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一生に一度の大恋愛に胸を焦がしたい。

 みなさんには好きなひとはいますか。大切なひとはいますか。この人のためなら命も惜しくないと思えるひとはいますか。忘れたくても忘れられないようなひとはいますか?

 中学生の頃、当時ガキンチョだった僕は好きな人が出来ると告っては振られ、好きじゃなくても勢いで告って振られ、本当なにがしたかったんだろう。同級生の皆様におきましてはただちに忘れていただくようよろしくお願い致します。

 中学3年生の頃、友人にこんなことを話した記憶があります。

 「恋人って友達の延長線上なんじゃないん?」

 返答は確か「なら付き合う意味ってあるん?」だったはず。だよね?

 今年で4年を迎える彼女がいます。一緒にいてくれて本当に嬉しいし、ありがたい。とても幸せです。
 彼女の一番の魅力は“嘘がつけないこと”
 顔にすべての感情が出てしまうので空気を読んだり、機嫌を伺う必要がないのがとても気楽で心地いいんです。

 別に今回は惚気を書こうとしている訳ではなくって、ここから本題。 

『恋愛としての好きと友人としての好きって同じだよね?』ってこと。

 前提として僕が人を好きになる時って、心の壁が打ち解かれたときなんです。めっちゃちょろい。その人のこともっと知りたい、話したいってなるともう好き。

 言い訳がましいけれど、この好きって恋愛感情とは別なんです。というかそもそも恋愛感情に乏しいというか。いま恋愛感情について書こうと思ったけどわからなすぎて書けない。どちらかというと好奇心、興味に近い気がします。みんなそれぞれ個性的で魅力的でそれぞれが沢山いいところを持っている。そんな一人ひとりが好きなんです。付き合いたいとかそんなんじゃなくって、性別云々の前にあなたのことが好きなんです。

 そもそも付き合った先に何も求めていないです。人として好きな人と一緒にいられるってだけでいい。男女問わず。女性としか付き合ったことがないのですが自分のことをバイセクシュアル、もっと言えばパンセクシュアルと自認しているのはこの為です。結婚に憧れもありません。子供については養子を受け取る選択肢だって存在して、言い方悪いけど、犬だったり猫だったり、愛情を注ぐ対象は子供である必要はないはずだから。

 (一度燃えるような恋がしてみたいと、胸を焦がすような大恋愛をしてみたいと常々思っていました。けれど、僕はそれができるタイプではないと最近になって気づきました。ありがとうございます。)

 つくづく恋愛に向いていないなって思います。みんなに好きって伝えたいって言ってるやつ、普通に恋人にしたくないもん。いいように言ってるけど、軽口野郎でしかないもん。

 性別にとらわれず、自分の素直な感情を相手に伝えたい。そう考えるとたまに、女性として生まれたかったと思う時があります。もっと言えば子供のままでいたかった。男女の関係とか一切無縁なあの無邪気な"好き"。天衣無縫をモットーに掲げているのですが、それは子供の純真さを失いたくないっていう意味なんです。純粋な愛情を求めてしまうのはアダルトチルドレンも関係あるのかな?なんでもラベリングしてしまうのは良くないか。

まとめ

 僕ね、今まで関わってきた人全員のことが忘れられないんです。決して友達の多い部類ではないんだけど、少なからず仲良くしてくれる人がいて、ふとたまに、もう連絡が取れないことが悲しくなる時があるんです。きっとその人たちのことが好きだから。幾分美化されている部分もあると思うけど、あなたのことが好きです。出会ってくれてありがとう。一緒にいてくれてありがとう。今会ってどんな話ができるのかな。わからないや。密かにここから、あなたのご活躍をこころよりお祈り申し上げます。

 今現在、仲良くしてくださっている皆さんへ。本当にありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう!
 いくら感謝の言葉を述べたって足りないや。そのくらい嬉しいです。好きです。できればこれからもよろしくお願いします。大男に好かれるってどんな気持ちがわからんけど。
 
 P.S 彼女につい先日、「魁星くんって猫のフリした犬だよね」って言われました。それだけです。皆さんにもバレてたらちょっと恥ずかしい。

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岩上魁星(IwagamiKaisei)
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