソナであり、これは劇で使われていた仮面のことです。生まれ持った気質の上に、様々な経験によって刻み込まれた性格が積み重ねられます。その総合的なあなた、あなた自身、あなたの人生を演じているあなたそのものが、人格ということなのです。

この違いを知って、自分はどんな人間なのか、親とどこが似ているのか、長所と短所はどこか、これまでの人生でそれがどう変化してきたか、書き出してみるのはどうでしょう。

私は、私のことが好きですか
私は、私を大切にしていますか
私は、私の未来を信じていますか

2021年は人と向き合う前に、まず自分と向き合い、自分を幸せにしませんか。

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