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サービス業従事者-基本心得(4)

💟心身の姿勢

取組み姿勢の基礎-心得

1. お客様はじめ多くの方に支えられている
 と言う気持ち=意識を持ち勤務しましよう。

 (感謝・恩謝と奉仕の心)

2. いつでも自然な笑顔と明るい表情、
 節度ある態度で勤務しましょう。

 (感情的になった時は鏡で自分の顔を見ましょう)

3. 言葉の意味を自覚しお客様や相手に
 伝わるように使いましょう。

 (ロールプレイで確認し合いましょう)

4. 持ち場を離れる時は仲間や
 上司にひと声かけましょう。

 (義務と責任を果たすため)

5. その日の私的な感情(気分・好き嫌い)
 を抜きにし勤務しましょう。

 (自制力と忍耐力が付きます)

6. 何時でも「見られている」意識を忘れずに勤務しましょう。
 (周りに人が居ない時に注意)

7. 解らない理解出ないことは、
 正直に先輩や上司に聞き中途半端
 にしないで自分が理解出来るまで
 しっかりと聞くようにしましょう。

 (心を開き素直に)

8. 店舗の看板(代表)としてもてなし、
 接客応対していることを自覚して勤務しましょう。

 (皆のため、自分のために)

9. お客様に対する噂話・批判・批評、
 他人の噂話・批判・批評の言行は、
 あなたの顔や意識に表れますので禁止です。

10. 一度注意や指示を受けたことは
   素直に受入れ、二度とされないようにしましょう。

  (信用・信頼の元)

11. 勤務中の私語雑談は一切禁止です。
   なぜならば公(おおやけ)の場所だからです。

 (職場のルールは自分と皆を守る)

12.仲間の目や思惑を意識しないでいつでも
  変わらぬ仕事が出来るようにしましょう。

 (自分自身の心と活動のコントロール)

13.してはいけないことや失敗した時自心を
     偽り嘘や言い訳をしないようにしましょう。

 (豊かな人間関係の源)

14.「はい」と言う承諾、認証の一言の返事
    は相手に伝わるように心を込めて言い、
 その返事に、貴方の心の表れると自覚しましょう。

 (コミュニケーションの基礎→承認欲求満足)

15. 〇〇〇したい、されたいとの欲求や見返り
      の意識は持って言行しようにしましょう。

  (先ず、こちらから与える)

16.相手の良いところ、ダメなどの否定的言葉は
 いつの日か自分に返ってくると意識しよう。
 いつも安定した心で、積極的に仕事をしましょう。
 (長所・一度は聞き入れる・公平寛容)

17. お客様にも、仲間にも、奉仕とお世話の心
   を忘れずに仕事をしましょう。

 (利他の心・敬意表現)

18. 勤務中は、従業員同士「お願いします」
 「はい」の言葉で会話をするようにしましょう。

 (親しき中にも礼儀あり)

💟心身の姿勢の礎

 心=姿勢/技=態度/体=動作(所作)

心身の基礎体力

スポーツ界でも素晴らしい実績を残し、
成長するために最も大切なのが基礎体力です。
 
その基礎体力は、
一流と言われる選手の皆さんの原点であり礎です。
人と触れ合うことが多い様々なサービス業も同様に、
この基礎体力は、大切で個々人の個性美や
統一された美しい姿、豊かな心を創り出します。
 
同時に、
自分の心と身体と真摯に向合う
こと無くして育めません。

その基礎体力には、
リアルとバーチャルの二つあります。
そして、それは個の時代である現在、
人と和し繋がりを創る対人関係構築にも
欠かせない心身の活動・取組意識です。

1、姿勢・態度・動作

 ⇔いつも見られている意識を備え持つ。
 
 仕事・職務を行っている姿勢・態度・動作は、
 いつも誰かに見られている自覚をいつも
 仕事上の意識として持つことが大切です。
 
 お客様は勿論、上司、同僚、仲間、
 部下のアルバイトなど自分が気付かなくても、
 結構見られているのです。
 
仕事以外も含めて、いつも誰かに
見られている自覚をすることが大切です。

人と接する仕事をする場合は、姿勢、態度、
動作の自己管理を忘れず職務を行うことです。

同時に、勤務中の精神管理をする事です。
特に身嗜みにその時の精神状態が現れます。

どんなに素敵で素晴らしい姿勢動作を
していたとしても、気の緩みが見られたり、
表情や言葉遣いひとつで相手の印象を
悪くしてしまう場合も少なくありません。
 
職務中は、
常に緊張感を持ち周囲への気配りと、
自分のことも管理できる余裕を持つ事です。

また、周囲の従業員の姿勢・動作・態度に
対しても注意し合う癖を身に付けることです。

みんなが互いに助け合い、補い合い、
サポートする取組み姿勢で職務を
変わりなく行うことが肝要です。

2、心の姿勢=認知承認

 他者を「認める」人から「認められる」。
 
どんな職責の従業員でも、職務を行い責任を
果たす上で大切な事は会社はもちろんのこと、
回りの仲間やお客様から「認められる」事です。

その中には、言葉で褒められることも含まれます。
体験から言葉だけでなく、無言の態度や設えの
サポート、協力などと言ったことから、
自分は「認められている」と感じるものです。

このことは、個々人の信じ合い、
認め合う心の育成と共に職務向上の
基であるモチベーション向上に繋がります。

適切な時期を捉え、思いやりの気持ちで
態度や言葉で表現してみましょう。

どんな人でも、誰かに認められていると
自覚することは大きな力になります。

3、姿勢・態度・動作の正しい基準を備える。

 あなたは、正しい基準を持っていますか?

会社、店舗で行われる定められた姿勢、
態度・動作の基準を知っておくことです。

自分たちの正しい基準を確り身に着ける
ことは生きていく上で不可欠な事です。

4、サービス従事者としての姿勢、動作。態度。

お客様に対して、常に目配りし、
お世話できる丁重な姿勢を保つ事です。

仲間・従業員に対しては、
サービス係として客席の姿勢、
待機時、通路などでの姿勢を
常にチェックして不適切な姿勢を
取っている者は直ちに注意する事です。
 
この姿勢には、
貴方とお店の『心』が表れる
と言うことを認識しておくことです。

即ちお客様に対する「心の姿勢」
が現れ出る事を認識しておく事です。

キチンとした姿勢はお客様を心地良い
気持ちにさせリピーターや余韻を与えます。
 
動作はその時の店舗の営業状況によって、
かなりの個人差・経験度の差が生じます。

動作の基本は、
いつもお客様の身になり動くこと

こちらの事情や感情中心に動かないこと。

忙しいからといって騒がしく
バタバタしたり忙しない動きは
折角寛いでいらっしゃるお客様に
不快感や不安を与えます、注意しましょう。

5、店舗(会社)の一員としての姿勢・動作・態度。

何時も一人一人が店舗の責任者としての
お客様の立場意識を持ち冷静沈着に行動し、
皆の先頭に立つように心がけます。

前にも記しましたが言葉遣い、
態度にお店の『心』が表れます。
お客様に対する心の態度が出ます。

特に社員、責任者の態度は不思議と
お客様の注目を浴びるものなのです。
ちょっとした何気ない気の緩み態度から
お客様に不安や不信感を与えてしまいます。

いつどんな時でもお客様の立場で自らの
態度を振り返る癖をつける事が大切です。                                                                                                                                              
何事も「何故❓」の心(気持ち)
目線・心眼=リアル・バーチャルで
見るように努めること「何故の心」
触れ合うことは、信頼構築に大切です。 

※心得(1)~(3)と重なる内容が在ります。
 再度必要なことですので載せました。

📖学びの集約

若い頃は心が伴わない言葉を
自信有り気に発していました。
しかし、学びと経験の伴わない
言葉は人の心を動かせないと体感し
接客人として己の愚かさに気付きました。

このような気付きが僅かでもこれからの
社会を担う皆様に参考になれば幸いです。

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