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作り続ける日々の楽しさと苦しみ
しばらくnoteも書いてなく、黙々と色々なものを作り続けていました。
私は、本職のエンジニアやデザイナーだけではなく、自分自身でもサービス提供をしていたり、従業員は私だけの自分の会社をベルリンに持っています。
サービスリリースまでの流れを公開することによって、自分でビジネスを立ち上げようか検討されている方や、これから会社を立ち上げようとされている方の参考になれば幸いです。
また、今後も1〜2ヶ月ごとに新サービスをリリースしていく予定ですので、私のnoteでその過程や考えていることなどを公開できればと思います。
このnoteの趣旨
私は、日記と感情記録がiPhoneでできる「Action Diary」というアプリと、既に知り合っている人と想いをマッチングする「ビッテ」という2つのサービスを現在展開しています。
これらのサービスをリリースしたり、運用するにはどのような事をしたのかをこの記事では紹介することによって、ご自身が考えているサービスでの参考になれば幸いです。
1つずつある程度の細かい粒度でお話しできればと思いますが、非常に膨大な量になってしまうため、まずは「Action Diary」の工程概要をご紹介したいと思います。
次回以降に「ビッテ」やノーコードを利用した現在製作中のアプリについてや各工程での詳細もご紹介させていただき、色々なサービス構築方法を知っていただければと思います。
それでは、「Action Diary」の工程をご紹介をさせていただこうと思います。
Action Diaryの機能と行ったこと概要
このアプリのコンセプト
毎日自分を改善していけるような日記アプリ
サービス内容
iPhone, iPad、Apple Watchで動く日記と感情の記録アプリ
初期開発期間
約1ヶ月 (その後運用開発)
作業内容
1. コンセプトからプロトタイプの作成と検証(Adobe XD)
2. 最低限のUIデザインとアイコンの作成
3. Xcodeでのプログラミングや各ツールの設定(Swift+Storyboard, iOS用内部データベース設計)
4. 各種マーケティング用準備(Firebase、ストア掲載文章、ASOツール導入など)
5. 国際化対応(日本語、英語、ドイツ語)
6. 利用規約とプライバシーポリシーの制定(英語を基準としました)
7. 全体のテスト後にリリース
8. リリース後は2週間に一度のリリースによる機能改善や追加
苦労したこと
概要で結構多くの作業内容があることがご理解いただけるかと思います。本職を毎日8時間以上やりながら、1ヶ月でリリースするには「やること」と「やらないこと」をきっちり明確にする必要があります。一番最初のリリースとしては、
「最低限の機能でリリースして使ってもらうこと」
に主軸を置いています。そのため、デザイナーでもありながらも製品としては残念なデザインでリリースせざるを得ない、エンジニアとして恥ずかしいコードにならざるを得ない等々、個人的にはとてもストレスのかかる作業になりました。しかし、しっかり作り切ったところで需要がないサービスを作ってもただの徒労に終わってしまうことが考えられるため、まずはリリースをすることが大切だと考えています。3ヶ国語で提供していますが、翻訳についても同様で、各言語でおかしな表現や違和感のある表現は多く見つかるかもしれません。しかし、本当にいいサービスであれば、ユーザーのみなさんは意味が通じればある程度使ってくれます。使ってくれる人が増えたら、初めてそこに工数やお金をさいてしっかりしていくようなイメージです。
一つだけ注意点として、
「個人情報の保護やセキュリティは一切妥協してはならない」
という事だけは常に心がけています。折角私の作ったサービスを使っていただける方に、個人情報の漏洩などご迷惑をかけてはならないと考えています。それを明確にするためにも、プライバシーポリシーや利用規約などはしっかりと明記させていただいております。
最後に
大雑把にしかご紹介できなかったのですが、まずは市場に出すこと、そして改善し続けることが大切と個人的に考えております。1ヶ月でリリースができるのは、個人のスキルセットややりたい機能が大きく関係していると思っていますので、無理をせずにみなさんそれぞれのペースで行われる事をオススメします。
詳しく詳細を知りたい、わからないことがあるから質問したい、この記事についての感想を送っていただける場合は以下のGoogle Form(匿名可能)から送付していただけると幸いです。
また、是非とも「すき」、「フォロー」もよろしくお願いいたします。
次回はバックエンド開発とiOS, Androidの両プラットフォームへリリースした「ビッテ」の工程概要をご紹介したいと思います。
紹介させていただいたアプリ
「ActionDiary」 iPhone, iPad, AppleWatch
「ビッテ」 iPhone, Android (現在は日本のストアのみで提供)
謝辞
タイトルのイラストはみんなのギャラリーより拝借しております
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