![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106913916/rectangle_large_type_2_784f09374c6d7872268cc7795b17d28e.png?width=1200)
Photo by
tapia
銀行のATMにて
先日、ATMの前で並んでいた1人が、
ATMを使い終わった私に声をかけてきました。
声の主)「この女の人が先じゃないですか?!」
(順番を守らなかったでしょうとご立腹の様子)
私)「この方に確認しましたよ」
声の主)「わからなかっただけ じゃないですか…」
私)「この人は1号機がいいそうです」
声の主の人は「しまったなぁ」
と、苦虫を潰したような顔をしていらっしゃって、
私は思わず
「あなたが、その機械を使ってもいいと思いますよ」
と、先ほどまで私が利用していたATM機を指さしました。
誰しもパニックになった時には
「どういう行動・判断をすればいいか」
わからなくなるときがあるものです。
袖触れ合った人が、日本語話者かどうか、言葉の獲得に困難があるかどうかなど、その人の背景は全くわかりません。ですが、相手の様子を観察しながら、相手が受け取りやすい言葉を返すことは必要だと、あらためて感じた日常のひとコマでした。
※ATMという単語は世界万国共通ではありません。