【難経レッスンweb講義】Lesson 31 十七難の①
病人には治療をしても死んでしまう人がいたり、治療をしなくても治る人がいたり、長年治らない人がいます。
死んでしまうもの、治りにくいもの、治りやすいものは、脈診で知ることができるでしょうか。
脈診で病気の予後が分かるか?
⓪治療をして治る
①治療をしても治らず死んでしまう
②治療をしなくても治る
③治療をしても長年治らない
この問いに対して、まず「ことごとく知るべきなり」、つまり「すべて知ることができます」と答えています。
以下、病証の例をあげて、その病であれば「当然こうであろう」という順の脈証と、それとは逆の脈証をあげています。
つまり、順の脈ならば治る、逆の脈なら治らない、ということですね。
問いにあるように細かくは分けていませんが、脈証と病証を見比べて、逆順の程度をもっと詳しく分けることができたら、予後ももっと細かく知ることができるでしょう。
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『難経レッスン』(医道の日本)の著者、大上勝行による難経のweb解説。
https://note.com/projectk/m/m2e10737b8f10
※「難経」のさらに詳しい解説は、にしずかラボ 『讀解「難経本義諺解」』へ
https://nzlab.net/%e8%ae%80%e8%a7%a3%e9%9b%a3%e7%b5%8c%e6%9c%ac%e7%be%a9%e8%ab%ba%e8%a7%a3/
<大上勝行の著書>
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<NISHIZUKA LABO>
『図解よくわかる経絡治療講義』の著者、大上勝行による電子研究所。
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