食事は最強のコミュニケーションツール―一緒に作る楽しさと振る舞う喜び:ヴィーガン居酒屋 真さかの唐揚げを家で食べながら 【朝の日記】2024/03/23

2024/03/23、朝

昨日、ご飯を一緒に作った。誰かと一緒にご飯を作るという体験は、とても楽しい。きっと進化心理学上の意味合いがあるのだろう。

誰かと一緒にご飯を作るという体験そのものも貴重で楽しいものだが、その料理を誰かに振る舞う、誰かに食べてもらう、というのも、とっても素敵な体験だ。チームとして、相手に料理を振る舞う。それも、進化心理学の観点で何か説明ができそうだ。コミュニケーションを活性化する方法の一つである。

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このテーマに関連する進化心理学や社会心理学の研究は多岐にわたりますが、特に「料理と社会的結びつき」に焦点を当てた研究者や書籍を紹介します。

研究者

  1. ロビン・ダンバー: オックスフォード大学の進化心理学者で、社会的結びつきと人間の脳の進化に関する研究で知られています。ダンバーの数理(ダンバー数)は、人間が維持できる安定した社会的関係の数に関するものですが、彼の研究は共食いが社会的結びつきを強化する方法にも言及しています。

書籍

  1. 『キャッチング・ファイア: 人類を形作った料理の進化』(Catching Fire: How Cooking Made Us Human) by リチャード・ランガム: この本では、料理が人類の進化にどのように重要な役割を果たしたかを探ります。ランガムは、料理が脳の発達、社会的な結びつき、そして文化の進化にどう影響を与えたかを論じています。

  2. 『ガストロノミーの社会学: 食の共同体』(The Sociology of Gastronomy: Eating Together) by アラン・ヴァーリアン: この本は、食に関する社会的側面を探るもので、共に食事をすることの社会学的意味に焦点を当てています。料理と食事が人間関係や社会構造にどのように影響を及ぼすかについて分析しています。

  3. 『食卓の人類学: なぜ人間は共に食事をするのか』(The Anthropology of Eating: Why We Eat Together) by ピーター・ファーバス:この本は、食事が人類の社会構造と文化にどのように根ざしているかを探るもので、共食いの重要性を文化人類学的観点から論じています。

これらの研究者や書籍は、人間が食事を通じてどのように社会的結びつきを形成し、強化してきたかについての理解を深めるのに役立つでしょう。ただし、これらのテキストは直接「誰かと一緒にご飯を作る」体験について論じているわけではありませんが、料理と食事が人間の社会性に与える影響についての洞察を提供しています。
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火の賜物―ヒトは料理で進化した 単行本 – 2010/3/26
リチャード・ランガム (著), 依田 卓巳 (翻訳)
5つ星のうち4.1
14

われわれは、いかにして人間となったのか?
人類の起源をめぐる、壮大な文明史
人類が滅亡せずにすんだのも、小顔で八頭身になれたのも、
みんな料理のおかげだったのか!(荒俣宏氏 推薦)
「火」と「料理」こそがヒトの脳を大きくさせ、女性の役割を変えた!
今まで語られなかった人類進化の新しい世界 (久保田競氏 推薦)

https://amzn.asia/d/dgwfdQI


三大欲求は、食欲、性欲、睡眠欲だ。そうか、小説『正欲』で、「食欲は人を裏切らない」、「睡眠欲は人を裏切らない」と、それぞれ男の登場人物と女の登場人物が言っているのは、「性欲は裏切る」ことの裏返しなんだ。

うなぎを見立てた料理、渋谷パルコのヴィーガン料理店の肉じゃない唐揚げだ。

うなぎもどきが美味しかった。山椒をふりかけると、味が引き立つ。
大好物のうなぎを作ってくれて、ありがとう。
過去の最高のプレゼント、大好物という二つを組み合わせたありがたい料理だった。

ヴィーガン居酒屋 真さか@渋谷区宇田川町 渋谷パルコ B1F

03-5422-3020
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ B1F

定食があるみたいだ。餃子もある。一度、行ってみたい。

以下のインタビューが面白い。一本の太い軸を感じる。

おそらく近い将来、肉や魚を食べないのではなく、肉や魚を食べることができないことになるはずだ。漁獲量も減っていると聞いたことがある。ヴィーガンという方法は、食を楽しむ方法論だと思う。ヒトが進化したのも、飽くなき食へのこだわりと、食からエネルギーへの転換効率を上げたからだ。

農学部を選んだことが、今の時代になって生きているのかもしれない。食欲はヒトを裏切らない。いや、実際は、食欲が裏切った人たちは、生き永らえることができないから、そんなヒトは世の中にほとんど存在しない。

あえてヴィーガン料理と言わなくても、美味しい料理だ。人は、カテゴリに当てはめようとする生き物だ。

誰もやらないことをやることで、チームとして様々な価値発揮ができる。

外国人が一人でも会議に出ていたら、日本語ではなく、英語で会議をするようなものだ。

実は、精進料理って見立ての料理だ。そういう見方をすると面白い。

外国人にとっての精進料理。精進料理を極めよう。そして、見立て力を上げよう。料理によって、自己の能力を拡張する。

ヴィーガンという方法、精進料理という方法、そして、その哲学。ブッダや仏教の考え方に行き着くのかもしれない。そして、サステナビリティという考えに戻ってくる。サステナビリティと声高に叫ばなくても、昔から大事だとされていたことを、大切に実行するだけだ。

種の保存ではなく、個の保存が、動物の第一命題だと考えると、確かに、サステナビリティの考えとは離れてしまう。

そば安江(やすえ)の「めんじん」@名古屋市瑞穂区陽明町

生麩を佃煮にした精進しぐれ
770円(税込)

瑞穂店
〒467-0026
愛知県 名古屋市瑞穂区陽明町 2-32
TEL:052-831-1032 / FAX:052-831-2703
営業時間
11:00~21:00(20:30オーダーストップ)
※水曜日:11:00~15:00(14:30オーダーストップ)

生姜と一緒に煮込まれていて、美味しかった。もう少し味わってみたい。

「見立て」という言葉から、松岡 正剛の『日本という方法 おもかげの国・うつろいの国』を思い出した。

松岡 正剛の『日本という方法 おもかげの国・うつろいの国』

日本という方法 おもかげの国・うつろいの国 (角川ソフィア文庫) 文庫 – 2020/9/24
松岡 正剛 (著)
5つ星のうち4.6
12

多神で多仏。本来の日本は多様である。

日本は「主題の国」ではなく「方法の国」である。多神で多仏、天皇と将軍、無常と伊達、仮名と漢字。外来の文化を吸収し自らのものとしてきた日本は、互いに矛盾するものを保持したまま多様で多義的な社会・文化を築き上げてきた。史書の編纂、日記、短歌、さらには政治体制や哲学までを編集行為ととらえると領域を超えて「おもかげ」「うつろい」という特質が見えてくる。歴史に蓄積された様々な層を「方法」によって辿る大胆な日本論。

自己の能力を拡張することが良いことだとされたのは、なぜなんだろうか? サピエンス全史をもう一度読んでみよう。ロマン派のくだりが面白いんだ。

絶対悲観主義で行こう。各論で悲観になることが重要だ。「各論悲観、総論楽観」。私が好きな名言の一つだ。絶対悲観主義を補強する名言である。

会社における言葉・名言・格言の浮き沈みを知りたい。

なぜか少し筋肉痛だ。心地良い筋肉痛だ。

以上


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