会社は人の会う処そこに信頼・絆がある
企業人「心の体力」の育成
【繋ぐ、繋がる】
会社の文字は以下と解す。
【会=人の下に云う】✙【社=人偏と土】
現在国内に於いて、和のおもてなし
ホスピタリティのお世話のもてなし
接客サービス業は成長を見せてます。
一方でコロナ渦やその後閉店をする店
とシャッター街も増加する現状です。
同時に巷に選択に迷い溢れるばかりの
「モノ=商品」とその正誤の情報があり、
その選択、判断が難しくなっています。
しかし、
その「モノ」を売り取り扱う人とその心
と言える和のおもてなしの心の本質に
関連する情報は所作(パフォーマンス)が
主流に流通していると受け止めています。
何故ならば、
今日までサービス業全体がマニュアルを
主流として夫々の店舗会社が取り組んで
来た故であると受け止めています。
サービス業関連で繁栄成長している会社
店舗はプライバシー重視の今の社会環境
で「人の心」の役割と影響力と効果を強く
受止め認識し、
一早くその人の心に視点を当てて職場の
人財確保に取組みトップから底辺に至る
までのスタッフ全員の心の育成に努めて
いる会社・組織や店舗が殆どです。
この心の育成は、
企業経営者自身や運営する者が
「企業は人、会社は人の会する処」
と強く認識した上で先ず人財育成担当者
が人心の重さと理解・自覚に取組む姿勢、
働くスタッフ個々持つ心に焦点を合わせ
各々人の個性(感性)能力資質、取組姿勢
などを個別に面談する部署(人)を設けて
一人ひとりを分析した上でその人の持つ
個の力を最大限に発揮させる対策と個人
と(チーム)の実践プロセスを促す育成指導
活動に努めていることです。
その結果、会社が成長繁栄し働く人たちの
心を育め、各々の心も豊かになり公私とも
社会的信頼も増し、楽しい生活が出来ると
言う企業や店に成るということです。
時代の早い流れにも関わらず、
いつ迄も過去の当たり前判断基準を変えず、
過去の実績ばかりに焦点を当て引きづって
いる管理監督者・指導者・教育者や年長者
をよく見受けます。
過去の体験から、
「企業は人なり」の心に視点を当てていない
このような企業や店舗は客足が減り離職率
が高く芳しくない業績アップのための顧客
中心の目線より利益優先の商品造りや宣伝
などの社外的要素ばかりに力を入れている
事業体に特に多く見られます。
そのような会社や組織、事業所、店舗などの
運営者から次のような言葉を耳にします。
「人に時間やお金をかける暇があったら業績を
伸ばし成果を出すことに尽力しなさい」
このような言葉を聞く組織で、
共通するのは、企業組織・店舗で働く人達の
古臭い日本の習わしである上目線の経営者
従事するスタッフの金銭重視とそのために
必要な強い忍耐力が見られ心の体力不足と
自らの安全保身に走る姿勢です。
即ち、
これは問題解決や危機管理を適切に対処する
能力と取組み姿勢の欠落、欠如であります。
そしてそれは突然の予期せぬ想定外の出来事
や事象(物事)の選択・決断や解決に関わる者
の人間力=「心の体力不足」に因るものです。
このことは、
豊かで恵まれた社会環境に恵まれ道徳を軽視し
大人になってしまった所以からかも知れません。
そして、
企業や事業を経営運営する人達の会社の本質
「会社は人の会う処」「企業は人なり」の理解と
認識不足による場合や顧客目線やニーズES
を重視した三現主義(現場、現物、現実)の実践
不足の結果によって生じたると考えられます。
一方行政や関係機関の2011年の大震災2015年
の台風被害など度重なる自然災害、原発事故、
コロナ感染症対策の対応対処もこの心の体力
の不足と保身安全を重んじる事例がありました。
この場合も、
被災者ひとり一人への思い遣り、立場転換意識、
PDCA、6W.3Hによる説明不足、責任者の
知識不足、と言ったソリューション能力の欠如
に依るものであると考えます。
この様な心の体力を確り保有するための取組み
活動に大切なことのひとつは、経営陣から現場
のスタッフに至るまでの夫々の人々が人間力(心)
に焦点を当て【会社は人の会う処】と強く自覚し
認識することではないかと考えます。
ではこの「人の心」は
具体的にどんななことを言うのかでしょうか?
その答えは
「和(輪)の心」「直き心」「もてなしの心」と言う
私達日本人の心に在る心ではないでしょうか❓
その実践活動の一つが上下関係なく社員(仲間)
同士との「和の心」の基となる承認認知・謙虚さ
と言える自らの間違いを素直に認められる人に
焦点を当てながら、先ず社員同士の信頼感と絆
を創り出すことに一人一人が取組み日々努める
それだけで色んな意味でも成長も早いと思います。
謙虚さ素直さ素直さ人と会社を成長させる!
謙虚に間違いを指摘されたのはチャンス。
素直に受容れ認める心を持ちましょう。
多人の忠告や指摘を、
己のその時の感情に捉われることなく心の器
を空にした謙虚に自心に受入れられる人には
「器の広さ大きさ」と言う人的魅力を感じます。
でも、理想はそうですが
実際の生活では中々受け入れ難いのも事実です。
増して、
その忠告や指摘の中に 嫌味や負の感情を見つけ
出してしまった、としたら尚更です。
⏺相手の負の感情に腹が立ったからと言って
その言葉に理はないのでしょうか?
⏺若しかするとほんの少しだけ心の中に何か
思い当たる節があるのではないでしょうか?
大切なものは、
常に直球で自分にやって来るとは限りません。
一見、物凄く理不尽に感じ取ることの中に、
本質(真実)が隠されているかもしれません。
その言葉に思う処がないかを熟考することは、
心の成長と人的魅力創りにとても大切です。