ベルリン移住完了仮祝いをした

なんだかんだと移住が終わったんだか終わっていないんだかの状態が続いている。なぜかというと、まだ全ての家族が揃ってはいない。妻の実家には、ダックスのるか、ソマリのるーにー、コガネメキシコインコのシトラ、ニホンイシガメのあんこが移住できずにいる。全てわたしたちの子供達なので、誰一人として置いていくつもりはない。しかし、今の状況で動物の移動という理由だけで人間が行き来するわけにもいかず、シトラとあんこは貨物で運ばなければならないのだが、現在は生き物の輸送は取り扱っていないそうだ。つまり、現在は手詰まりである。人間とパグだけでも一旦移住できただけでもよしとしている。

先に預かってもらっている子供達の話をする。毎週実家とはFacetimeで近況報告をしている。これは6年くらい前から続いている習慣で、元々は宮崎から東京に行った娘と話をしたいだろうなと思い、実家で私が一通りセットアップしてきたものだ。やはり、世界がこういう状況では心配であったのか、毎週のMTGよろしく習慣となっているので親心としてはとても助かったそうだ。現在はお互いの近況だけではなく、わたしたちの子供達の近況についても教えてくれる。テクノロジーの進化というのはいい面もあれば、悪い面もある。結局のところ、全ては使う人がどう使うか次第だと思わされる。

さて、本題に入る。昨日の夜に妻と二人で移住完了祝いをした。ベルリンにある日本料理屋さん、厳密に言うと宮崎料理屋の「ichi」さんに行ってきた。オーナーは宮崎市出身ということもあり、チキン南蛮や鹿児島産紅ハルカの焼き芋に同じく宮崎出身の妻が肯いていた。チキン南蛮以外にも所々に宮崎を感じる部分があり、刺身の醤油は甘い。日本人でも九州醤油を経験したことがない人がichiさんに行ったら、ベルリンの醤油は日本と違って甘いのかと勘違いしてしまうかもしれない。ちなみに、ベルリンの醤油はキッコーマンの普通の醤油で、大体のスーパーにも置いてある。他にもランチのテイクアウトでは、肉巻きおにぎりやサラダ巻き、お弁当には飫肥天まで入っている。私は東京出身ではあるが、宮崎愛が強い人間なので、今度宮崎について勝手に語る日記でも書きたいと思う。

それではみなさん、よい週末を！