ギター練習がもっと楽しくなる!Positive Grid Sparkの魅力と活用法を紹介します
今回は、私のギター練習の相棒であるPositive Grid Sparkについて、その魅力と活用法について解説します。
この記事を通じて、Sparkの魅力が伝われば幸いです。
圧倒的なサウンドクオリティ
臨場感溢れるサウンド体験
Sparkはコンパクトなサイズにもかかわらず、驚くほど臨場感溢れるサウンドを提供します。ギターの音圧やジリジリとした張りをしっかりと感じることができ、特にリバーブなどの空間系エフェクトを使用した際には、その包み込むような音に圧倒されます。
「小型アンプでこのサウンドかよ!」と驚くほどのサウンドクオリティを、ぜひ楽器店で実際に試してみてください。音の良さを実感することで、購入への一歩が踏み出せるはずです。
バラエティ豊かなサウンドオプション
クリーンからクランチ、ハイゲインまで、幅広いアンプモデルとエフェクトが使えます。これは、小型アンプとしては驚異的なバラエティです。
ただ、サウンドの良し悪しは最終的に音作りに依存します。その点、Sparkはまったく問題ありません。
プリセットの充実
SparkはBIAS FX 2と同様、ToneCloudというプラットフォームで、ユーザーが作成したプリセットを共有しています。
私は、Sparkが販売された直後の2020年に購入していますが、その時点で1万を超えるプリセットにアクセスでき、面倒な音作りをすることなく、すぐに好みのサウンドでギターを楽しむことができました。
現在はそれ以上のプリセットが共有されているはず。音作りに振り回されることなく、誰でもギターが楽しめるのがポイントです。
私もToneCloudにプリセットをアップしていますので、ぜひSparkを購入したら試してみてください。
ギター練習のサポート機能
YouTubeとの連携
iOSやAndroidのアプリと連携することで、日々のギター練習を強力にサポートしてくれます。
そのひとつがYouTubeとの連携機能。Sparkアプリによって、YouTubeにアップされている多彩なジャンルのバッキングトラックを伴奏にしながら、ギターの練習が可能です。
Sparkのオートコード機能を使用すると、コード進行が自動的に解析され、動画と一緒にコードのダイアグラムとコード進行が表示されます。
これにより、自分が練習したスケールやフレーズを実際の楽曲に取り入れて演奏することができ、理解が深まるはずです。
バッキングトラックを活用した練習
バッキングトラックを再生しながら、覚えたてのスケールやリック、フレーズを弾くことで、練習がより楽しくなり、新しいリックやフレーズを覚えたくなるでしょう。
YouTubeはギター教材の宝庫です。新しいリックやフレーズを覚えたくなったら、リックを弾いている動画をSparkアプリ内で検索して、同じように練習して習得しましょう。
Sparkアプリではテンポを変えたり、範囲を指定してリピートすることもできるため、目で見ながら耳で聞きながら練習することが可能です。
練習した成果を再びバッキングトラックを使って表現することで、学んだことを確実に身につけることができます。
ギターコピーにも活用しよう
アドリブソロの練習だけでなく、楽曲のコピーにもこの機能は非常に便利です。
例えば、有名なバンドのギターリフを練習したい場合、「バンド名 riff lesson」のように検索すれば、タブ譜付きで演奏解説している動画がすぐに見つかります。これを読み込んで練習すれば、効率的に上達できます。
楽曲を丸ごとコピーしたい場合は、「ギター弾いてみた動画」で練習するのがオススメです。私自身、楽曲のコピーをする際には、他の人がどうやって弾いているのかを目や耳で確認することが多いです。
自宅レコーディングの可能性
簡単な設定で始めるレコーディング
SparkはUSBオーディオインターフェースとしても機能します。これにより、誰でも簡単にPCやMacを使った自宅レコーディングを楽しむことができます。
設定は非常にシンプルで、付属のUSBケーブルでSparkとパソコンを接続し、DAWの入力デバイスをSparkに切り替えるだけです。
録音されるサウンドのクオリティ
PC やMacで録音されるUSB出力のサウンドは、実際にスピーカーから聴こえるサウンドと比べ、ほとんど違和感はありません。
多くの小型アンプでは、スピーカーから出るサウンドとUSB出力のサウンドに差が生じることがありますが、Sparkはその点で非常に優れています。
私が書いたレビュー記事
Media Integration さんの公式サイトで、「ギターの練習を自由にデザインする」をテーマに、Positive Grid Spark MINIの記事を書いています。
Spark MINI の最大の特徴は、ギターの練習をサポートしてくれる充実した機能。これらの機能がギターの練習にどのように生かせるのか。そのような観点から、私が実際に行っているギターの練習方法を書いています。
特に、ひとりでセッションが楽しめる「Smart Jam」と「Quick Jam」は必読の内容です。(もちろん、Sparkでも「Smart Jam」と「Quick Jam」が楽しめます)
上記記事の内容はSparkと共通しているため、興味がある方は是非、ご覧ください。
終わりに
Positive Grid Sparkは、良質なギターサウンドを提供するだけでなく、日々の練習をサポートし、新しいギター体験を提供してくれる素晴らしいギターアンプです。
自宅でのギター練習を充実させたい方にとって、これ以上の選択肢はありません。
今や技術が進んだことで、音が悪いギターアンプなんて存在しないと思っています。一昔前の小型ギターアンプであれば、音の良し悪しを考える必要はありましたが、今はその必要がない。であれば、いかに自身のギター練習に生かせるか、モチベーションを維持できるか、その観点でギターアンプを選んで欲しいと思っています。
ギターを弾くのが楽しくなる魔法のようなアンプ。それが、Positive Grid Sparkです。