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自分で書いた小説に対しての考察をまとめたものです。(実はマガジンが何なのか良くわかっていません)
読んだ本の紹介とか
このマガジンは、自作小説「受験生の異世界転生 〜領主の息子だけど、教科書の知識だけで生きていけますか?〜」(略称:受験転生)とのゆる〜い連動企画記事のまとめです。 連動元の自作小説はこちら https://ncode.syosetu.com/n2600go/
現在の筆者の活動フィールドです。気になる方はどうぞ~ なろう連載中『受験生の異世界転生 〜脳筋な下級貴族の息子だけど、教科書の知識だけで生きていけますか?〜』※カクヨムと同様の内容です。作者の後書きコメントがついています。 カクヨム連載中「受験生の異世界転生 〜領主の息子だけど、教科書の知識だけで生きていけますか?〜」 Twitter オープンチャット「小説家になりたい」 https://line.me/ti/g2/kOrxs5I7HlIQcSfCbNKv2A?ut
皆様、お待たせしました。第二回タイトルガチャコンテストの結果集計作業が終了しました。 今回は14作品の応募がありました。応募していただいた皆さま、ありがとうございます。 また、タイトルを提供し、タイトルを評価する指標を与えてくださった『なろうRaWi』さんの開発者のお二人にも感謝を申し上げます。こんなにハッキリ違いが出るのは、正直驚きです。 さらに、舞台としたオープンチャットの管理人さん、副管理人さんたちからはコンテスト運営に当たって、多大な協力と助言をいただきまし
そろそろ春ですね。みなさま、これから伸ばす芽は準備できてますか〜? まだできてないという方、深く考えるのをやめて、とりあえず書いてみませんか? 千里の道も一歩から。案ずるよりも産むが易し。案外手を動かすと、歯車が噛み合うかもしれません。 え? 書いても読んでもらえないかも? そうですね。確かにWEB小説は読者に読んでもらうまでがひと苦労です。いろんな作品が強く自己主張しているので、まずその中で勝ち抜かないと、開いてすらもらえません。怯む気持ちもわからないではありま
この記事は、「小説家になろう」のPVをすこ~しだけ伸ばす効果がある、かもしれない小技を段階にわけてまとめてみました。 段階はウェブ小説が読まれるまでの段階に合わせて、次の4つに分けています。 見つけてもらう 興味を持ってもらう 読み始めてもらう 読み続けてもらう 比較的すぐできる小技を中心に紹介するので、『読み続けてもらう』ために必要な内容の充実に関しては、触れる程度で効果は薄いかもしれません。内容の充実に関しては、本をたくさん読むなり、作家仲間に合評してもらって意
今回、このコンテストを企画した意図は二つありました。 一つは、参加者にタイトルの威力を知ってもらいたかったこと。こちらは前回の募集記事が詳しいです。 そして、もう一つは『なろうRaWi』を外部から検証することでした。 とある場所で、『なろうRaWi』の公表している性能評価のグラフには水増しがあるのでは、という発言を見かけてしまい、検証してみたくなったのです。 当コンテストの応募期間は、2023年8月1日から2023年8月24日まで。ルールはなろうRaWiのタイ
というわけで、夏休み自主企画! 「よいのもなら売れるというナイーヴな考え方は捨てろ」というどこかのハゲの言葉がもてはやされていますが、あれは「よいものでないものでも売れる」という意味ではありません。「よいもの」であることは前提で、その先をどうするかを問うているものです。 小説の場合も同様で、「よいもの」を用意した上で、見つけてもらい、興味をもってもらえて、はじめて読者に読み始めてもらえる可能性が出てきます。そして、内容が良いものであれば、読み続けてもらうことも可能に
自分の作品は面白くないかもしれない。 創作をしていると、多くの人が陥る落とし穴です。 そこから逃れる方法は、そんなに多くありません。代表的な道は3つほどです。 ・投稿サイトに投稿して見てもらう ・創作コミュニティで見てもらう ・コンテストに出して見てもらう などでしょうか。 共通点は他人に見てもらうこと。自己評価ができないのなら、自分以外の視点で作品を評価してもらうしかないからです。 しかし、この工程でつまずく人が、思った以上にたくさんいます。 界隈に
こんにちは。hisaです。 noteではこれまで自分向けの小説の創作論の皮を被った広報論を語っていましたが、ちょっと我慢できなくなって、書評にも手を伸ばすことにしました。 今回紹介するのは、『え、社内システムシステム全てワンオペしている私を解雇ですか?』というタイトルの小説です。 出会ったのは2020年の11月。当時小説家になろうで短編として発表され、主流ではないマイナージャンルから一気にランキングを駆け上がった作品でした。 僕はそれ以前から、作者の下城米(カシロ
まず初めに断っておくと、僕は『小説家になろう』というサイトを尊敬している。 発足当時は、ケータイ小説のヒット作を何本か出した『魔法のiランド』へのチャレンジャー的存在であったものの、今では日本国内の全サイト中、アクセス数ランキング15位という脅威的な実績を叩き出し、FacebookやInstagramや5ちゃんねるなどの大手を凌駕しているからだ。 GAFAクラスのトップ企業や、同規模のアクセス数帯の企業と比較して、人員数や技術力において不利であるにもかかわらず、これ
僕が加入しているLINEのオープンチャット「小説家になりたい」ですが、現在だいたい180人ほどが加入しています。 雑談メインの緩いオプチャなんですが、たまに何か思いついた誰かが企画して、コンテストとかいろいろやります。 僕は腰掛けのなんちゃって管理人ですので、だいたいの企画は思いついた人が仕切っているのですが、たまには自分でやってみることにしました。 テーマは「ログライン」です。 実はこれ、1行テーマや1行プロット、1行コンセプト等、出版社や業界などによって
※著者は法律の専門家ではありません。また、ロビー活動も活発で法改正等もありえるので、記事の内容で気になる点があったら自力で裏取りしてくださいねー。 作家を目指すなら、切っても切れない法律。それが著作権法です。 この著作権が何のためにある法律かというと、ずばり「著作者等の権利を守る」ための法律です。プロになった時に、それでご飯が食べられるのはこの法律の保護があるからなんですね。 この法律を知らないと、創作活動の中で他人の著作権を侵して、思わぬ地雷を踏んだり、公募など
少し前に、『なぜ小説の創作論はすれ違うのか?』という記事を書いたのだが、それを読んだフォロワーのつこさんさんに「なろうのエッセイに転載したらランキングに載れるよ?」と予言された。 カクヨムではランキングに常駐できるようになってきたが、なろうでは一瞬しかランキングに入れていない僕としては、ランキングという言葉はすこぶる魅力的な言葉なのである。 抗い難い誘惑に負けて、早速転載してみると、なんとエッセイの日間ランキング4位に1日半ほど居座ることができた。 ところが、で
初めに断っておくと、僕はプロの小説家ではない。しかも一度筆を折って、20年近く執筆から離れていた人間である。 20年前、小説家を見限った理由は簡単で、当時デビューした数人の知り合いが、2冊か3冊ほど出版した後、消えてしまったからだ。僕から見て凄まじい才能があると思った人たちが、である。 そして、専業を選択した知り合いから漏れ聞こえてきた収入も、極めてシビアだった。 現実に打ちのめされた僕は、専業小説家の道をあきらめ、就職して今に至る。 今でも、かつての僕のよ
SNS上では、今日もどこかで創作論が炎上しています。 でも、別に創作論だけが炎上しているわけではありません。世の中には似たような構造で炎上している案件はたくさん存在します。 この構造は、SNSだけに留まらず、受注者と発注者の意思疎通の齟齬や、トラブル時の責任論など、現実世界でも同じようなことがおこっています。おそらく、この構造を知っておくと、世の中で理不尽と感じる事象は半減するでしょう。 と、いうわけで、今回のテーマは「なぜ小説の創作論はすれ違うのか?」です。も
前回までは「小説家になろう」における表面的な読者獲得方法についてでした。 広報手法に比重が偏っていましたので、第1話の読者数は確保できても、2話以降読まれるか、内容次第となっています。 そこで今回は、内容が読まれる水準まで達していないのか、それとも単に広報が不足しているのか、客観的に判断する方法について書いていきます。 この記事を書くにあたって、軽石さんの作成したツールである「なろうPVグラフ化メーカー」がものすごく役に立ちました。ありがとうございます。 今
先に断っておくと、僕はアリストテレスに詳しくない。ただ、「受験生の異世界転生」という小説を書くにあたって、中世ヨーロッパの知識水準と、現在の教科書に載っている知識がいつどのように発見されたか調べていくにつれ、アリストテレスの影をはっきりと見るようになった。 世界の文明発展が遅れた要因は、かなりの比率でアリストテレスが誤った知識を広げ、誰も否定が出来なかったことに起因する。多分この人がいなかったら、人間はもっと早く進歩していたかもしれない。 まず、アリストテレスについ