「人間力」と「にんげん力」の解説
👨人間力の解説👧
社会を構成・運営すると共に、
自立した一人の人間として
生きるための総合的な力。
1.「基礎学力」
(学校教育で修得される基礎的な知的能力)
「専門的知識・資格スキル・ノウハウ」
を持ち、自らそれを継続的に高めて行く力。
それらの上に構築される「論理的思考力」、
「創造力」など知的能力的要素。
2.「コミュニケーションスキル」
「リーダーシップ」「公共心」「規範意識」
「他者を尊重し切磋琢磨し互いを高め合う力」
などの社会・対人関係力要素。
3.「知的能力的要素」
「社会・対人関係力的要素」を十分に
発揮する為の「意欲」「忍耐力」や
「自分らしい生き方や成功を追求する力」
などの自己制御的要素。
これらを総合的にバランス良く高める
ことが人間力の向上に結び付けられる。
💖人間力の5つの要素
※I.Q(知能指数)とE.Q(心の知能指数)を指す。
👬人間力の定義
「人間力」とは、仕事が出来る人や
健全な日常生活を送っている人が
備え持っている、優れた人を動かす力
とも言える社会的能力のこと。
学力や資質・スキルで量れず数字で
表せない人間としての総合的な魅力。
ここでは「人間力」を社会で活躍して
行く為の人としての総合力と解し、
次の「5つの徳性」を人間力の要素&定義とする。
🏳🌈人間力5つの徳性
1.リーダーシップ能力
(≒牽引力・引率力)
※リーダーシップ力は、才能ではありません。
組織を、自分が望んでいる状況に
導いて行く能力がリーダーシップ力。
2.コミュニケーション能力
(≒協調・共感力・言語力)
コミュニケーション能力と言っても
様々ですが社会で活躍して行く為には、
他人から嫌われることなく、そして短期間で
人間関係を築いていく能力は不可欠です。
3.高い志・使命感・願望
(≒意志力・人間的欲求・ビジョン)
自分の叶えたい夢に、社会貢献が意識されていることです。
個人の欲求でなくその夢が社会へどの程度
貢献出来るかで志の高さが決まります。
4.感謝と奉仕の気持ち
(≒実践力・思い遣り・利他心)
自分一人で出来ることには限界があります。
社会は色々な人との助け合いで成り立ち、
それら周りにあるもの、親、先人に対して
感謝の気持ちを持ち、それを表現する礼儀、
マナーなしで、実社会で活躍することが難しい
と言うことは、成功者の共通の認識です。
5.モラル観(倫理・道徳)
(≒社会的意識・活動)
モラルは人としてやるべきこと、
やってはいけないことを分別する品性です。
社会では責任ある立場の人の倫理道徳観の
欠如による不正汚職などもあります。
今後、人の心の礎である倫理道徳観は
益々重要なファクターとなると思われます。
👧4つの人間力=にんげん力の解説👨
漢字の「人間」の元となる要素のことを、
私見ながらひらがなの「にんげん」と捉え、
『人間の保有能力』である知情意と仏教の
教え基にを、以下の四つの語にまとめて
「にんげん力」と定義してみました。
日々の人との触合いのある社会生活勿論、
おもてなし、接客・接遇サービスやの場
に無くてはならない「にんげん力」と捉え、
その要素それぞれを学び知り知識として
確りと認識し生きるための知恵として
公私に生かすことは「人として生きる」ため、
「社会や企業の成長」に繋がり役立ちます。
1.人元力
生きる為に必要な「磨かれた五感」
と「豊かな感性」(第六感)が人としての
心を生む【元】(根本)と捉える。
リアル(real)なものとして感じることと、
アンリアル(unreal)≒virtualなものとして
感じとることがあります。
※五感(五官)
=味覚・臭覚・触覚・聴覚・視覚+六感。
◍人限力
霊長類と言われる人間だけが
限られて保有している感性を言う。
仏教で言う六根・六境と六識
六根-眼(げん)=六境-色(しき)
六根-耳(に)=六境-声(しょう)
六根-鼻(び)=六境-香(こう)
六根-舌(ぜつ)=六境-味(み)
六根-身(しん)=六境-触(そく)
六根-意(い)=六境-法(ほう)
六識は、以下の人の持つ夫々の
器官から生じる感性を指す。
眼識(げんしき)耳識(にしき)
鼻識(びしき)舌識(ぜっしき)身識(しんしき)
上記の五識をまとまり生じるものを意識(いしき)。
五感を磨くとは、六根六境により心の中の意識
として生まれる夫々の精度を上げることです。
👀人眼力
人眼力
=人を見る(診る・覧る・観る・看る・視る)
目や能力・眼力を称した自作の語句です。
いかに他人と違う人眼力を持ちそれにより
異なった捉え方や動きが出来るかが決め手。
【眼力】=目で物を見る力。視力。ガンリョク。
物事の善悪・真偽・成否などを見抜く能力。
人や物事を理解する気持ち 理解のあること
【眼識】ある状況を深く、明解に見抜く力。
良い認識。
類語として、識見・見識・看破する力・
洞察力・読・活眼があります。
眼識、洞察力を備えている人には、
人としての目利きの力のある人、
具眼(ぐがん)の士、慧眼の持ち主、
人を見抜く眼力の持ち主、名伯楽、
見巧者、美術品などの鑑定士、
お宝の鑑定人、眼力がある人、
〇〇の名人、新人発掘の達人、
目や口などが肥えている人、
鑑識眼や鑑賞力のある人、
人や物事を見る目が高い人、
優れた目利きの出来る人、
確かな評価能力を備えている人、
プロと言われる人、
グルメ・舌が肥える人、
感覚が豊かな人。
*正見=
正しい見解・正しい見方をすることが出来る人。
2.人原力
人として「原点」と捉え人間とて
必要とされ、利他心とも言われる
思い遣り、感謝、奉仕、謙虚さなど
の様々な心と知識と社会人としての躾、
マナー、モラル、ルール、所作
コンプライアンスと言うを指す。
対人関係で言えば、
マナー修得が「原点」となり思いやりや
ホスピタリティ(おもてなし」の心を備え、
人としてのモラルを弁え、表現伝達の
基礎となるスタートになるということ。
【この中に以下の力も含まれます。】
✡人幻力
実際にあることが確かめられなく、
実体がないのにあるかのように見せる力。
すぐ消え去る儚いものの喩から、
諸行無常の心で物事に当たる力を指す。
人に幻想や幻覚を与える力を指す。
✡人玄力
奥深くて微妙で深遠な道理を備え持っている人。
根源の道より心の根を指す。
✡人厳力
威厳な人柄。神聖なこと。
※【5常十徳】と言われる『仁・義・礼・
智・信・忠・孝・悌・忍・畏・忍・畏』
の修得に努める力を指す。
※物事を考える時の出発点となること。
*正思=
正しい思惟(シイ)であり正しく考え
正しい心構えを保つ、思考を指す。
※思惟(シイ)考えること。思考。
思惟:(シユイ)とも読む。
対象を心に浮かべてよく考えること。
*正念
=正しき憶念(オクネン)です。
※憶念(オクネン)深く思い絶えず忘れないこと。
また、その思い、執念。
*正定=正しき禅定であり、
静慮にして精神を統一することです。
3.人現力
自らの人格、意思、意識、ビジョン
を明確に表現、伝達する力を指す。
【この中に、以下の力も含まれます。】
✡人弦力
線上の2点を結ぶ線分のことで
コミュニケーション力を指す。
✡人厳力
威力が強く勢いの激しいことの語彙に
より姿勢・態度(動作)を指す。
厳しい態度や口調、厳格な性格や
動じない志をも指す。
✡人減力 減ること、減らすことの意から
人を幻滅させる力、短所や暗病反の言動を指す。
✡人玄力 建物の正面の出入り口玄関を
指すことより、身嗜み(外見)や挨拶力指す。
*正業=正しき行為です。
*正命=正しき生活です。
*正精進(正勤)=正しき努力と、勇気です。
〇人言力
心を表現出来る言語力と
適切な言葉使い(遣い)が出来る力。
正語=正しき言葉を使うことです。
4.人源力
前記した、1.~3.のにんげん力を
人間関係の源と捉え、取組む力。
また、1.~3.のにんげん力社会、
店舗、企業の成長や繁栄の源は、
【人】であると捉える力。
お客様も従業員も同じ【人】であること
を基本として触合う。(CS・ES意識の基盤)
5.人間力
上記1~4の総てをまとめた力を言います。
対人関係力=相手の心に働きかけて、
人を動かす力を言います。
学力や資質・スキルで量れなく数字で
表せない人間としての総合的な魅力。
IQ(知能指数)とEQ(心の知能指数)を指す。
(備考)
社会生活を始めとして、人との触合い、
おもてなし、接客・接遇に無くてはならない
「にんげん力」を確りと見つめて認識すること
は人と企業の成長に繋がり必ず役立ちます。