AIとは…??
こんにちは!せりです!!前回まではプロジェクトに参加している高校生18人のことについて2回に分けて書いてきました!今回はこのプロジェクトでも活躍したAIについて書いていきたいと思います!!
AIとはArtificial Intelligenceの略で、人工知能のことです!
*人工知能(AI)とは何か
人工知能研究者、研究機関によってその解釈や認識に多少のずれがあるから、現段階では人工知能について厳密な定義というものはまだ定まってないんです。なので今回は辞典と人工知能学会が示しているものを紹介します!
まずは辞典によると、
人工知能とは、人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう。
さらに、人工知能学会が示す答えとしては、
まるで人間のようにふるまう機械を想像するのではないでしょうか?これは正しいとも、間違っているともいえます。なぜなら、人工知能の研究には二つの立場があるからです。一つは、人間の知能そのものをもつ機械を作ろうとする立場、もう一つは,人間が知能を使ってすることを機械にさせようとする立場です。そして,実際の研究のほとんどは後者の立場にたっています。
だそうです。
*人工知能(AI)とロボットの違い
そもそも、私自身人工知能(AI)とロボットが違うということは知っていたのですが、何が違うのかわかっていなかったので調べてまとめて見ました!
人工知能はいわゆる人間でいう「脳」であり、ロボットではありません。現状、工場などで稼働しているロボットはプログラムなど外部情報の入力があって、それにあった動きを実現しているだけなのです。
つまり、既に組み込まれたプログラムの中で思考することはできても、プログラムの外のことに関しては、対応することができないのがロボットなのです。そして、人工知能(AI)は「自ら考える力が備わっていること」です。つまり、一度作ってしまえば、人間の手を離れても自発的に発展していくのが「人工知能(AI)」ということです。
だからロボットと人工知能の違いは「自ら思考する能力が備わっているかどうか」ということです。
*人工知能の種類
人工知能は「特化型人工知能」と「汎用人工知能」の2つに分けられます。
特化型人工知能
特化型人工知能とは、一つのことに特化した人工知能を指します。
例えば画像認識や音声認識 といった技術や自動運転技術やPONANZAなどの将棋AIも特化型人工知能と言えます。現在では、人工知能関連の研究のほとんどがこの特化型人工知能の研究になっています。
汎用人工知能
汎用人工知能は、簡単に言うと、「なんでもできる人工知能」です。
特化型人工知能は一つのことしかできませんが、汎用人工知能は与えられた情報をもとに自ら考え、応用することができる人工知能のことを指します。人そのもののようなふるまいをする、といったイメージです。
汎用人工知能が完成した時、シンギュラリティが起きるといわれており、汎用人工知能が人間最後の発明になるとも言われています。
弱いAIと強いAI
人工知能は他にも「弱いAI」と「強いAI」に分けることができます。
これらの言葉は哲学者のジョン・サールさんによって作られた言葉であり、彼は強いAIについて「正しい入力と出力を備え、適切にプログラムを与えられたコンピュータは問題を本当の意味で理解することができる。それは人間と同じように意識・思考を持っている」としています。
鉄腕アトムやドラえもんは強いAIともいえます。
それに対して、弱いAIを意識・思考を持たないAIとしています。特化型人工知能と同じように、現在開発されている人工知能は意識を持っているものはなく、弱いAIに分類されます。
シンギュラリティ
汎用人工知能のところに出てきたシンギュラリティについてです。「シンギュラリティ」または「技術的特異点」とも言います。
人間を超える知能をもつ人工知能が発明された時のことを指します。人間が人間を超える人工知能を発明することができたということは、その人工知能は、さらに賢い人工知能を生み出すことが可能になると考えることができます。つまり、とてつもなく高い知能をもつ人工知能が開発され、人間には到底想像も出来ない人工知能がどんどん生み出されて生活が一変すると言われています。
未来学者のレイ・カーツワイルさんはシンギュラリティが 2045年 に到達すると予想しています。
*最後に
今回わからない所とか調べながら書いたりしました!調べてみて、やっぱり難しいなって思ったけど、AIとかにも興味はあるので、調べたり書いたりしてるときとても楽しかったです!!次回もAIについて書いていきたいと思います!!