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ギターサウンドを劇的に変える!超簡単ミキシング3ステップ

ギターの音がこもる、ミックスで埋もれてしまう…そんな悩みを抱える方が多いのではないでしょうか?

今回の記事では、シンプルで効率的にギターをミキシングするための具体的な方法をお伝えします。

ポイントは「元の音作り」と「EQ処理」の2つ。この記事を読めば、ギタートラックを際立たせる秘訣が分かります!



1. 元の音作りが全て!ミキシングの前にやるべき準備

良いミックスは良い音作りから始まります。特に、以下の2点を意識して音作りを行いましょう。

ゲインコントロール
過剰なゲインは音が籠もる原因に。適切なゲインバランスを保つことで芯のある音を作り出します。

  • 具体的なテクニック

    • プリアンプのGAINでサウンドの太さを調整。

    • パワーアンプのMASTERでジャキジャキ感を追加。

自分がイメージする歪み具合に近付くように、プリアンプのGAIN とパワーアンプのMASTER のゲインバランスを上手くとるのがポイントになります。

トーンコントロール
トーン調整は音のキャラクターを決定します。低域から高域までバランス良く整えましょう。

  • 具体的なテクニック

    • キャビネット選びとマイキングで基礎的な音色を決定。

    • アンプのフロントパネルでミドル微調整。

キャビネットでは、選択するキャビネットやマイキングの位置によって、低域から高域のバランスやサウンドのふくよかさを調整できます。

キャビネット周りで大まかなサウンドキャラクターを整えた上で、アンプのフロントパネルのトーンコントロールで細かな補正を行うイメージです。


2. EQでギタートラックを際立たせる3つのポイント

EQはギターミックスの命。適切な処理を行うことで、トラックに適したサウンドを作り上げます。

おすすめEQプラグイン:Waves CLA MixHub

  • なぜおすすめ?
    プリセットが優秀で初心者でも扱いやすい。

  • 具体的な設定例

    • プリセット Heavy Guitar 1:ギラッとした音を作る。

    • プリセット Heavy Guitar 2:バイト感の強い攻撃的な音を作る。

Waves CLA MixHubでは、プリセットを使うだけでトラックに最適なEQポイントやコンプレッサーの設定が自動で適用されます。

あとは必要に応じて、EQのゲインやコンプレッサーのスレッショルドを微調整するだけで、理想のサウンドに仕上がります。


3. 楽曲全体のバランスを取る!ステムトラック活用術

EQ処理後は、楽曲全体でのバランスを確認。ステムトラックを使って最終調整を行いましょう。

おすすめプラグイン:Waves Manny Marroquin EQ

  • なぜおすすめ?
    柔軟なトータルEQが可能。ステムトラックに最適。

  • 調整の目安

    • 張り:3.2kHz、5kHzあたりを調整。

    • 厚み:320Hzで音を太くする。

    • 空気感:15kHzを軽く持ち上げる。


4. 空間系の使い方でギターを楽曲に馴染ませるコツ

空間系処理は、ギターを楽曲に馴染ませる最後の仕上げです。

推奨プラグイン

  • IK Multimedia Sunset Sound Studio Reverb:ルーム感を演出する短めのリバーブが最適。

  • Logic Pro X Space Designer:楽曲全体にホール系リバーブを軽くかけて完成。


まとめ:シンプルが成功への鍵
ギターのミキシングは、複雑なプロセスに思えますが、基本を押さえるだけで大きく変わります。今回ご紹介した方法で、ぜひあなたのギターサウンドを進化させてください!

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Yuuki-T
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