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録音中の遅れをゼロに!ダイレクトモニタリングで快適制作を実現

録音中の遅延(レイテンシー)に悩んでいませんか?

オーディオインターフェースのダイレクトモニタリング機能を活用することで、レイテンシーを劇的に減らし、快適なレコーディング環境を実現できます。

本記事では、ダイレクトモニタリングの仕組みと、その重要性を解説します。



なぜダイレクトモニタリングが重要なのか?

ダイレクトモニタリングは、オーディオインターフェース(以下、オーディオIF)に入力された音をPCやMacを介さず、直接モニタリングできる機能です。

「PCやMacを介さない」という仕組みがポイント。パソコン内部の音声処理に依存しないため、レイテンシーを回避できます。

録音中の音の遅れがなくなることで、特にボーカルやギターのレコーディング時にパフォーマンスが向上します。


ダイレクトモニタリングはどんな機器に必要?

ただし、すべてのオーディオIFがダイレクトモニタリング機能を搭載しているわけではありません。

この機能は、ギターやボーカルだけでなく、あらゆる録音用途で便利に使えるため、オーディオIFを選ぶ際の重要なチェックポイントです。

快適な制作環境を目指すなら、ダイレクトモニタリング機能は必須といえるでしょう。


実際の使用例:Solid State Logic SSL 2

私が愛用しているSolid State Logic SSL 2 には、PC内部で再生される音とオーディオIFに入力された音のバランスを調整するダイレクトモニタリング機能が搭載されています。

MIXノブでPC内部で再生される音とオーディオIFに入力された音のバランスを調整

ノブひとつで音のバランスを簡単に操作できるため、設定に手間をかけることなく、録音に集中することができます。シンプルで直感的な操作性が、この機能をさらに便利なものにしています。


結論

ダイレクトモニタリングは、レイテンシーを回避し、スムーズなレコーディングを可能にする音楽制作の強力な武器です。

オーディオインターフェースを選ぶ際には、ぜひこの機能に注目してみてください。効率的な録音環境は、クリエイティビティをより自由に解放する鍵となります。

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Yuuki-T
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