起業部生に聞いた「プロジェクトN」活用法とは? N/S高起業部 特別インタビュー
はじめに
投資部、政治部、eスポーツ部、研究部…。N高・S高・N中等部には象徴的な部活が沢山あります。今回注目するのは「N/S高 起業部」の皆さん!プロジェクトNでも目立っている方々が、複数人所属しています。そんな起業を目指す(or起業を実現した)生徒の皆さんは、プロジェクトNをどのように捉え、どのように活用しているのでしょうか?
もしや「簡単すぎる」なんて思っていないのでしょうか?起業に繋がるスキルは身についているのでしょうか?そんな疑問を解決すべく、特別インタビューをしました。プロジェクトNを活用する心構えのヒントになるかもしれません。
N/S高 起業部生
酒井さん(京都CP)、松尾さん(心斎橋CP)、志立さん(大宮CP)
※3月後半に実施。構成は変えています
参加初期のプロジェクトは悔しがりながら成長した
-まずは、印象に残っているプロジェクトを教えていただけますか?
酒井:印象に残っているプロジェクトが2つあります。1つは、ジョンソン・エンド・ジョンソンが参加してくださった『ヘルスケアゲーム制作プロジェクト』。僕はその時初めて(難易度が高い)βのクラスに参加しました。
酒井さん紹介:家族のスケジュール共有アプリを作っています。このアプリで「日本中の家族を幸せにする」というビジョンで起業。このnote記事公開時点で、ご卒業
酒井:そこでαクラスとβクラスの違いを知って…。「全国のキャンパスに、こんなにレベルの高いプロNをしている人達がいるのだ」と、驚きました。そこから約半年間、なかなかβで結果を残せなくて悔しい思いをしていた時に、メルカリさんコラボ授業の『20年後の価値交換を考えるプロジェクト』で初めて全国発表に選ばれて。そこで、結果を残すことができました。この2つが印象に残っています!
酒井:それまで、京都キャンパスは全国発表に選ばれたことがないので、本当に夢のような出来事でした。めちゃくちゃ、嬉しくて。キャンパスみんなで盛り上がりました!
-全国発表に選ばれた要因を、どう分析していますか?
酒井:そこに至るまでのプロジェクトは、良いサービスを作ろうと考えすぎていたのだと思います。課題を見つける前に「世の中の人は、こういうのが必要なんじゃないかな?」という仮説を立てていました。
それに対し、メルカリのプロジェクトの時は、チームのメンバー内で実際に悩んでいることがないかを聞いて。その時に「ペットを亡くして悲しい」という話があったんです。それを解決するサービスを考えようとなって。ストーリー性があったために結果を残すことができたと思っています。
▼メルカリ本社プレゼン。酒井さんが役員の皆さんに遠隔で発表する様子
志立:私がβになって初めての授業は『スマート×ストリートプロジェクト』。それが、凄く印象に残っています。理由としては、そもそもαクラスの授業でさえも1回しか受けていなくて、プロジェクトNそのものに慣れていない状態だった為です。
志立さん紹介:学生向けのインターンサービスを作ろうと模索中。起業に向けたビジョンは「中高生にとっての学びの機会の多様性」。大宮CP所属
志立:長期間…そして、自分で決めて考えていかなきゃいけないことが多いプロジェクトを、初めて経験しました。凄く成長を感じた部分も多いし、思い通りにいかないことも本当に多くて。プレゼンテーションも初めてで、慣れない中でやっていて。本番は、思い通りに喋れないことにもなって、悔しい思いをして、印象に残っています。
志立:もう1つ印象に残っているのは、木曜プロN。2020年春に実施された『N高アニメーションを作るプロジェクト』。「楽しかった」というのが素直な理由なのですけど(笑)
志立:木曜プロNは(毎回テーマが変わる中で)「普段、自分ではやらないでしょ?」ということを真剣にやってみる経験が凄く多い。そういう経験を通して、新たに、自分の中では見つけられなかった学びが得られているのが面白く、印象に残っています。
補足:木曜プロジェクトは、スキルや知識を、1ヶ月ほどで身につける短いプロジェクト。過去のラインナップはこちらのリンクを参照。ちなみに、志立さんは、『ドラゴン桜2』6巻をパワーアップして再現した「読解力」の木曜プロNでも全国発表していました。バーチャル桜木先生が登場する授業。株式会社コルクの編集者・佐渡島社長に、遠隔で直接フィードバックを貰っていましたね!
松尾:一番最初にβクラスになったが、昨年の『SDGsグッズ制作プロジェクト』でした。βの授業では、マネジメントの担当をするようになりました。
松尾さん紹介:起業部の活動は悩みを対象にした事業。「悩みを解決するためにはどうすれば良いのか」を1から考え直し、悩みに対する社会の価値観を再提起しようと考えています。心斎橋CP所属
松尾:マネジメントという意味では、直近で1-3月に行ったキャンパス合同の『伝統芸能プロジェクト』で、マネジメント力が向上したのかなと思います!プロNは、メンバー次第では難しさが変わります。今回の『伝統芸能プロジェクト』の場合は、全国横断のプロジェクトだったので、事前アンケートで「やりたいこと」「持っているスキル」を分けた上でチームが組まれ、メンバーのバランスがとれて、ちょうど良かったと感じています。
-なるほど。プロNでは、どんなマネジメントを意識していますか?
松尾:最初に「どんなチームメンバーがいるか?」という把握から始まります。さらに「今回のプロジェクトNでの授業制作をしている教職員の狙いは何なのか?」を考えて。最後は「じゃあ、この能力をアップできるよう、このメンバーはこういう立ち回りができるようにしよう。ここは僕がカバーしよう」という考え方で進めています!
プロジェクトNの経験が起業部に繋がっていく?
-マネジメント力の他に、プロNと起業が紐付いていることはありますか?
志立:私は「起業部に入りたい」と思った時から「ビジネスプランを立てていく」ことを意識していました。その中で、プロNでの、企画の出だしからプレゼンテーションする段階まで持っていくという経験がすごく役に立っています!
志立:プロNでは「大枠のテーマ」がある程度決まっている状態で、アイディアを出していく。そして、良くしていく。チームメンバーと協力して、最終的に誰かに伝わるようにしていく…。これは、起業部にも共通する部分があります。
志立:プロNでの小さな経験を積み重ねていったからこそ、人に伝わることとか…。起業部に入る為の審査の準備にも、直接的に役に立ったと思います!
▼『農業遺産のミライプロジェクト』で、農水省さんや、広告代理店の方々に向けて、プレゼンする様子
志立:私は今、起業部では2人で活動しています。チームの中でのコミュニケーションがどんどん偏ってしまったりとか…。「なんとなく慣れてきて普段と変わらずにやっていけばそれで良い」みたいな感覚が少し出てくる部分もあるんですけど…。そんな中で、プロNでの、新しいメンバーとのコミュニケーションやアイディア出しで「起業部の自分のチームにも役立てていけるのではないか?」という視点を持ちつつ進めています。そんな風に、起業部の活動にも役に立っています!
難易度は難しい?ちょうど良い?
-プロNの難易度をどう感じますか?普段から社会に紐づく大きな「挑戦」をしている皆さんにとって、「お仕事体験」のプロNは簡単なのか否か…。
酒井:僕の場合、毎回プロNの設定は「超難しい」と感じています。普段自分がやっている活動は、自分が興味を持っていて、自分がそれを実現したくて動いている。なので、どうしても偏ってくるというか…似たようなことばかりを勉強してしまう。
酒井:それに対して、プロジェクトNは、2-3ヶ月の周期でテーマが変わっていくので、「やっと、これについて詳しくなったのに!」というタイミングで、また次の新しいプロジェクトが始まることを繰り返していく(笑)。自分の中では「やっとこのレベルにまでなったのに、また1から始まっていく」と、難しく感じています。
-確かにどんどん変わりますからね。「未来テクノロジー(メルカリ)」「高架下都市開発(JR東日本都市開発)」「農業遺産(農水省)」「伝統芸能やWEBテクノロジー(林家たい平師匠・吉田兄弟さんら)」…。
酒井:でも、その分、また楽しんでやれますし、本来であれは知る由もないような分野をプロジェクトNを通して知れる。そういった「価値観が広がる」と言う意味で、プロジェクトN は自分に役立ってるなと思います!
松尾:プロNは、毎回レベル設定が違うように設計されていると思っています。プロジェクトごとに「生徒がどのように成長して欲しいのか?」という狙いが違うので
松尾:例えば、『伝統芸能プロジェクト』だったら、他キャンパスの生徒との交流をしながら、初めて会った人とでも回すようなコミュニケーション力の向上が、最大の目的だったりするのかな?と感じます。
志立:プロN自体のテーマの難易度は、グループメンバーによってバラつきがあると正直感じる部分はあります。ただ、レベルが「難しい」とか「簡単」とか感じつつも、どのプロジェクトの難易度も良いなと思える部分が凄くあります。
志立:それは何故かというと…。例えば、難しい時は、与えられた課題を「どうクリアしていくか」というところに重点的に考えます。マネージメントにまで余裕がないから「どうクリアしていくか」ということに一生懸命になる。
志立:逆に、簡単かな?と思う時は、一旦クリアできるような成果物ができてから「どうブラッシュアップしていくのか?」「派生してどう繋げていくか?」という部分に着目して、プロジェクトを進めていける。これが、凄く自分にとっては学びになったと思っていて。だから、難易度が難しい時も簡単な時も、違う学びが得られる。色んなプロジェクトに対して、それぞれ良い面があると考えています。
全員が「実行委員」!?伝統芸能プロジェクトの試行錯誤
-全国横断の『伝統芸能プロジェクト』は、いかがだったのでしょう?
松尾:実行委員長を担当しました。全体を統括するポジションでしたが、その中で、意識したのは「一番目立たない実行委員長」になろうということ!
補足:『伝統芸能プロジェクト』の詳細・枠組みは、インタビュー記事もご参照ください
松尾:具体的には、私以外にも同じチームに実行委員がいるので、そのメンバーに(演劇・音楽などの)各部門の把握をお願いしました。各部門のメンバーと実行委員で情報共有をしていただきつつ、その情報を私がいただいて、システム的にオーダーを出していく進行でいました。
松尾:プロジェクトの中では、全体を俯瞰する人間というのが必要ですが、プロNの経験が少ない1年生と、プロNが今回ラストの3年生には、できるだけ数字や成果が目に見えるポジションについていただきたくて…。今回2年生の私がこのポジションにつきました。なので、そういう意味で、プロジェクトを、システム的にうまく進行していく技術が『伝統芸能プロジェクト』は一気に伸びたと感じています。
▼松尾さんが中継で発表する様子
志立:難しいと感じたのは大人数でコミュニケーションを取ること。少人数でもコミュニケーションを取るのが難しいのに、Slackでしかほとんどコミュニケーションがとれないので、実行委員として進捗確認をしっかりやっていきたい中、そういう部分が難しかったです。
志立:そんな中で、私は色々とサポートの役割をしていったのですけど、部門ごとの意思決定を聞いた上で、どういうサポートをしたら良いのかを一歩引いた目線で見ていく…。難しいけど、成長できた部分だなと思います!
酒井:実行委員を担当しました。今回はオンライン開催ということで、なかなか離れているので盛り上がらないというのが課題としてありました。そこで、盛り上がるものはないかと考え、朝プレゼンというのをやりました。
酒井:これは、もともと京都キャンパスで実施していたイベントです。自分の好きなことや、プロジェクトを発表して、「この人ってこんなことをしている人なんや!」っていうのをそこで知ってもらう。会話作りの導入として、朝プレゼンを導入しました。これによってキャンパスの垣根をこえてみんなの距離が縮まっていきました。後から思うとやって良かったなと思います。
-酒井さんの動きが素晴らしいと、担当の先生が話していましたよ!
酒井:有難うございます。他の実行委員の方に支えてもらっていたので感謝しています。
-林家たい平師匠ご来校日の中継で、プロN運営が、β対象の生徒全体に、心構えのメッセージを出しました。あれは、生徒の皆さんから「酒井さんがグループ内で言ったことを、全体に話した方が良い」と進言されて、実施したのですよね
酒井:キャンパスごとに校風みたいなのがあると思うんですけど、各部門に分かれて作業しているときに「ALとかβとか…授業の概念に少しズレがあるんじゃないか?」と感じたので、僕が朝プレゼンの時間を使って話をしました。僕の思っているAL生から、みんなの思っているAL生になった、という感じです!
▼酒井さんが中継で発表する様子
主体的に動くため、生徒発の意識改革
松尾:プロジェクトNも起業部もチームがあって、スケジュール管理やモチベーションの維持に、尽力しています。あまり自分一人で動けるタイプではなく、メンバーの力を頼る形にはなりますが、そのメンバーが120パーセントの力を出せるように意識して、毎回のプロジェクNに参加しています。その上で、プロジェクトNというのは主体的に動く必要がどうしてもあると考えます。
松尾:どういう主体性が必要かいうと「やる気がある・やる気がない」だけではなくて「どういう意図でプロジェクトに参加するのかを意識する」ということ。例えば、振り返りの時に「これができなかったから、次はここを向上させよう」「30人チームの中でうまく潤滑油のように自分が回すようになろう!」みたいなのを一人一人意識する。自分の中での主体性とは、こういう意識を持つことを指します。これに紐づいて、プロジェクトNの意識改革に取り組んだこともあって…。
-素晴らしいですね。その意識改革はどう進めたのでしょう?
松尾:先生に企画書を提出しました。それが通ったので、プロNの授業の中で…。具体的には、毎回の授業の振り返りや導入があるタイミングで「今回は、このコンセプトで、こういうことをしようね」と全員に直接投げかけたり…。同じチームのメンバーには、毎回フィードバックのタイミングで「今回ここはできたけど、できなかったところがあると思うので、次回は、できなかったところを伸ばそう」「できたところをもっと伸ばそう」というのを、一人一人に直接投げかけたりしました。
最も成長する、プロNの活用方法は?
-後輩や、起業に興味がある読者に向けて一言お願いします!
志立:起業部に入る・入らないに関係なく、色んな活動を通して得た気づきをアウトプットすることが重要だと思っています。それに、プロNが最適だと考えています。何故かというと、短い期間の中で、色んな行程をどんどんつむことができ、さらに何度も繰り返すことができる機会はなかなかないと思うからです。
志立:起業部は、良い意味でも悪い意味でも、責任が重かったり、巻き込むことが重かったり、一人に対する責任が大きい部分があるのですけど、逆にプロNであれば学校の授業なので失敗しても全然大丈夫だと思いますし、それで許してくれないという人は基本的にはいないので(笑)
志立:どんどん、自分が得た気づきを試してみる場と捉えてもらって。失敗する・失敗しないを考えずに、自分の学びになりそうなこと・自分ができないことを、どんどんチャレンジする場として活用すれば良いのではないかと思っています!
松尾:プロジェクトNを、ただ受けるだけではなく、自分の(起業に向けて)活動しているプロジェクトに反映させることは大事ですね。「悩みを減らしたい(という自身の起業のビジョン)」をベースに課題を解決して…「じゃあここを解決させないと」と再確認できる。プロNと起業部のプロジェクトを重ね合わせながら、自分のスキルだったり価値観・認識を広げるというのが、最も効率よく成長できる方法なのではないかなと思っています!
酒井:個人的に、起業を目指している人こそプロNに積極的に…主体的に取り組んでほしいと思っています!その理由は、自分のプロジェクトが一人で動いていても、チームで動いていても、いずれ、学校外で弁護士さんであったり司法書士の方とやりとりとするというのはいずれやってくると思うからで。プロNの中で、チームで活動することや、人とコミュニケーションをとる力を育むのが、起業するときに改めて役立つんじゃないかなと思っているからです。
酒井:例えば『伝統芸能プロジェクト』みたいにキャンパスの垣根を超えて初めて喋る人とやるというのは、凄く難しいと思いますが、そういう時こそ積極的にチャレンジしていって、そういう力を身につける場として活用してもらうことが良いのではないかなと思います。
松尾:プロジェクトNは、スキルアップに凄く力を発揮すると思っています。「スキルアップ」と聞いた時に「N高に入りたい」と思っている人は、デザインや、プログラミングとかにいきがちです。でも(プロジェクトNで学べる)スキルはそれだけじゃなくて、大人スキル。例えば、コミュニケーション1つにしても、凄い重要なスキルです。
松尾:その上で、プロNを始める前に、「今自分には何が足りていないのか?」を確認したりとか、「こんなところを伸ばしたい」と思っていることを、一度まとめてもらって。これが、起業に興味ある・ないに関わらず、プロNを受ける形としても最も自分のスキルを効率よく伸ばせる方法だと思います。
プロジェクトNと起業が紐づいた、今後の抱負
-最後に、今後の抱負や、起業について教えてください!
志立:(起業部の活動の文脈では)「学びの多様化」というビジョンを重視しています。どういうことかというと、一般的な高校やることは、勉強と部活だけで終わりというか…それを中心にやっている方が凄く多いと思っていて。
志立:ただ、その中でも高校生が学びを得られる機会って本当に沢山あると思いますし、学校という小さい中だけで学びを得るというのも勿体無い。「その人に合っていない場合もあるのではないか?」という疑問から立てたビジョンです。
志立:プロジェクトNは、そんな私の感覚とマッチしていて。一般的な高校には、なかなかないような授業なんですけど、自分の中で学べたことは凄く多い。自分の新たな視点を発見できたりとか、それこそ、今回のプロジェクトでというと伝統芸能に興味を持つなんてことは今までなかったので、学びになることが沢山ありました。自分の中で経験して、自分の中で学ぶことを楽しむことで、起業部での活動にもつなげていけたら良いなと想いでプロNに参加しています。ぜひ、私の起業部の活動でも、生徒たちが主体的に学びたいことを学べるようなサービスを作っていきたいと考えています!
松尾:僕は「悩み」に関するビジョンがあります。なので、どんな悩みを持っているのかデータを集めるのは勿論、「その悩みというのはどうやったら解決していくのか?」というのを考えていくことを、日常の中で行なっています。
松尾:その中で、プロジェクトNに活かせる部分は大きくあります。プロNは、課題が「困っている人やこと」に設定されていることが多い。困るというのは、悩みに直結すると思っているので、毎回のプロジェクトで「どうやったら解決できるんだろう?」と考えながら進めていきます!
酒井:僕は今、家族向けのスケジュールアプリを開発しているのですが、今このアプリを開発してるは、あくまでも自分が叶えたい夢の手段でしかないと感じています。夢というのは、「日本中の家族を幸せにする」ということなんですけど、家族の幸せって必ずしもこれというものがなくて。
酒井:勿論、多様性があって良いものなのですが、だからこそ、自分が高校生の間は、自分と同じ同年代の人にヒアリングができたりとか、自分の親世代に親を通してアンケートを拡散してもらったりして、いろんな世代の人から意見をもらっているのですけど…。
酒井:これからアプリを開発していく中で、もっと沢山の人の考えを知っていきたいなと思っているので、将来的にはプロジェクトNとコラボして「家族の幸せについて考えるプロN」というのができたら個人的には嬉しいなと思っています。今まで、OBの方がプロNの関わることって無かったので、今後関わることができたら嬉しいです!
-嬉しい言葉ですね。皆さん、有難うございました!
終わりに
インタビュー中に「これは起業部生の特徴かもしれない?」と思ったことが2点あります。1点目は、これまでのプロジェクトN noteインタビューよりも、ご自身の考えを沢山かつ整然と語っていた点。文字起こしだと伝わりづらいかもしれませんが、圧倒されました。2点目は、ただプロジェクトNを受けるだけでなく「どう活かせるか/どう意識するか」を強く意識していた点。これが、今回のnote記事のタイトルにも繋がりました。今後も、生徒の皆さんの活動に応用できる授業を目指して、精進します。
祝!酒井さんが起業に成功
インタビュー後、酒井さんは無事、起業に成功。夢の手段の一つを、有言実行ですね!通過点とはいえ、おめでとうございます!
▼昨年の秋頃に見せていただいた資料
▼こちらをご覧ください。まずは、リンク先を辿って、是非、使ってみてくださいね。
▼起業部の情報はこちら
▼過去のインタビューはこちら
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