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プロのリズム感を手に入れる!Logic Pro 11 グルーブテンプレート作成方法とコツ

Logic Pro 11には、他のDAWにも搭載されている「グルーブテンプレート機能」があります。この機能は、オーディオやMIDIリージョンのリズムを基にして、グルーブテンプレートと呼ばれるクオンタイズグリッドを作成できるものです。

グルーブテンプレートを使えば、リージョンに独特の「グルーブ感」を与えているわずかなタイミングのずれを記録して、ほかのオーディオまたはMIDIリージョンに適用することができます。

DAWユーザーにとっては必須の機能と言えるでしょう。

グルーブテンプレートを作成する方法

MIDIリージョンの場合は、リージョンを選択してリージョンインスペクタの「クオンタイズ」メニューから「グルーブテンプレートを作成」を選べばOKです。ノートの位置に基づいてグルーブテンプレートが作成されます。

MIDIリージョンからグルーブテンプレートを作成

オーディオリージョンの場合も基本的には同じ操作ですが、テンプレートを作成する前に「トランジェントの位置」を確認することをお勧めします。

トランジェントとは、オーディオ内の音の変化やリズムを示すポイントのことで、これに基づいてテンプレートが作成されるからです。

トランジェントを確認する方法

Logic Proでは、オーディオリージョンに自動的にトランジェントが割り振られますが、時々うまく検出されないことがあります。

トランジェントがうまく検出されない時がある

そのため、テンプレートを作成する前にトランジェントの位置を確認し、必要に応じて調整することが重要です。

確認するには、オーディオリージョンを「オーディオ・ファイル・エディタ」で開き、「トランジェント編集モード」ボタンをクリックします。これで検出されたトランジェントを表示できます。

トランジェント編集モード

このモードをオンにすると、鉛筆ツールでトランジェントを追加、削除、移動が手動で可能です。また、初期の検出状態に戻したい場合や新たにトランジェントを検出したい場合は、メニューから「トランジェントを検出」を選択してください。

初期状態に戻したい場合はトランジェントを検出

トランジェントの確認が完了したら、リージョンインスペクタのクオンタイズメニューから「グルーブテンプレートを作成」を選びましょう。

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Yuuki-T
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