💖こころの文化💖　　　　　　　　　　　　　「唯一無二の日本のおもてなし」(10)

実践－When・Where－いつ・どこで

10W6H

実践項目－いつ（When）どこで(.Where)

日本ブランド｢おもてなし｣10W6Hで紐解く
こころの文化「唯一無二の日本のおもてなし」
(4)顧客情報～(8)個人の器の記事で
上図の1.～5.でもてなされる側(客人)
ともてなす側(主人)に必要とされる
意識・知識・情報について載せました。

以後６.以降の項目をランダムに載せます。

6.When 　（何時）　
7.Where　（何処で）

大切なのはもてなす客人(相手)の
その時の心の位置、動機、目的
に合わせた上で今の気持ち(感情)を
汲み取り期待に応えるよう努め、
その人の心に寄り添うことです。

自分の実体験や感じたことなども少し
加えると、より理解を深めて頂けます。
※1.諸行無常の意識で取組みましょう。
■時間帯・季節感の提供
　(特徴・エリアの特徴・景色=全体・時間帯別)

この季節(時間・時期)・この此処
(＝場所・エリア)・この時間に今だけ
(限定で)実体験出来る自然風物や
習わし独自の催事(伝統行事・祭)など。
また、この所以や歴史、コンセプト、
テーマなどについての解説や資料の提供。

🔳解説例

🔲 この宿泊施設は、以前武家屋敷でした。

🔲 私どもの施設のコンセプト・
　  モットー・テーマは○○○です。

🔲 今の時間帯は〇〇〇のようなことや
　  〇〇〇のようなことが体感できます。

🔲 晴れた日は〇〇〇などが見られ、
      △△△を体感出来ます。

🔲 ここは・・時代のこの時期に〇〇〇
     のようなことや〇〇〇の出来事がありました。

🔲今、〇〇〇のイベントなどの催事を実体験できます。

🔲今、お勧めの地のものは〇〇〇、
     郷土品には〇〇〇で〇〇〇に使えます。

🔲 お土産で人気なのは食では○○○○○、
      工芸品では○○○などがあります。

🔲この地で生まれた有名人は、
　 〇〇〇をした〇〇〇さんです。

🔲この地域の風習は〇〇〇などがあります。

🔲この建物(場)だけでこの季節
    実体験出来るのは〇〇〇です。

・・などと、観察活動(目配り・気配り)
のきめ細かな配慮を徹底し、洞察する。

また、もてなす相手(客人)が興味や
関心事に心に合わせ応対会話する。
上記の他に以下■印の項目内容も
【何時・何処で】に活用出来ます。

■歴史感(生立ち・経緯
  =流れ・伝説・建造物・伝統品)

■風習(独自性=独特・生立ち・由来)

■風情(風景=季節や時間帯・独自・
   独創・美術・芸術・音=自然・人的)

■伝統文化(行事・芸術・言い伝え・
   童話・由来・表現法・味わい方)

■自然=地域(住民・場所の特長・自然環境・
   日本国内での位置・土地柄・距離・交通手段)

■生き物(生物史)(生息・活動・現在・
   過去・伝説・特長)

■食と食文化(生産地・生産者・経緯・
   特徴・味わい方・特産品)

■産業(個性=独自・目的・地元・有名・
           過去現在・盛衰・将来の展望)

■建造物・家屋・調度品(個性・歴史・
   伝説=由来・特徴・活用・価値)

■その他、飲食関連施設
　(有名店・名物・特産品)
  イベント・著名人・レジャー・遊ぶ所など

温故知新 を以って 地の利 を活かす

「唯一無二の日本のおもてなし」
の実践は「地の利 を生(活)かす
⇔日本の国、この地域(場所)と言う
　利便性の意識を持つことにも
　具体的に取組む必要があります。

「世の中が物に溢れ便利になって
　それと引き換えに生じる弊害は
　以前の東日本大震災時に国民
　皆が気付いた当たり前の有難さ」
　であり。もう一つは
　「待つ余裕がなくなった」
　ということであると思われます。

昭和に生きた人達は実筆の手紙や
はがきを書く時「相手の顔」を
思い浮かべながら何度も書き直し、
その返事を待つ間、様々な想いを
色々と考えて居ました。

送った人(相手)の気持ちを
想像することも楽しみでした。
このような日本人らしさや貴重な
時間を失ってしまった現代社会です。

📚｢地の利 ｣を生かす⇔

温故知新の心を以っておもてなしには、何処で？
※1.【温故知新】(出典)三省堂 新明解四字熟語辞典
【温故知新】(読み)　おんこ-ちしん
　前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、
　新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。
　古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から。
　▽「温」はたずね求める意。一説に、冷たいものを
　　あたため直し味わう意とも。
　「故ふるきを温たずねて新あたらしきを知しる」
　　又は「ふるきをあたためてあたらしきをしる」
　と訓読する。
【温故知新】《「論語」為政から》(出典)小学館 大辞泉
　過去の事実を研究し、そこから
　新しい知識や見解をひらくこと。

【温故知新】(出典)故事ことわざ辞典
【意味】温故知新とは、昔のことをよく学び、
　　　　そこから新しい知識や道理を得ること。
　　　　また、過去の事柄を研究して、
　　　　現在の事態に対処すること。

☜※2地の利≒「立地条件」があります。
※2【地の利】出典：デジタル大辞泉（小学館）
　土地の位置や形状が物事をするのに
　都合よくできていること。
　「地の利を得る」
【活用語】 出典：デジタル大辞泉（小学館）

　地(ち)の利(り)は、人の和に如(し)かずの意味
　いかに土地の形勢が有利であっても、
　一致団結している人々の力には及ばない。
　事を なすには人の和こそ大切であると言う喩。

　《「孟子」公孫丑下から》
　この場所だからこそ出来ることがあり
　それが強みや優位性に繋がり得る。

【ピクシブ百科事典】
　置かれている環境から得られる利益
　置かれている 環境の違いによって、
　相手に対して有利な立場になること。
　また、そういう状況で得られる
　アドバンテージのこと。

※2.地の利－項目例
地の利①－所在地(所)
　⇒国・都道府県・市町村・位置・内陸
　
　≒湾岸・交通の要・陸海空の施設
　文化施設・福利厚生・人口・所得
　作物名産地・年齢比率(子供～老人)
　名産品・世界遺産・商業施設
　著名大学・知名度・人材豊富、
　プロスポーツ本拠地、・生活安易
　経済or文化活動に有利憧れる物がある
　憧れる有名芸能人が居るor居た(の故郷)
　自然豊or都会的・経済・学業・など。

地の利②－気候・自然環境・魅力的な四季有・
　　　　　景観・特性/特徴(個性)・地形・災害に強いetc.

地の利③－芸術文化(個人・モノ創り・催事≒祭・
　　　　　伝統的・魅力的etc.)お土産品

地の利④－歴史史跡(建造物・史跡・歴史に残る・
　　　　　　現代的etc.) お土産品

地の利⑤－農産物⇒
　　　　　　特定(個性)農産物・美味しい物・
　　　　　　お土産品身体に優しい農産物(健康)

地の利⑥－県民性(民族)・外国人共生・
　　　　　　福祉制度・団結力・公共施設多・人間性(粋・温)

地の利⑦－地元のユルキャラ、標語、郷土民芸品・
　　　　　　特産物の活用・・・など。