コミュニケーションスキル「報告力」のコツとポイント
公私のコミュニケーシスキル報・連・相
➡(報告力)
信頼の原点【報告力】
【報告力】とは、
与えられた仕事の結果や経過について
対面や非対面のツール・文書などで
相手や顧客に対し表現伝達する能力を言います。
皆さんは、
報告や連絡を僅かな怠慢から怠り、
折角出来つつある人間関係や仕事上
の繋がりを失ったことがありませんか❓
一般社会で、
【報・連・相】と言われている
「報告・連絡・相談」は
与えられた仕事をする上で義務と責任
を果たし、仕事を円滑に進める上でも、
人の繋がりにも必要不可欠です。
その「報告・連絡・相談」には、
相手に対する心の位置や重み、
感謝・敬意・思い遣る心が表れます。
中でも、
報告は意思疎通・敬意表現=リスペクト
【感謝の心のキャッチボール】が重要です。
相手の立場を踏まえ普段後と適時、
適切な敬語を使い分けましょう。
特に上司から部下に対するの感謝の
「ありがとう」気持ち、
部下から上司への感謝の心「お陰様」
の言葉が有るのと無いのでは心の繋がり
や信頼関係に大きな差が出るばかりか、
仕事上での人望、結果・成果にも表れます。
人として謙虚な心からの感謝のひと言
「ありがとう」「お陰様で」
「ご苦労様」「お疲れ様」と、
立場・場所・時を弁えた挨拶の姿勢態度
とひと言は相手の人格を「認め=認知」
その相手に「正対し、向き会う」ことを
表わすと共に、お互いの相互と信用意識
と繋がりと共に人間力である💖思い遣り、
大切な信頼や絆を築く源です。
【報告力】
A.連絡(≒報告)の種類
イ) 緊急報告
ロ) 受命指示後の経過・結果の報告
ハ) 現状・現況報告
ニ) 中間報告
ホ) 事前事後報告
ヘ) 経過進捗(プロセス) 報告
ト) 変更報告
チ) 営業内容報告
リ) 会議(ミーティング) 報告
ヌ) 成果・結果の報告
ル) 受理報告
ヲ) 読後連絡
ワ) 苦情クレーム報告
カ) 感想報告
ヨ) 情報報告
タ) 修理修繕報告
レ) 身体状況報告
B.内容の種類別-要点
【ポイント】予め内容/要点をまとめて置くこと
1.結果・業務報告
←結果報告は指示者に直接する
←結論を先に、経過は後に
←ポイントを整理し、手短に
←報告書は読み易く、解かり易く
2.中間報告
←中長期の仕事は途中で必ず経過報告する
←困った時、行き詰った時は状況を報告する
←内容を予め整理し、箇条書きにしておく
3.トラブル報告(≒危機管理)
←悪い状況ほど早めに報告する
←緊急の場合は、時と場所を選ばない
「何処で、何がおこっているか?」
「いかに(=どのように)
対応・対処・処置すべきか?」
「誰が行うのか?」
←悪い報告ほどその答えを予め用意する
4.変更事項の報告
←「なぜ変更するのか」を明確に
←変更した内容はその時点で報告する
←変更以外に自分からの提案も加える
5.情報報告
←自分で勝手に取捨て選択せず、全て報告する
←事実情報と憶測情報は分けて報告する
←私見として、気付き、感想なども報告する
C.報告の方法
※報告内容に適した手段を選ぶ
イ) 対面
ロ) 電話
ハ) メール・ショートメッセージ
ニ) 手紙・葉書
ホ) SNSなどのツールヘ) 書類(レポート・メモなど)
ト) 電報
チ) 上記の組み合わせ
D.報告の効用・効果
1. 安心感を与えられる
2. 余計な神経を使わせない
3. 様々な人間関係が構築出来る
4. 仕事が円滑に出来る
5. 公私共に、信用や信頼、絆が生まれる
6. 顧客の満足感を高める
7. 公私の利益の源となる
8. 心配や気遣いをさせない
9. 誠実さ、真摯さが伝わる
10. 信望や人望が生まれる
11. 互いの立場を守れる
12. 新たに繋がりや仕事が生まれる
13. 親しい知人や友達が出来る
14. 愛情が芽生える
15. 依存心が生まれる
E.報告不足の弊害
※お付合いが浅い内は
特に気を付けて置くべき項目です。
1. 社会人として信用されなくなる
2. 信望、信頼を失う
3. 仕事が上手く行かなくなる
4. 顧客や仕事を失う
5. 報告しないことで様々な弊害、損出が出る
6. 自己中(自分勝手)に見られる
7. 疑われ易くなる
8. 会社や仲間、他者から頼られなくなる
9. 人望、人徳が希薄になる
10. お客様・顧客を失う
11. 大切な人、友達を無くす
12. 個人的な愛情や大切な人を失う
F.報告の方法・仕方【心得】
1.適切なТ.P.Оを弁える
2.状況判断を正しくする
3.指示された事項は必ず報告する
4. ①結論・結果
→②進捗経過
→③私見の順で
5.事実と意見を明確に区別する
6.想定外、悪い事ほど早めに報告する
7.期日より早めの報告に心掛ける
8.報告に要する適切な時間管理を図る
9.奉仕と感謝の意識を持ち行う
10.心身の正しい姿勢で行う