文字の【心】を知り活かす
文字の中に隠された心
自作語ですが研修や人材育成の場で、
態度や行動について解説します。
誰でも知っているワクワク、ハキハキ、
キビキビ、イキイキなどの言葉の意味
を知ることにより仕事に対する姿勢が
大きく変わるのを見て来ました。
※印は、私の個人的な解釈です。
✨ハキハキ
(言葉使い・言葉遣いの際に使う)
📚辞書検索すると
生き生きとして、気のよい様。
※このハキハキは、
【覇気】を表わしていて物事に積極的に
取り組もうとする意気込み、
人の上に立とうとする強い意志を
表わしていますので積極的な
言葉遣いの際に大事な事です。
故に話す時、相手に自心の【覇気】
が伝わるように、ハッキリ、力強く
話すことがハキハキなのです。
この覇気を発揮することを
ハキハキと説明しています。
覇気・ハッキリ=ハキハキ
ハキハキとした言葉遣いはお客様と
おもてなし・接客サービススタッフ
との「絆」を作る大切な要素の一つです。
✨キビキビ
(仕草・態度・動作の際に使う)
📚動作や話し方などが生き生き
と感じられる気持ちのよい様。
※機微
=表面だけで知ることのできない、
微妙な趣や事情を察すること。
機敏=素早い言動、時や場所に
応じて素早く判断し、行動することを指す。
機微機敏=キビキビ
✨テキパキ
(仕草・態度・動作の際に使う)
📚処理や対応がはっきりしていて、
歯切れのよい様を指す。
適切な状況・目的などにぴったり
当てはまること。
その場や物事にふさわしいこと
※適切・適度・適時と覇気を
表現する際の仕草・態度・動作を指す。
適覇気=テキパキ
✨イキイキ【当て字⇒生き生き・活き活き】
(表情・仕草・態度・動作の際に使う)
※活気活きとした表情を生かす。
※意気 =心意気
(何かをしようとする積極的な心持ち。
気構えや元気。気持ちの張りの強さ。)
を生かして表現する。
※生きた言葉、活気がありメリハリ
ある仕草・態度・動作を指す。
【意気活き/生き・生き活き】
💙シブシブ
(表情・仕草・態度・動作の際)
※(渋々)気が進まぬまま、仕方なく
仕事や物事に取組む様。
嫌々する様を意味し渋い表情、
元気のないのろのろとした
渋い感じの仕草・態度・動作を指す。
💙ブスブス
(言葉使い・言葉遣いの際)
※無粋を意味した仕草・態度・動作
の際に使われ不平・不満・批評を
小声で言う様なども指す。
無粋とは世態・人情、
特に男女の間の微妙な情の
やり取りに通じていないこと。
また、そのさま。
遊びのわからないさま、
面白味のない様なども言う。
おもてなし・接客ワンポイントアドバイス
(1) 言葉の語尾とともにお辞儀を始めよう
「いらっしゃいませ」、
「ありがとうございました」
などの接客用語と一緒にお辞儀を
する人がいますが、確りとお客様の
目を見て(アイ=愛コンタクト)言葉を
発し語尾まで言ったところでお辞儀を
スタートさせると好感を与えます。
(2) 浅くてもいいからお辞儀を止める
お辞儀の角度にのみ意識が行きがちです。
深くなくても浅いお辞儀でも良いです、
一旦下げ切った時に止めるのがポイント。
誠意が感じられ、しかも動作にメリハリ
が出てきてスマートな印象を与えます。
(3) お客様に背中を見せないように
おもてなし・接客サービスは
「家族や友達を家に迎え入れるような、
温かい思い遣りの心と優しい表情、
目線でお客様をお迎えしよう」
と、よく言われる事です。
お客様を身近に感じられるように
「あなたの大切な人(恋人)」
と想定するようにしましょう。
年配の来店客は、
「恋人のご両親、ご親戚」であり、
年少のお客様は
「恋人の弟や妹」とすれば、
より心の通うサービスが出来ます。
何れにせよスタッフのチームワークが
良くなければ心に響く接客は出来ません。
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