助成決定&コラム
---What's new---
<第二回公演を助成して頂きます>
Project NAKA第二回公演は公益財団法人 朝日新聞文化財団さまの助成を受けて公演することが決定しています。助成先一覧がこちらに公開されています。
---Column---
今回はヴァイオリニスト犬嶋仁美さん。インタビュー形式でお送りいたします。第二回公演ではVol.1とVol.4に参加予定です。
ーProject NAKAへは2回目のご出演となりますが、前回のProject NAKAでの感想をお聞かせください。
前回は代役で思いがけず出演させて頂きましたが、ダンサーと無伴奏バイオリンのコラボレーションという珍しい演奏会でした。個人的にバレエを始めとするダンスを見るのが好きということもあり、いつかダンサーとコラボしてみたいと密かに夢を描いていたので、異分野と触発しあう時間はとても幸せでした。
ーコンテンポラリーダンスとのコラボレーションにおいて、犬嶋さんにとってなにか新しい発見はありましたか?
バッハの無伴奏パルティータとバルトークの無伴奏ソナタを演奏しましたが、この二曲はどちらもバイオリン一本で多声部を弾き、楽器と奏者の限界に挑戦するような、難易度の高い作品です。その上でさらに、表現方法に基準を持たないコンテンポラリーダンスと共演したことで、1人で演奏していた時よりもずっと音楽がリアルに、鮮明に感じられました。ダンサーの上田さんの身体の動きから、それまで見えなかった音楽の側面が見えてきましたし、耳で感じる音の波動と目に見える身体の動きの波動とが相互に刺激しあう有意義で創造的な空間でした。
ー2度目の参加で楽しみにされていることは何ですか?
前回は演奏者が私1人だけでしたが、今回は何人かの演奏家とご一緒できるのが楽しみです。
200年以上前に作曲され、これまで何度も世界中で演奏されたモーツァルトの作品など、今回の企画でどんな可能性を見出せるのか、室内楽のハーモニーと異分野との融合、世界観をその日いらっしゃるお客様と楽しめたらいいなと思います。
ー普段の音楽活動の様子を教えてください。
フリーランスの演奏家として、オーケストラや室内楽のコンサートで弾いたり、レコーディング活動、挙式・イベント演奏を行なっております。最近は同年代の作曲家、ゲーム音楽の作曲家の作品を初演する機会も増え、今後もチャレンジしていきたいです。
ー音楽以外に大切にされている活動はありますか?
多国籍の人々と交流することが好きで、コロナ禍で機会が減りましたが、企業等で来日した外国人のアテンドを時々手伝ったりします。あとは走ることが好きでつい先日、皇居ランデビューしました。一緒に走ってくれる方、募集中です!笑
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