自分のオールで舟を漕ぐ
こんばんは、Project NAOKICHI 尚吉管理人のNaoです。
Project NAOKICHIは、30代のみなさまとともに、
家庭・職場以外の第3の居場所(サード・プレイス)を創り、
家と仕事場との往復だけでは出会うことのない人や、
新たなモノコトとの触れ合いを通して、
生活のすきま(余裕)を獲得していくプロジェクトです。
このNoteでは、時々迷いながらも、
しっかりと自分の足で人生を歩んでいる人達の経験や葛藤を
リレー形式で紹介していきます。
ただし、尚吉の管理人である私NaoとTakaも、
時々つぶやくように記事を書きますので、
お付き合いくださいませ。
尚吉の活動内容もこちらで記録します。
さてさて...
今日の記事のタイトルは私の大好きな漫画「着たい服がある」のセリフから持ってきたものです。
ロリータファッションが大好きな主人公が、
初めは周りの目を気にしながらも、
素敵な人達との出会いを通じて
自分に自信を持つようになるストーリーです。
年間100冊は漫画を読むNaoが、
自信を持ってオススメする漫画なので是非読んでみてください!
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人生は海です
その海をみんな自分の小舟で進んでいく
本来その小舟は自分でオールを漕ぐものです
でも人間は弱い オールをこぐことに疲れてしまうこともある
時には目の前にある大きな船にロープで引っ張ってもらいたくなる
たとえば組織に所属すること
芸能人を応援すること
恋人や家族と過ごすこともそうでしょう
ですが大きな船が一生その小舟を引っ張ってくれるとは限らない
ある日突然大きな船が動かなくなることもある
そもそも小舟の望まないルートを進むともある
そういう時引っ張られていた小舟の人たちは
ついつい大きな船の文句を言ってしまいます
自分が前に進まないことを
組織や芸能人や恋人や家族のせいにしてしまう
そして自分の小舟の進路を大きな船に委ねてる人達はやがて
その大船が信用できるのかどうかばかりを過剰に気にするようになってしまうんです
(「着たい服がある」4巻より)
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みなさん、自分のオールで舟を漕いでいますか?
このセリフを読んだ時、もう、グッサリ心を刺されました。
私は現在の仕事(環境コンサルタント)に就く前に、
JICAの青年海外協力隊と大学院留学を経験しています。
これだけ見れば、自分のオールで
舟を漕いでいるように見えるかもしれません。
でも、振り返れば、何度大きな船にすがろうと思ったか。
いや、実際にすがった。笑
三白眼とよく通る声のせいで、自信たっぷりに見られがちなNaoですが、
実際は自己肯定感が低く、泣き虫で、不器用です。
新卒採用の面接でも、協力隊時代に現地の同僚と大喧嘩した時も、大学院で先生にエッセイを酷評された時も、泣きました。(辛い)
今も、仕事に忙殺されたり、職場の人間関係に悩んだりしてますし。
いっぱいいっぱいぶつかったり、葛藤しながらも、自分のオールで舟をこぐ。
忘れたくないこと。忘れてはいけないことだなと思います。
さて、今日のところはこのあたりで失礼します。
みなさんがよく眠れますように!
この記事のタイトルは、私の大好きな漫画「着たい服がある」