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心の基礎体力テキスト-№3

心の基礎体力のある人

心の基礎体力

心の基礎体力の強い人


スポーツ競技のアスリート・メダリスト、
様々な方面で成功を収めた人達、
社会から高い評価を受けている企業人、
国内外のスポーツ界やエンターテナー
と言われ芸能界で活躍されている人々
に共通するのは強い「心の基礎体力」を保有し、
確りとしたビジョンを掲げ挑戦し続けていることです。

先年の東日本大震災や原発事故の被害を
受けた多くの被災者の中にもおりましたが、
突然の出来事や災難・苦難を落ち着いて
冷静に受け止め次の行動に移せる人がいました。

このような人に出会うと、
人として必要なライフスキルの中の
一つとも言えるE.Q(自己認識力)、
即ち、以下のような「心の基礎体力」
を保有していると受止められます。
過去テレビで話題の「半沢直樹」と言う
架空の人物もその一人だと思います。

🔸「自分の苦境や問題は、自らが解決出来る」
🔸「他者に気遣いや心配をかけない(自立心が強い)」
🔸「いつ何時でも心身の姿勢が正しい」
🔸「人としての仁、礼節と義を備え持つ」
🔸「揺るぎない自信と信念を持ち、それを貫ける」

🔸「感謝の心とその表現力≒有難い気持ちを持てる」
🔸「誠実さ≒真心を以って人に接しられる」
 (自らをひけらかせない)
🔸「平常心≒平静心・冷静沈着さの保有」
🔸「寛容さ・寛大さ≒忍耐力・許容範囲を弁えている」
🔸「ポジティブシンキングをしている≒前向きな意識の保有」、

🔸「自制心を持つ≒モラルの高さ」
🔸「判断・決断力がある」
🔸「適時適切に自制が出来る」
🔸「様々な誘惑に打ち勝てる」
🔸「様々な煩悩に負けず、克服出来る」

🔸「自分自身の感情を制御、統制する力(自己統制力)を備えている」
🔸「他者を大切にし、思い遣れる優しさ≒利他心の保有」
 
(頼りがいがある)
🔸「人としても社会人としても、
  強い責任感の保有≒役割の自覚と認識」

  (義務感≒責任感がある)
🔸「人の痛みを自分自身に置き換えて思考出来る」
🔸「何人、何事にも立場転換意識を以って当たれ行動出来る」

🔸「自らの心を動機付け出来る」
🔸「やる気が漲っている≒頑張れる」
🔸「他者に安心感(安全)を提供出来る」
🔸「苦境に在っても、決して弱さを見せない」
🔸「苦難や障害に対する実行行動力≒実践力がある」
🔸「どんなことにも挫けず、果敢に挑戦し続ける
  チャレンジ心を持つ」

  (自らを追い込める)

🔸「自己犠牲心≒奉仕の心とその何気ない
  発信や目立たない活動が出来る」
🔸「自らの能力を自覚し、足りないことは自分自身で補える」
🔸「自らの可能性を信じ、謙虚に人の意見や思いを受け入れられる」
🔸「ひた向きに物事に打ち込める」
🔸「自らの力を正しく理解認識する」
🔸「自分と向き合うことから逃避せず、
  自らの心と言動を、振返り指させる力を備えている」


このような人の持つ様々な能力は、
以下のE.Q(心の知能指数)の五項目に当て嵌まります。

💟E.Q(心の知能指数)

1.自覚認識力E.Q☞自己認識力


 =自分の本当の心(気持ち)を尊重し夫々の保有能力自己表現伝達力
  などを自覚認識した上で、自らの意識や心が
  納得可能な決定や決断を下す能力

2. 自制力(自己規制) E.Q☞自己統制力


  =自らの自我や煩悩、自己顕示の衝動を制御し、不安や焦り、
   怒りなど心のストレスの源となる多様な感情や情緒を
   制御する能力

3.プラス志向力E.Q☞動機付け

 (ポジティブシンキング)
 =目標(課題)の未達や追求に、こと半ばで挫折などしても
  決して後ろ向きにならず、別の方向へ思考を切り替えつつ
  自らを励まし勇気づける能力

4.思い遣り(洞察・察知力)E.Q☞共感能力

 =他者の気持ちや意識を自らが察し、
  感じ取れる共感共有出来る能力

5.協調性(コミュニケーション力) E.Q☞社会的スキル

 =組織や集団の中で調和を保ちながら協力、
 奉仕し合える様々な社会的な能力

このような能力を、
自分自身がどの程度保有しているのか?
これを知ることにより自分自身の
本当の心(気持ち)が良く理解できる、
と共に客観的に自分を捉えて見ること
(自らを指差すこと)が出来るようになれます。

この自らの心身を動かす力を発揮出来る人、
即ち「心の基礎体力」のある人と受止めます。

「心の基礎体力」を持つ為には、
冷静に自らを指さすことにより
「自らの心」を知り、認識し、
その心に見合ったある程度の重さの
負荷や義務意識(≒責務・役割)を自覚する
と共に、足りない「自らの心」を補うための
意識付けをすることが必要とされます。

それでは、自らの心に自分で負荷を
 かけるにはどうすれば良いのでしょうか?


そのためには、日々成すべき仕事(役割)認識、
素直さと誠実な態度で間違いなく熟すこと。

日々の仕事とか日常生活上の対人関係は、
自分の意志や思惑通りに行かないことが殆どです。
ですから、自らの役割を認識して行う仕事は、
強い心の体力や免疫を作る為の最も適した
「心≒フィジカルのトレーニング」になります

この心の基礎体力が充分に備わっていれば、
何かが自分の身や関わる物事に起こった時も、
自らを信じ、否定せず生きて行くことが出来ます。

「心の基礎体力」とは、人としての心の器を
形成する源(元点・原点)とも言える知情意です。

このような自らの心身を動かす力を発揮出来る人、
即ち「心の基礎体力」のある人と考えます。

前以て「心の基礎体力」がどんなことかを
知って弁えておくだけでも社会で生き抜き、
心豊かで幸せな生活を送るためにも役立ちます。

この「心の基礎体力」を知り身に着けるためには、
実社会に出る前の知識として学び知って置くか、
また、社会に出てからは知識として学びつつ、
自分自身の生活の中で体験と照らし合わせ
日々の生活で修得することが出来ます。

この「心の基礎体力」を知り身に着ける為には、
先ず人の心も言える、思い遣り、誠実、謙虚、
立場転換、感謝、奉仕、礼節、寛容さなどが、
具体的にどんなことなのかを具体的に学び
知識として理解し身に着ける心身の活動
からスタートしなければなりません。

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