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【BIAS FX 2音作り】GLAY – Winter,again風クリーンサウンドを鳴らしてみよう
BIAS FX 2を使って、GLAYの「Winter, again」イントロで聴こえるようなクリーンサウンドを作成しました。
このサウンドは、BIAS FX 2のToneCloudに「GLAY – Winter Again Clean」として公開していますので、ぜひチェックしてプレイしてみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1730833492-1hq2Ba59nF6olNZrpRemYXzs.jpg?width=1200)
ギターのセッティング
今回は、フロントピックアップで音作りしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730833558-erHsv9SbYkyqRd0I8XlWzaFo.jpg?width=1200)
フロントピックアップを使用することで、角が取れた丸みのある、暖かみを感じるサウンドを得ることができます。
ピックアップセレクターによる音色の違いについては、過去にアップした動画でも解説していますので、興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
アンプの選択と調整
アンプはFender Blackface Super Reverbモデリングを使用。明るく煌びやかなサウンドが特徴です。
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今回はサウンドに少し張りを加えたいので、Masterを少しだけ上げ、キャビネット設定ではマイク位置をややオフにして低域を軽くカットしています。
コンプレッサーでピッキングの粒立ちを整えよう
Keeley Compressorをモデリングした「4k Comp」を使用し、アタック感を残しつつ、ピッキングの粒立ちを揃えています。
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アタック感を調整する際は、まずサスティン、アタック、スレッショルドなどのパラメータをすべて強めに設定し、コンプが深くかかる状態にします。その上で、アタックタイムを徐々に遅くしながら、理想のアタック感を見つけていきましょう。
望むアタック感が決まったら、リリースやコンプの効き具合を微調整して完成です。
基本的にコンプレッサーはかけすぎず、ピッキングのタッチのムラを軽減し、弾きやすさを向上させる程度に設定するのがポイントです。
コーラスで音に揺らぎをプラス
BOSS CE-1のモデリングを使用し、音に揺らぎを加えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730833759-PEuqg54ypnMh1boVxsjOwDvl.jpg?width=1200)
このエフェクターは、Jazz Chorusのコーラス部分を抜き出したような設計で、味わい深いアナログコーラスを楽しめます。
今回はビブラートモードを選択し、微細な音の揺らぎを加えています。
ディレイで残響をプラス
最後に、ディレイを加えて残響をプラスしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730833788-GHsfJvwKMnq57PdjkhY3Ex9A.jpg?width=1200)
テンポに同期させ、ディレイ音が2回ほど返ってくるようにフィードバックを設定。ミックスバランスを調整し、ディレイが原音に寄り添うように、さりげなく残響を演出しています。
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