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第49回 プロコナオコ流★オンライン講座ジプシーにならないための心得…中編
その講座の受講料はあなたにとって、
高いですか?
安いですか?
そしてその費用は、どうやって捻出しますか?
無理し過ぎずに(少しの無理は励みになることもありますが)、自分が自由に使えるお金の範囲の中で支払うことができますか?
例えば生活費を切り崩してとか、家族にバレないようにとか、借金をしてとか…まだそれが自分の判断であれば自己責任、ある程度納得はされていることでしょう。しかし、
「今、無理をしてでもこの講座を受講することで、あなたの未来がひらけます!」
「借金したお金が、必ず増えて帰ってきますよ!」
「今ここが、がんばり時です!!!」
「ご家族も理解してくれる結果が出せますよ!」
なんて言われて何十万円、何百万円の受講料を支払わせるということは、もうそこでそのインフルエンサーは、あなたのことを真剣に考えてくれてはいないということだと、私は思います。
そしてはっきりした言葉ではなくても、同じ立場の受講者や先輩からの同調圧力、強迫観念、そして冷静になったときに自分自身が感じる恐怖感、焦り、不安などには、何かの意味があるのです。自分の直感を信じること、自分の心の言葉に耳を傾けることで、自分の本当の思いが分かるものなのではないでしょうか。
ビジネス最優先のインフルエンサーは、即決することを勇気ある行動だと言わんばかりに決断を迫ります。そして支払い方法について迷っていると、何通りもの支払い方法を提案してくれます。
そのインフルエンサーの言葉と振舞いに、何か違和感があったら、それを感じた自分を信じてください。あなたの人生の責任を取ってくれない人の言いなりになってはいけない.…とは、私が自身のクライエントさんによく言う言葉です。
人間の脳の機能として、心を寄せ、配慮の範囲が及ぶ最大人数は150人と言われています。これを『150の壁』と呼んでいます。ということは、人間はそれ以上の人数の人の痛みを感じることは、できないということなのです。
なのであなたが、自分は何百人、何千人という受講生、オンラインサロンのメンバーの中の一人であるということを自覚、把握した上で、過度な自己顕示欲、同じ立場の受講生に対する対抗心や敵対心を出さず、あくまでも自分自身のためにその学びを活かすのだという思いでいれば、その学びはいつか実を結ぶときが来ると私は思っていますし、実際そういう人をたくさん見てきました。学んでいる自分を客観視できる能力が大切で、有効、有用であると私は考えています。
さて、色々なことを思いながら受講を決め、学びが始まり、他の受講生と、リアルではなくても人間関係が構築されていったとします。そこで、これもあくまでも私の持論ですので、異論反論はご容赦ください。『心理学』を志し、『心理学』を一つの自身のスキルとして生きているものとしては、どうしても色んなことを考えてしまうし、見えてしまうことがあります。
講座が始まると、まだリアルでは会ったこともない、よく分からない受講生から、様々なアプローチが来たりしませんか。例えばFacebookの友達リクエストが、挨拶やメッセージ無しで突然送られてくるとか、受講生自身も何かのコンテンツを持って仕事をしている場合は、その講座への無料でのお誘いや、登壇するシンポジウムなどへの参加をお願いされるとか…
断る勇気、嫌われる勇気がある人はなかなか強いのですがねぇ、まじめで人にやさしくて、空気を読める人ほど、これで困っていたりします。
「誰とでも仲良くする必要はない」これは私の持論です。
あくまでもあなたが向き合うべきなのは、その講座の主宰者、あなたが魅力を感じたインフルエンサーであり発信者なのです。その人から何かを受け取ることに、全力を注いでください。
またまた、To be continuied.
http://casadelpapa.net/