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第10回 すべての出逢いは妙、自分にとっての「手放す」と「受け入れる」のタイミングを逃さないように…

 皆さんには、こんな経験がありませんか?仲良しだと思っていた人、信じていた人が突然態度を変えて、最終的にはあなたから離れていった。それはあなたにとって思いもよらなかったことで、とてもつらく悲しかったという経験。

 仲がいいということは、あなたのことをまぁまぁ近い距離で見ている人ですよね。そしてあなたが信じていたということは、あなたはその人に心を開いていたということ。大して仲がいいわけではない人が、あなたの悪口を言ったり、何か攻撃のようなことをしてきたとしてもそれは怒りとなり、ある意味パワーの源となったりもするわけです。

 しかし、自分に近いと思っていた人にそれをされると、私達の心のダメージはとても大きく深く、それを修復するには大変な労力と時間が必要だったりします。一生、心の傷となって残ることもありますしね。

 実はこれ、その人がこの世に生まれてあなたという人に出逢って、あなたにプレゼントするものがもうなくなった、あげ尽くしたんだと思ってはどうでしょう。その人は、これまであなたと色んなことやものを共有してきた人かも知れません。でもね、もう底が尽きてしまったんです。そしてわざわざ悪態ついたり、嫌なことをしたりして、あなたの心が離れるようにして、「もうお行きなさい。」と言ってくれたんだと…

 その人は、もう心の扉を締めてしまった。じゃああなたは次の扉を見つけ、それを開けて、新しい、いや再会の場合もありますが、違う世界、段階に行くタイミングなんだという風に考えてみる。それはチャンスであり、もう少しがんばってみたらどう?と言われているということかも知れませんよ。

 思い返してみてください。そういう人は一緒にいながらも、

なんとも言えない違和感がなかったですか?
あなたが、相手に合わせてはいませんでしたか?
小さな我慢を積み重ねてはいませんでしたか?
そしてあなたは、相手の短所を愛せていましたか?

 私は、あなたのことを大切に思ってくれる人には、これが当てはまらないように思うのです。本当に長いお付き合いになる人というのは、お互いの長所も短所も愛おしく、時々腹が立ってもおもしろく感じることができ、何よりあなたのことを大切に思い、そう接し、そう扱ってくれます。ただの役割としてあなたの前に現れた人とは、いつかさよならするときが来るんです。ご縁で再会することがある人もいますが、その時は、お互いが必ずステップアップして出逢うもの。

だからね、何も悲しむことは無いんですよ。
元気を出してくださいね。 

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