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Waves Ultimate愛用者が厳選!ギターの音が劇的に変わるプラグイン3選

Wavesプラグインの最大の特徴は、簡単な操作でプロレベルの効果を実現できる点です。そのため、DTM初心者でも安心して使える製品が豊富に揃っています。

今回は、数あるWaves製品の中から、誰でも簡単にギターサウンドをアップグレードできるおすすめのプラグインを厳選してご紹介します!


ギターサウンドを劇的に変えるWavesプラグイン3選

1. Vitamin Sonic Enhancer

マルチバンドのエンハンサープラグイン「Vitamin Sonic Enhancer」は、Wavesの入門バンドル「Gold」以上に収録されており、すでに所持している方も多いのではないでしょうか。

その特徴は、4つのマルチバンドを使い、自分が欲しい帯域だけを狙って自由にエンハンス効果を加えられる点にあります。

エンハンサーとは、原音に倍音成分を付加することで音を煌びやかにするエフェクトです。EQが特定の帯域の音量を増減するのに対し、エンハンサーは狙った帯域に倍音を加えるため、より豊かで立体的なサウンドを実現します。

Vitaminという名前の通り、栄養を補うような滑らかで自然な質感が得られ、フェーダーを上げるだけで必要な帯域を簡単に補強できます。

Vitaminは、エンハンス効果を加える帯域を自分で指定する必要があります。そこでおすすめしたいのが、ギターのEQポイントに基づいてクロスオーバーポイントを設定し、特定の帯域を強調する方法です。

例として、以下のようなEQポイントを基準にしてみてください。

  • 太さを強調: 200Hz – 500Hz

  • 中域の美味しい帯域: 500Hz – 1.2kHz

  • 音抜けを補強: 1.2kHz – 3.5kHz

  • プレゼンス帯域を補強: 3.5kHz以上

クロスオーバーポイントを上記のように設定し、欲しい帯域のスライダーを上げるだけで、ギターサウンドが一気に生き生きとしたものになります。

Vitamin Sonic Enhancer」は、シンプルな操作で本格的な音作りを可能にするプラグイン。特にギターサウンドをより存在感のあるものにしたい方におすすめです。


2. Manny Marroquin Tone Shaper

Vitaminの効果が素晴らしいのは分かっていても、マルチバンドでの帯域指定が「ちょっと面倒」「難しい」と感じる方もいるかもしれません。そんな方にぴったりなのが、「Manny Marroquin Tone Shaper」です。

MannyM Tone Shaperは、一見すると4バンドのパラレルコンプレッサーとして紹介されていますが、実際には帯域をブーストするツールとして捉える方が分かりやすいです。

操作は至って簡単で、強調したい帯域のスライダーを上げるだけ。帯域があらかじめ固定されているため、スライダーを動かすだけで理想のギターサウンドに仕上がります。

さらに、簡単な操作性だけでなく、即効性のある結果が得られるため、初心者にも扱いやすいのがポイントです。実際、今回紹介するプラグインの中で使用頻度は最も高く、私のギターサウンド作りには欠かせない存在になっています。

もし「とにかく手軽に、すぐに音を良くしたい」と思う方には、この「Manny Marroquin Tone Shaper」が間違いなくおすすめです。


3. Scheps Parallel Particles

ギターサウンドのミキシングでよくある悩みといえば、「高域の抜け」や「中低域の厚み」が足りないと感じること。その悩みを解決するのが「Scheps Parallel Particles」です。

一見すると派手なデザインで難しそうに見えるかもしれませんが、使い方は非常にシンプルです。このプラグインでは、ミキシングにおいて重要な以下の4つの要素を、対応するノブを回すだけで調整できます。

  • 低域のパワー

  • 高域の抜け

  • 中低域の厚み

  • アタック&リリース感(コンプ感)

Scheps Parallel Particlesの最大の特徴は、すべての処理がパラレル処理で行われること。これにより、原音のイメージを崩すことなく、自然でクリアなサウンドを実現できます。

高域の抜けや中低域の厚みは、ギターサウンドのエネルギーそのものと言えます。これらが不足していると感じたとき、まず試してみたいのがこのプラグインです。

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Yuuki-T
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