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社会人(大人)の品格【紳士力】


品格のマナー


※最近、社会生活で見られなくなった
 レディーファーストの態度や大人の紳士力。

 社会人(大人)の心得として身に付けて
 おくことも大切ではないでしょうか。

触合う相手や大切な人を謙虚に立て、
尊重≒リスペクトする意識や仕草さに、
紳士力の一つレディーファーストがあります。

その例として、男性が車道側を歩くことで、
事故や危険から女性を守り安心安全の意識を
生むこと、相手(女性・年長者)椅子に座る時、
男性が椅子を引いてあげる、などがあります

受け手の女性(相手)の気持ちが
エスコートして貰えて嬉しい
と言うものに変化したのか、男性(大人)が
そのような意味づけの行為したことを
加えたからか、などが考えられます。

レディーファーストに大事なのは
形式に拘らず、その心を意識することです。

そして、
それが相手を大切にし思い遣ると言う
心を生み、愛他利他の活動に繋がります。

女性(年長者)を気遣うためにする配慮
≒レディーファーストの行為(態度)ならば
それは本物の紳士の活動て言えます。

相手が着席する迄かけない、さり気なく
コートをたたむ、など何気ない行為に
貴方の「レディーファースト=フェミニスト」
意識や「紳士力」が表れ易いと思います。

マナーは紳士力

社会生活をしているとプライベートで
大切な人や友人仲間とその家族などと
出会って触合う機会が数多くあります。

そう言った時に、さり気ない配慮、
目配り・気配りや「もてなしの心」、
大人のマナーの「紳士力」が生かされ、
相手の心に素敵な印象(余韻)を与えられます。

英国を始めヨーロッパでは、
古くから人を評価する際“資産”よりも“教養”=
マナーに重きを置くと言われ、その心は日本の
文化おもてなしと共通する部分があります。

そして、その“教養”が表れるのが
「紳士力」≒“マナー”とも言え、
共に相手を思いやる活動であり、
おもてなしや武士道を大切にする
私達日本人も、歴史ある英国の
「紳士道」から学ぶことがあります。

ビジネスでもプライベートでも、
この「紳士力」から学べることはあります。
例えば、親しい相手、仕事関係の人、
見知らぬ他人でも、さらっとさりげなく
紳士的振る舞いをする人と出会うと、
そのさりげなさの中で相手(女性)を
大切にする姿勢に感動します。

老人や身体の不自由な人の重い荷物を
さっと手を差し延べ持ってくれる、
さり気なく座席を座る女性(相手)が
先に入れるように開いた扉を持つなど
と言う態度≒身振りは、誰が見ていても
当事者もとても気持ちの良いものです。

紳士的な振る舞いは、男性(大人)としての
品格ばかりか人間力も上げてくれる
大切な相手を思い遣る心身の活動です。
今は、世知が無くスピーディな時代です、
利己的な「何事も我先に」と言う方も
時々ですが見受けられます。

アフターユー」は、あなたの後でいいですよ
お先にどうぞ」、という譲り合いの心です。

👨🏻紳士力-具体例

【1】シンプルで力強いアフターユーの精神≒敬意

① 誰に対しても「お先にどうぞ」の心で接する。
 (乗り物やエレベーター・エスカレーター等)

② 電車の中では疲れていても、
 お年寄りや女性に席をさり気なく譲る。
 ※女性といる時なら、先に座らせます。

③ エレベーターでドアが
 閉まらないように手で押さえる。

④ 女性(目上・年長者)が後ろにいる時は、
 先にドアを自然に開け、まず相手を通す。

【2】歩行時は

① 並んで歩く際さり気なく車道側を歩く。
② 相手の女性(年長者)の歩くスピードに合せて歩く。
③ さり気なく大きな物や重い荷物を持つ。

【3】外出先で

① コート(上着)の着脱時さり気なく
 着脱のサポートをする。⇔相手を優先。

② 脱いだ上着やコートをさり気なくたたみ、
 持ち物もハンカチなどで覆う。

③ 恐怖と情のを上手に使い挨拶や行動する。

対人空間

📖空間管理-テキストダウロード

【4】会食の場で

① 待合せの時間、五分前に着く

② 立ち上がって迎え入れる
    (挨拶をする)

③ 飲食店や会合の場では、
    男性がハンガーにかける
 ※背広や上着を正しくたたむ
        (女性同伴時に限らず)

④ レストランや喫茶店では
  椅子ではなく、ソファー側の席を譲る

⑤ 相手が着席するまで立って待つ
 ※女性(敬意を表す相手)が部屋に
       入る時や立席時は立ちましょう

⑥ 対面テーブルで奥に座らせてくれる

⑦ 着席の際、さり気なく引いたり、
  押したりして補助する

⑧ 立席した時、
     椅子は座り易く斜めに向けて置く

⑨ エアコンの風が直接当たる席や
    出入り口付近に通された場合などは、
    其処に自分が座る。
 ひざ掛け(ブランケット)を
 借りるの行為も紳士的です。
※ブランケット
   =軽く羽織って傍観するアイテム」。
 膝掛けもブランケットの派生です。

⑩ 飲み会などで飲み物や箸、
 お皿を率先して皆に廻す

⑪ 女性や目上の方と食事をする際は、
 相手(女性)が先に一口食べる迄、待ちます。

⑫ 御馳走になった時は、支払いの際に
 「ご馳走になります」、お店を出たら
 「ご馳走さまでした」とお礼を言い、
 翌日も「昨日は(先日は)ご馳走様でした」
 と心から感謝の気持ちとお礼を伝える。

【5】公共の場での品格

① 電車やエレベーター・エスカレーターで、
 降りる時に「失礼・すみません・通ります」
 とひと言付け加える。

②不本意で失礼なことをしてしまった場合や
 会話上で意見か゜ぶつかってしまったら、
 すかさず「ご免なさい」と心から謝る。

③ 何かをして貰ったら相手に正対し
 「ありがとう」とお礼を言う。

④ 女性(目上・年長者)に何気なく手を貸す。
 ※これは足元が不安定な場所や
        狭い所を通る時に心懸ける

⑤ 背筋を伸ばし、立ち姿・座る姿をキリッとする。

⑥ 会話中は携帯電話を切るか、
 許可を取ってバイブレーターにして置く。
 ※かかってきた電話には後で対応します。

⑦ 会話の内容に合せて座る位置を変える

※大切で真剣な話はやや前の前傾姿勢、
 世間話や冗談はゆったりと座り気軽に話す。

以上のことは、
形だけでは相手の心を動かせません。

品格のマナーは、「思い遣る気持ち」
リスペクト心(=敬意表現)の心身の活動
があって初めて生かされます
。 

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