対人関係構築の土台石【認知活動】
先ず人間と認め、認め合う心と活動!
日常生活上のお付き合いや触れ合いで、
大切なことは互いを一人の心の有る人
「人間として認め、認め合う」ことです。
その円滑な人との関り繋がりに基礎は
心の認知活動である「認める」「認め合う」
の気持ちと言行・態度です。
対象となる人を先ず「認める」ことを態度
に表し言葉を発する前の、自分自身の心
の持ち方や取組み姿勢が基本ベースです。
人々が先ず、
人としてお互いが「認め、認め合う=認知」
ことの気持ちのキャッチボールをスムース
に出来る社会であれば人としても、社会人
として成してはならない、悲しく辛い事件
や犯罪はもっと少なくなると信じます。
この認知=「認める」心身の活動は、
お互いが認め合い認識することに繋がり
そして様々な「犯罪・「DV・いじめ」など
人としてあるまじき行為を減らします。
この互いが人として認め、認め合う活動は
一人の社会人の対人関係力「心の礎」であり、
無くてはならない大切な心得と活動です。
📚辞書検索【認める】
見える、気付く、判断する、
よいと評価するとあり、
1.目にとめる。存在を知覚する。
気付く。
2.見て、また、考えて確かに
そうだと判断する。
3.正しいとして、また、
構わないとして受け入れる。
4.能力があると判断する。
5.気をつけて見る。じっと見る。
・・・・・とあります。
さて、
おもてなしや接客の場で大切な客人
への心の篭った接客には、触れ合う
お客様や相手を一人の人として認め、
認め合うことなしでは伝えられません。
例えば、挨拶時、
「こんにちは」と言われるより
「○○さん、こんにちは」と言われると、
自分の名前を付け加えて言って貰うと、
とても嬉しく気分が良いです。
お店や会社、施設などの通路で、
スタッフが壁側に沿って端を歩いている
のを見ると
【この○○は、対象者を自分達の糧と
受止め大切な人と捉えている】
と自然に感じます。
そして心や生活の糧であるお客様など
の対象者を謙虚にリスペクトし感謝の
気持ちで立てる心身の活動は
「お客様(対象者)を先ず人と認め、
おもてなしをする第一歩」です。
同時に下図の柱は、
普段の生活でもこの意識は必要不可欠な
心身の活動であり、対人関係の礎(土台石)
と意識する人が心豊かに生きる知恵です。
『あり難い』=感謝の言葉「ありがとう」
はお客様へのお店(会社)の姿勢の現れです。
日々、
ごく身近で些細なことから「認め合う」癖を
付けて人として「認知の気持ち」の大切さを
意識した心身の活動をしましょう。
お客様から
『君が居るからこの店に来るんだよ』
お店(会社)から
『○○さんの存在は大きい』
仲間から
『○○さんだから出来たんだね』
などと言う、
「認められる」ことで心に生れ湧き出る、
計り知れない超大な心のエネルギーは、
一人の人間として感情を揺り動かす感動
余韻を互いが味わう為にも必要です。
🔴認める・褒めるは「先心後技」で
「認める・褒める」は、
“先ず、相手を思い遣る心”
があって初めて生かされる。
人を認め、褒めることは本気で真剣に
相手を考える心と洞察力、思い遣りと
配慮=気遣いの心身の活動が必要です。
中でも、
褒めることは状況によっては本心から
言ったとしても中々素直に受入れられず、
心にも無いことをヨイショしているから、
お世辞を言っているのでは、また、何らか
の見返りが欲しくて心にも無く褒めている、
などと誤解されないか?
と考えてしまい伝えられない場合もあります。
また、対人関係で、
相手を否定すると、たちどころに非難合戦
になってしったりすることもあります。
相手と出会い触合う時いち早く相手の表情
(目・眉間・顔全体・口元)を見てその人の
気持ちを察知(洞察)し相手の気持ちを慮り
気配りすることであるとも言えます。
そしてそれは、
思い遣りの心溢れる柔らかな口調(温もり)
や優しい表情で言い表すことも出来ます。
最近多く使われるメールなどにおける
デジタルの場合、相手の感情や表情が
見えないので言いたい放題に言っている、
との印象を相手に与える危険性もあります。
感謝や御礼、謝りの謝意を伝える場合は、
文字だけでは、こちらの心からの謝意の
気持ちが伝わり難いのでリアルな声や礼状、
御礼の品などの使い方にも配慮しましょう。
また、
自分の志・信念や主張が10割正しい
と思ってもある程度は相手の良さや
活動内容を認める広い気持ちが必要です。
今のネット社会の世渡り術は、
まず相手を認め、受入れ、理解し、
褒めることかも❓しれません。
「そうですね」と共感したり。
「私もそう思う、しかし・・・」
などと相手を一度受入れ互いが居心地良く
自分の意見が自由に言い合えると言うこと
にもリアルに表れます。
それは、
相手を「思い遣る心」や安心感、リスペクト心
が自分の中に根差しているからです。
ポジティブな人はやる気に満ち溢れて、
自己解決を努め、不平不満や批判を
話す時などは、積極的に明言素言葉を
用いその訳(理由)や改善方法もきちん
と伝えることが肝要です。
喩え嫌いな人であっても、
「嫌いな人は運命の人」と先ず意識して、
自分の無い良いところを探し認めたり、
褒めたりするように心掛けることです。
また、
相手を「重視」している意識を謙虚さ、
敬意表現、感謝の表現伝達します。
一方では、
その場の空気をよくする方法の一つとして、
褒める、認める心身の活動があります。
人は、自分可愛さがあり、認めて貰う、
褒めて貰うと言う事にとっても敏感です。
ですから、
どんな些細なことでも認めて貰い、
褒められたら嬉しいものです。
自分の部下の良い処を覚えメモしたりし、
その場面に当たったら、すかさず褒める。
このようなことは、結果や成果として
ビジネスの場やおもてなし・接客サービス
の場などリアルに目に映りません。
ではどうすれば、よいのでしょうか?
そのためには、その活動や行為を
積極的に認める、見つけ出すことです。
誰かが、認めてくれていることを
自覚出来れば、やる気が出るはずです。
それは「認める」=「褒める」この二つの活動
を積極的にすることちょっとしたことでも
「大変だね」と一声をかけたり、「頑張れ」と
激励するのは簡単に出来ます。
触れ合う相手や仲間と心身共に正対し、
良いところをすぐに見つけ出したり、
褒めたりするのは本当に難しいです。
また、時には
照れくさかったり、おべっかだと
思われないか不安になり考えます。
例えば、
スタッフが少しでも良いことをした、
頑張っているなと思ったら直ぐ褒める。
褒められる=認められる=結果の形
として顕れます。
人間は、褒めることで育つと言われます。
ごく稀に叱咤激励されて伸びる人も居ます。
しかし、叱咤激励されて伸びる場合は、
ハングリー精神・負けず嫌い精神と言う
強靭な信念、プライドを実体験した自信
を伴う必要性があります。
自分を含め個々の個性を大切にし、認め、
褒める活動でモチベーション(やる気)を
上げると言う、自分の生きて行く上での
技術(テクニック)として伸ばすことです。
褒めるポイントは、
ただ漠然と闇雲に褒めるとなんだか薄っぺら
で軽い表現としてしか伝わりませんので、
本人も多少自負している良い処のポイント
を見付け、表現伝達することが大切です。
言い換えるなら、
褒める技術というよりも他者ときちんと
正対し向合い、他人の良い処を探し見出し、
表現伝達するスキルが大事なのです。
シャイな日本人は、
どうも「褒める」心身の活動が苦手な人種で
中々口で言うほど簡単ではありません。
このような「認め、褒める=認証のスキル」は
自分を「認め褒める技」を伸ばすことから始め
そして最も大切なことは、
『自分の心に嘘をつかず、言い訳をしない』
ことを心掛けることです。
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