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心の礎「思い遣り」

心の基礎体力「思い遣り」

心の大黒柱-イメージ図

健全な社会生活する上で必要とされる
『心の基礎体力』の大黒柱と言える
「思い遣り」を各人がひとりの人間
として学び知り理解すると共に、
育成担当者も教育指導する上で、
統一した解説(説明)が出来るように
することは人間力UPにも役立ちます。

思い遣りには、個人差がありますので、
ここでは極一般的なものを載せました。

"思い遣り"を知る

全ては「大切な人」を想う心から
相手を大切にする事は生きる上
でなくてはならない「心」です。

それは人として生活する家庭、会社
などあらゆる場で必要とされます。

人を大切にすることは人としての
「思い遣り・感謝・誠実・敬意・謙虚さ」
などが言葉や態度、行動に現れます。

日常生活のマナー、ビジネスマナー、
接客マナー、C.S.などの源&礎です。

特に相手を大切に思う「思い遣り」は
全ての「マナー」の原点でもあります。

あらゆるマナーはどうして必要なのか❓
を考えてみると、其処には相手に対しての
様々な気遣い(配慮)をするための、
目配り、気配り、心配りが基本的な要素です。

日々の沢山の人との触合いによって
この要素の具体的に学ぶことが出来ます。

日々の生活、会社、職場、友人や仲間、
お客様から大切な人に関する多くの学び
や様々な知識、体験を得ること出来ます。

この様な目線や意識で生活する事は
幸せを掴む手近な近道と言えるでしょう。

そして、感動や感激を始め様々な感情を
味わいながら人は成長して行きます。

「マナー」=「思い遣り」は
大切な人への意識や心を育むのです。

特にお客様から多くの教えや学び、
感動を頂ける接客や営業の業界で働く人に
計り知れない多くのチャンスがあります。

このことに気付くか否かで
その人の生き方が大きく変化します。
本気で大切な人を思う心、思い遣りの
心身の活動に目を向けてみましょう。

きっと、そこから今迄に味わえなかった
新しい心の世界が開けることでしょう。

思い遣りを身に着けるステップ

第一ステップ
⇔お客様(相手)を知る
対面時の相手の心の状態 、
体の状態、置かれている状況を知る
第二ステップ
⇔お客様(相手)への伝え方を考える
相手を意識(認識)し伝達方法を思考する
第三ステップ
⇔思いを届ける実行(行動)に移す

思い遣る心は感謝の心、真心で
真剣に伝えてこそ活かされます。

どのステップも、一所(一生)懸命に取組む
ことは幸せな人の道を歩むことに繋がります。

📚思い遣りの反対語

思い遣りの反対語として
一般的なのは無関心不人情です。
他に自分本意・無慈悲。

💕思い遣りの質問-アンケート式

※皆さんが使い易いように変えてお使い下さい。

1. 下の№1~50の項目で大切と思う項目、
 自分に必要だと思う項目に別けて下さい。
2. 思い遣りとはどんなことを言うのか
  を知識として持っていますか?
    回答例→(〇割程度)
3. 思い遣りは、個性的な魅力(モテる力)
     を生み出す源だと自覚していましたか?
4. 思い遣りの心と表現法は個々人に
    よって様々であると認識していますか?
5. 思い遣りと優しさの違いは
     どう言ったことでしょうか?
6. 思い遣りの始まりは
     どんな意識からスタートしますか?
7. 思い遣りの中で貴方が
     最も重視することはどんなことですか?
8. 思い遣りを伝えるために必要とされる
     意識や手段にはどんなものがありますか?
9. 思い遣りを表すために
     どんな意識が必要でしょうか?
10.思い遣りとはどんなことを言いますか?

【仕分けと解説】

※下記のイ~カに貴方に必要な№1~50の
項目番号と具体的な内容を記入して下さい。
イ) ひとりの人間としての思い遣り
ロ) 社会人としての思い遣り
ハ) 家族みんなへの思い遣り
ニ) 親として子供への思い遣り

ホ) 愛する人への思い遣り
ヘ) 大切な友人に対しての思い遣り
ト) 年長者への思い遣り
チ) 異性への思い遣り

リ) 上司への思い遣り
ヌ) 部下に対しての思い遣り
ル) 仲間に対しての思い遣

ヲ) クライアントへの思い遣り
ワ) お客様に対しての思い遣り
カ) 患者さんに対しての思い遣り

✅思い遣りの意識と表現

※思い遣りに必要な意識や具体的な行動
(対人関係で相手の心を知り、
 理解するためにも使えます。) 
№   内   容
1. 人と人との触れ合いに必要な心と言動
2. 心を豊かにし、自分を成長させる
 ・・・自分を見つめる
3. 人間関係を活かし、潤いのあるものにする
4. 利他心・自己犠牲(奉仕)の精神無くして出来ない
5. 人の気持ち(心)を理解出来る

6. 同じ意識を認め合える
 ・・・共感・同感
7. 感動(≒感情)を共有する
8. 大切な人をかばい、守り、許す
 (≒寛大・寛容さ)
9. 大きな心と優しい心で接し、
 相手に気付かせないようにそっと見守る
10. 相手の痛みと労力を自分に置き換える
 (悩みや苦しみを共有し分かち合う)

11. 将来のために相手にとって
 今為すべきことを考える
12. 相手の立場で、何が必要かを
 あらゆる方面から考え判断し、黙って行動する
13. 嬉しい事は出来るだけ早く伝え一緒に喜ぶ
 ・・・共感・共有
14. 思い遣りは、時にお節介になることもある。
   その違いは共感出来るか出来ないかにある。
15. 相手の小事を疎かにしない

16. 心配や気苦労をかけない
17. 不安を与えないよう様々な気遣いをする
18. 相手の心の位置を察した言動をする
 ・・・心配り(配慮)
19. 自分の考えや心を無理に押し付けない
20. 親しみと明るさのある挨拶や態度で接する

21. お互いの気持ちを通わせ、交換可能な状態にする
22. 相手の気持ちに同調、もしくは
   共感していることが元になる
     (お互い様)
23. 本当に相手の為になる事を伝える
      (厳しくても相手の為になると思ったら伝える)
24. 厳しく接したり、突き放したり、
   戒めたりするのも思い遣り
25. こちらの事情を気遣わせず、
     気軽に相談に乗り共に考える

26. 私利私欲(利己心)を自制して接する
27. 謙虚さを弁え、自己顕示をしない
28. 心から相手を労う言動をする
29. 自分の事情で相手に接しない
  (自我は不要)
30. 伝え方、受け止め方が人の顔と
     同じように多種多様であると認識する

31. 「他人の気持ちを想像して
          理解することが常に可能」
      という考え方を持つこと
32. 真の「思い遣り」は他人の気持ちを
     完全に理解する事は不可能だと知り自覚する
33. 相手に対する見方を変える事
  どんな人間でも必ずよい処が有る。相
        手のよい処を見つける努力をする事
  そして、その良い処を言葉にして伝える、
        その後注意なり指示をする癖をつける事
34. 相手の能力を見定め相手に合った話し方する
  (能力以上のことは求めないで、
        少しでも予測上に出来たらきちんと認める)
35. 相手に対する指導時の会話の組み立て方を
    「認め・褒め・諭す」の順で組み立てる
  (話す前に「飴と鞭」を使う比率を考える)

36. 話す内容をいつも聞く側の気持ちで考える
37. 自分が言われたらどう思うかを考えてみる
38. 何故話すのか、話す目的を伝える。
    目的の必要性を理解させる
39. 相手を信用している旨を、はっきりと伝える
40. 自分の事、こちらの感情は極力話さない

41. 今までの考え方や見方を
       全く変え発想の転換をしてみる
42. 情や環境に左右されないよう
     常に冷静沈着、平常心に努める
43. 好き嫌いで相手に話さない
     (憶測や先入観を持たない)
44. 相手の人格を認める
     (相手と自分の立場を知る)
45. お互いの心や立場を第三者の目で見る

46. 相手に対し思い遣りや感謝の心を
   示し合える言葉遣いをする
    (ありがとう、お陰様で)
47. お互いの立場に合った言葉遣いをする
    (敬意表現=敬語・謙譲語)
48. 相手の話す一言ひと言を何故の意識で考え、
    何故話すのだろうかと心を察する
49. 相手の話す内容や行動を自分に置き換えて考える
50. お互いの主義主張や会話の
    内容を何故❓の意識で考える

採点欄」有=〇/無=✖/どちらとも言えない=△

【保有診断】
ある=○の№【                  】
どちらとも言えない=△の№【                  】
無い=×の№【                  】
(必要性)
有=の№【                     】
無=の№【                     】
どちらとも言えない=?の№【                  】
将来は必要=✔の№【                     】
(重要度)
 Sの№【                     】
 Aの№【                     】
 Bの№【                     】
 Cの№【                     】
(優先順位) 高 ③・②・① 低 ※不必要=無記入or0
 ③の№【                     】
 ②の№【                     】
 ①の№【                     】
 ※不必要=の№【                 】 

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