グイっと潜入!第二創業期に掲げたMVVの舞台裏
はじめまして。ピー・アール・オーの吉見と申します。
新卒で入社しまして、4年目になります。
経験浅き若輩社員ですが、先のビジョンは気になるものです。
先日、ピー・アール・オーnote進出の第一歩に『MVVつくろう』という記事投稿したわけですが、
今回はその経緯や裏側を探るべくインタビューして参りました!
お話を伺ったのは、MVVつくろうコミュニティに所属の
大津さん
福島さん
佐々木さん
以上3名です。
▼MVVつくろう の記事です。まだご覧になってない方はぜひ!
今回は、以下の3つに絞ってインタビューしてみました。
1.~なぜ?~
2.~どうやって?~
3.~これから~
▼さっそくインタビュー本編です!
1.~なぜ?~ 編
吉見:まず初めに大津さんに伺いたいのですが、
ズバリ、MVVつくろうの活動を始めたきっかけは何でしょうか??
大津:私は以前よりコーポレートサイトのリニューアルを手掛けておりまして、サイトリニューアル時に、3つのPROの補足を我々『次世代的』に掲げました。それがコチラ ↓↓↓
大津:で、ある時「我々は何ができる会社か、しっかり表現したいよね」という話が出てたんです。では我々でその先のビジョンも作ってみないか?
いやいや、それならばビジョンだけでなくてMVV作っていこうよ!という流れでMVVつくろうが始動したわけです。
吉見:なるほど、『次世代的』というのはキーワードになりそうですね。
このようなビジョンづくりは、どこかトップダウンで策定されるイメージがあるのですが、意外とそういうわけではないんでしょうか?
佐々木:いえ、きっかけからボトムアップで動いたのは組織づくりのプロから見ても珍しいと聞きましたね。
大津:念のため補足しておくと、創業当時からの企業理念に加えて時代の変化を見据えたものが今回つくったMVV(経営理念)になります。
2.~どうやって?~ 編
吉見:MVVつくろうコミュニティのメンバーはどういった方々なのでしょうか?
大津:ビジョンのつくり初めで、やっぱり次世代ってキーワードが上がりましてね。次世代のコアとなるメンバーでやりたい思いがありました。
人数はコミュニティの意思疎通を考えて7名に絞ってオファーしました。
吉見:ここにいる3名を含めて7人ってことですね。
ちなみにオファーがかかった時、福島さんはどんな想いで参画されたのでしょうか?
福島:世代交代はしなきゃいけない、とは感じていましたからね。
次世代=私たち世代となることを薄々感じていたタイミングでMVVつくろうの話を聞いたので、これは率先して中心になるべきだろうと。
でなければ今後、僕らはなにをよりどころに会社にいるべきなのかわからなくなるだろうなとも思った。
だからこそMVVつくろうの活動には賛成。自分の意見を反映できるから、言われたことに従うだけにはならないしね。
吉見:記事を見た限りでもメンバー全員から、相当な数の意見が出ていた様子でしたね。
大津:そうなんです。流石に中心メンバーが7人もいると中立のファシリテーターがいないと成り立たなくなってきちゃいます。なので、佐々木さんにそれをお願いすることになりました。
佐々木:ファシリテーターを買って出たのには理由があって、MVVを作る中での重要人物(特に大津さん)にファシリテーション側の労力を割いて欲しくなかったんですよ。なにより次世代の主要メンバーとして参加してほしくて。
吉見:意見を出す側に注力して欲しかったということですね。
確かに、あれだけ意見が広がっていると纏めがかなり大変そうな(笑)
ファシリテーションの極意は後程こっそり教えてください…。
佐々木:note記事の題材にしても良いかもしれないね(笑)
吉見:また、探索ステップのところでも気になった部分がありまして、情報収集の段階で思っていた通りの情報・そうでない情報が出たとのことですが、具体的にどんな情報を集められたのでしょうか?
大津:情報収集は社長をはじめ、主に役員方にインタビューしてみました。
例えばどういう経緯でPROに入社したのか、など普段の会話ではなかなか聞けない事をMVVつくろうの足がかりにする名目で聞きました。
すると、思いのほか様々な意見が聞けたんですよね。
佐々木:インタビューの段階で感じたことだけど、今ある基本理念・コンセプト(3つのPRO)を作られたことそれ自体がすごいことだと感じましたね。
大津:そうそう、基本的には社長が全部決めたとのことです。会社名もそうだし、理念や込めた思いも。
MVVつくろうで目一杯苦労してるので身をもって感じましたよ。
一人で考え、自信もって世に出していく。これが如何にスゴいことなのか。
福島:基本的にトップダウンで進められることが多いのはそーゆー背景があるのかもね。僕らは意見出し合って、互いの意見を尊重しあって進めているけども、これだッ!!と自信もって言える程に刺さるものはなかなか思いつかない。
MVVつくろうの会でも、最後の決め手が欠けてるような感じがあったね。
そうならないのはトップダウンゆえの良さなのかもしれない。
3.~いまここ~ 編
吉見:会議で使用したホワイトボードの様子をチラッと掲載していましたが、あれだけ様々な意見がある中でのファシリテーションって佐々木さん相当大変だったんじゃないですか…?
佐々木:いやホント壮絶だったよ!!途中メンタルやられてましたね。
SWOT分析や、会社の過去を振り返ったりしながら~とかのプロセスは参考書籍に書いてあったんですよね。ただ途中から書籍がまったくアテにならなくなってきて、発散→収束を何度も繰り返してたっていう。もうこれいつ終わるんだよ みたいな。
大津:確かにかなり壮絶でしたね~。
佐々木:でも中々纏められないことに対して、参加者から会議に否定的な意見が無かったのは救いでしたよ。メンバー全員、これからどこへ向かうべきか前向きに検討していけたからね。
吉見:意見は多様でも、向き先が同じだからこそ良い雰囲気で進められてたんですね~。なんかこーゆーところは ”ピー・アール・オーならでは” な感じがします。
福島:アレですよね、多分みんな会社のことが好きなんですよ。
たまたまそーゆーメンバーだったのかはわからないけれども、それぞれが会社をこうしていきたい って意見を持っているから、それが良かったじゃないかな。
まあ、みんな会社が好きなんだなって感じるタイミングもあれば、
あれ?みんな思考が止まってなかった??って感じるタイミングもあったけどね。
佐々木:メイン業務後に会議行ってましたからね。だから既にへとへとな人もいたし(笑)
でもブレストで柔軟にいろんな意見やアイデアを出そうとしてはいたけど、やっぱどうしても論理的に考えてしまう節があってね。もしかしたらそこはエンジニアならではかもしれないけど(笑)
福島:自分的にもアッと驚くような発想はそこまで出せなかったなと思ってて、完全燃焼ではなかったですね。そこはいい意味でPROの課題でもあると思いました。
誰かが求める ”あったらいいな” を実現することもすごく大事だけど、自分達から誰かの ”あったらいいな” をもっともっと提供できるようになっていきたいですね。
でも気持ちはみんなそういう気持ちでやってた感があったから、”みんなで作り上げよう!” って雰囲気に自然となったんだよね。
吉見:なんだかキラキラしてますね!実際会議してるところ、見てみたかったです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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■Qiita
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