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【BIAS FX 2 音作り】L’Arc~en~Ciel – winter fall風クリーンサウンドを鳴らしてみよう

BIAS FX 2を使って、L’Arc〜en〜Cielの名曲「winter fall」のイントロやAメロでkenさんが弾いているようなクリーンサウンドを作りました。

このサウンドは、BIAS FX 2のToneCloudにもアップしていますので、「L’Arc-en-Ciel Winter Fall」で検索して、ぜひ弾いてみてください。

プリセット「L’Arc-en-Ciel Winter Fall」

BIAS FX 2 でL’Arc~en~Ciel のwinter fall をかき鳴らそう!!

ギターのセッティングについて

ギターはテレキャスタータイプを使用し、フロントピックアップで音を作りました。

綺羅びやかなサウンドを作る場合、フロントまたはハーフトーンでのセッティングがおすすめです。より太さを残しつつきらびやかな響きを求めるなら、ハーフトーンでのサウンド作りを試してみてください。

アンプで基本となるサウンドを作る

今回は、Fender Blackface Super Reverbのモデリングを使用しました。

Fender Blackface Super Reverbモデリング

Fender Blackface Super Reverbは、明るく煌びやかなサウンドが特徴。中低域に飽和感を加えるために、プリアンプのGAINをわずかに上げています。

GAINを上げて中低域の飽和感を強調

デフォルトで設定されているMD421をメインマイクとして使用し、厚みを加えるためにC414をややエッジ寄りに追加しました。

マイク位置の変更

MD421のジャキっとした質感を基本とし、C414で太さを補強するイメージで音量バランスを調整しています。

コンプでアルペジオの粒立ちを揃える

Wampler EGO Compressorモデリングを使って、音の粒立ちを整えました。

Wampler EGO Compressorモデリング

このコンプレッサーは、BLEND機能で原音とのパラレルコンプレッションが可能な点が特徴です。

普段は深掛けしない設定が基本ですが、Wampler EGO Compressorではやや強めにコンプレッションをかけ、パラレル処理で失われがちな抑揚を補う方法を使っています。

EQでサウンドの存在感を出す

EQ でサウンドのトーンを調整します。

10バンドのグライコでサウンドの存在感を強調

ここでのポイントは、中低域をブーストして音に太さを加えている点です。

500Hzや1kHzはギターの「美味しい帯域」とされ、この部分を強調することでサウンドに存在感を持たせることができます。ただし、この帯域は他のパートと干渉しやすいため、全体のバランスを考慮して慎重に調整してください。

今回は中低域をブーストしつつ、全体のバランスを保つために、ピーキーさを持つ4kHzも軽くブーストしています。

コーラスで音に揺らぎを加える

コーラスペダルBOSS CE-1モデリングで音に揺らぎを加えています。

BOSS CE-1モデリングで音に揺らぎを加える

BOSS CE-1は、Jazz Chorusのコーラス部分を再現したようなエフェクターで、味わい深いアナログコーラスが得られます。

今回は、ビブラートを加えることで、ごくわずかな音の揺らぎをプラスしています。

空間系エフェクトで残響を追加

最後にテンポに同期したディレイで、残響を加えています。

アナログディレイ

特別な理由がない限り、あくまで原音に寄り添うように薄くかけるのがポイントです。

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Yuuki-T
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