挨拶力UP(1)原義の解説
一、挨拶の【原義】を知る
子供達へ【原義】の説明
純な心の子供達から
「あいさつは、どうしてするの?」
とよく質問をされました。
① 「新しい友達をつくるため」
② 「誰からも親しみやすい自分になるため」
③ 「知り合いの友達と仲良くするため」
④ 「親しい友達と心のキャッチボールをするため」
⑤ 「友達の返事から、心と体調を知るため」
⑥ 「自分の気持ち健康状態を心配させないため」
⑦ 「親兄弟への礼儀として」
⑧ 「感謝を表わすため」
⑨ 「先生などと心を通わすため」
⑩ 「自分を元気にするため」
などと、答えます。
大人へ【原義】の解説
1. 挨拶の原義の自覚
[押す、押し返す、迫る、
開く、知る(察知する)]
2. 新しい人間関係の原点
3. 人としての礼節として
4. 社会人の義務として
5. 感謝の心を現すため
6. 人間関係を円滑にするため
7. 自己表現の方法の一つとして
8. 思いやる心を現すため
9. 尊敬の意を表すため
10. 余計や気遣いをさせないため
11. 謙虚な心を示すため
12. 心の窓を開けるため・・・等々
以上のような原義は、一人の人間、
親として、社会人としても当たり前
のこととして相手を認めることです。
(注)
AIと共生が近い現代社会生活上での
リアル、メール、SNS・メッセージ
のデジタル上の挨拶無視やKS行為は、
どんな関係でも断ち切る元となると心
に確り認識しておきましょう。
若し、何らかの理由で関係を立つ場合は
無視せずに断る勇気を持ち断るひと言は
お互いが人間として認め合う基本です。
二、礼儀作法としての挨拶
🔴挨拶力の理解&修得
あなただけの魅力的な個性を表す挨拶
挨拶はカクテルで言うならジンフィズや
マティーニと同じ様に始めは簡単に見えて
中々奥深い心身の活動です。
即ち簡単に出来るように見えたり思えたり
しても奥が深く難しいと言うことです。
この挨拶行為が当たり前になっていたり、
マニュアル通りに出来ていると受止めず
自社(自店舗)自らの挨拶を振返りましょう。
挨拶の語彙は
相手の心を開き、相手の良い部分を引出す
です。
この語彙から【あいさつ】の心身の活動を
次のように覚えて行うことをお勧めします。
(あ)相手の目を見て・
(い)いつでも
(さ)さきんじて
(つ)つづけて一言
或いは、
(あ)アイコンタクトして
(い)いち早く
(さ)察知して
(つ)次のアクション
また、挨拶により自らや相手の心に生まれ、
齎す様々な要素と役目、役割をいつも認識
しておくことは心の通う挨拶に必要です。
挨拶は、
次のようなことを自分や相手の心に生み齎す。
1.創り出す・創られる、
2.出来あがる
3.繋がる
4.感じ取る・受け止める、
5.芽生える・発生する、
6.認める・認識する・自覚する・意識する
7.敬う・尊ぶ
8.人間力の発信・伝達 など
以上を表している熟語(言葉)が
*おもてなしは挨拶から
*心の触合いは挨拶から
*挨拶で心と心を繋ぐ
*挨拶は人と人との潤滑油
*挨拶はコミュニケーションの源
*挨拶に人柄が出る
◆挨拶力を身に着けるポイント
1.挨拶は能動的に行う
2.挨拶の目的別役目・役割を知る
3.挨拶に感情や心のポジションが出る
4.挨拶は相手によって合わせて十人十色
5.相手に答えさせる挨拶
6.個性に合わせた挨拶
7.他の人と一味違った挨拶
8.一歩踏み出した挨拶
9.心と印象に残り、余韻を与える挨拶
10.挨拶は自らを表現する(自らの個性を出した挨拶).
11.いつ誰に対しても変らない挨拶
12.その場の空気や温度に合せた挨拶
13.当たり前にしている挨拶を見直す
14.お迎え、お見送り時の挨拶
15.一期一会の心を伝える挨拶
以上を今の自分に当て嵌めて直すべき処は
改善し、あなたにしか出来ない魅力溢れる、
素敵で個性的な挨拶を身に着けましょう。