“御縁”に大切な「感謝と礼」の表現
【会縁期縁】
📖会縁期縁(≒愛縁機縁)
※読みは共に(あいえんきえん)
この会縁期縁は、自作四文字熟語です。
合縁奇縁(愛縁機縁)の持つ意を【一期一会】
と合体させ『会縁期縁の熟語』を作りました。
📖四文字熟語「会縁期縁」の解説
古より、日本に伝わる「一期一会」の持つ心、
「こうして出会っているこの時間は、
二度と巡っては来ない一度きり、
だからこそこの一瞬を大切に思い、
今出来る最高のもてなしをする。」
と言うことを御縁に置き換え頂いた御縁は、
〇生涯自分を心身共に育んで導いてくれる人
〇自分を支えてくれ生かし(活かし)てくれる人
〇様々な人としての多くの魅力を備えた人
〇心から頼りに出来、愛し愛せる人
〇人としても互いが信頼の絆を創れる人
〇平らな気持ちを備えた誠実で寛容な人
このような人との貴重な出会いの御縁は、
一回限りこれで最後になるかも知れない。
こう言ったことを確りと自覚認識して、
天から与えられた貴重な
一つひとつの御縁を大切にする。
※合縁奇縁(愛縁機縁)≒会縁期縁と古からの教え。
【意味】
縁と言う不思議な人生の巡り合わせを表す。
仏教で日常の善悪の行いや心掛けを因果
と言い、それは原因とその結果という意です。
この因果と一緒に使われる、
自業自得は、自分の良し悪しに関わらず
行った=「業」の結果を自分自身が
受けなければならない「自得」と言うことです。
日本の昔話に、
善いことをすれば善い結果が得られ
悪いことをすれば、悪い結果に現れる、
自分の幸、不幸の運命の
原因は自分の行い依ると言うことを表す
因果応報、自業自得の教えがあります。
この一例として、
先年の東日本大震災の被災地などでは、
食事中のレストランから飛び出たお客が、
しばらく後、お金を払いに来たとか、
店員のいないコンビニの商品をレジに
お金を置いて持って行ったと言う日本人の
行動が海外では奇跡的と報じられています。
その根底には、誰が見ていようが見ていまいが
自分のした行いの結果は、
必ず自分に返って来ると言う
仏教の「因果応報・自業自得」の教えが
根付いているからではないか?と思われます。
また、この世の現実存在は総て、
姿も本質も常に流動変化するものであり、
一瞬とも同一ではない。
と言う「諸行無常」の教えも、
この合縁奇縁(=愛縁機縁)
と関係する言葉と考えられます。
【類似語】
📖『縁は異なもの、味なもの』
※男女の縁はどこでどう結ばれる関わらず、
不思議で面白いものであるということ。
縁は異なもの。(顔と同時に縁に同じものはない)