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【BIAS FX 2 音作り】Green Day – American Idiot 風ギターサウンドを鳴らしてみよう
BIAS FX 2を使って、アメリカのパンクロックバンド Green Dayの代表曲「American Idiot」にマッチする、ドライブ感あふれるギターサウンドを作成しました。
今回作成したサウンドは BIAS FX 2 の ToneCloud にアップロードしています。「Green Day American Idiot」で検索し、是非弾いてみて下さい。
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アンプで基本となるサウンドを作る
今回は、Marshall のビンテージアンプ Plexi のモデリング「Modded Plexi V2」を使用しています。
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BIAS FX 2には他にもいくつかの Plexiモデリングが収録されていますが、今回使用している「Modded Plexi V2」は、中低域に特徴があり、心地よいオーバードライブサウンドが得られるため、Green Dayの楽曲に最適なアンプだと思います。
今回はGAIN を少しプッシュして歪みを追加し、キャビネットのマイクを SM57から MD421に変更することで、中域が削られ、シャープなドンシャリ感のあるサウンドに仕上げました。
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歪みペダルのトーンシェイプを生かそう
アンプの前段に、TS 系オーバードライブ「Matched Tube」を追加しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1731092258-Gbtd0fJYI17DEgWV3zXkUu5c.jpg?width=1200)
歪みペダルは通常、歪みを加えるために使われますが、ここでは歪みを増やすのではなく、ペダルが持つ特有のトーンシェイプを活かして、ギターサウンドのトーンを調整することを目的としています。
今回使用している「Matched Tube」のような TS 系オーバードライブには、中域をブーストし、高域と低域を適度にカットする特徴があります。
この独特のトーンシェイプを活かすことで、より太く存在感のあるギターサウンドを作り出せます。
ポイントは、アンプに送る信号レベルを抑え、その分ペダル自体の歪みを強めること。これにより、歪みペダルの質感がより一層サウンドに反映され、豊かなトーンが得られます。
EQ でサウンドのトーンを調整しよう
最後にEQで全体のトーンを調整しています。
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ここでのポイントは、中域を削り高域を強調することで、ドンシャリ感のあるサウンドに仕上げている点です。
EQ によって必要な帯域をしっかり出し、不必要な帯域を抑えることで、メリハリのあるサウンドと心地よいドライブ感を実現しています。
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