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Logic Pro Delay Designerで「グロリアス」のイントロを完璧再現!自由自在ディレイの秘密

Logic Pro Delay Designerを使えば、複数台のディレイを組み合わせる必要なしに、自由自在なディレイサウンドを作成可能。

GLAYの「グロリアス」のイントロのような複雑なディレイパターンも、驚くほど簡単に再現できます。

この記事では、Delay Designerの機能と実際の活用例を紹介します!



Logic Pro Delay Designerとは?

Logic Pro Delay Designerは「マルチタップディレイ」と呼ばれるタイプのディレイエフェクト。

Logic Pro Delay Designer

一般的なディレイは設定したテンポに添う固定パターンを生成しますが、Delay Designerは自由なタイミングでディレイ音を配置可能です。

自由なタイミングでディレイ音を配置可能

これにより、付点8分や16分など、異なるリズムのディレイを1つのエフェクト内で簡単に組み合わせられます。

さらに、Delay Designerでは以下のような設定が可能です:

  • レベル調整:ディレイ音の音量を自由に変更

  • パンニング:ステレオ空間での位置を指定

  • ピッチシフト:ディレイ音の音程を変更

  • フィルタリング:特定の周波数を強調または削除

これにより、シンプルなエコーから複雑なパターンシーケンサー的な効果まで、多用途に活用できます。


「グロリアス」のイントロを再現してみた!

GLAYの「グロリアス」のイントロ部分をカバーする際、Delay Designerを活用しました。

イントロの設定は以下の通りです:

  1. 異なるディレイタイムを複数設定:4分、16分、付点8分をミックス

  2. 各ディレイ音に独自のエフェクトを付与:レベル調整やフィルタリングで動きを追加

  3. 全体に追加効果:さらに付点8分のディレイを重ね、オートパンでステレオ感を強調。リバーブを加えて響きを演出。

異なるディレイタイムを複数設定
Delay Designerの後段にディレイとオートパンを重ねる

演奏自体はイントロの1音を弾くだけでOK。あとはDelay Designerが複雑なサウンドスケープを作り出してくれます。


なぜLogic Pro Delay Designerが重要か?

普通のディレイエフェクトでは再現が難しい複雑なパターンを、1つのプラグインだけで実現可能です。

特に、楽曲制作やカバー演奏において、独創的なサウンドデザインを必要とする場面で大活躍します。GLAYのような印象的なイントロも、Delay Designerがあればアイデア次第で簡単に作れます。


まとめ

Logic Pro Delay Designerは、自由度の高いディレイサウンドを求める人にとって必須のツールです。

「グロリアス」のイントロのような複雑なディレイパターンから、シンプルなエコーまで、広い用途に対応可能。ぜひこのツールを活用して、あなたの楽曲制作に新たな可能性を広げてください!

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Yuuki-T
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