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【うまく活用したい】入社祝金との関わり方

こんにちは!
新潟県で活動する警備会社:プロガードセキュリティーのnote担当です。

あなたは「入社祝金」って聞いたことありますか?
求人誌を見ると必ず目にする言葉なはず。
しかし、この入社祝金は”ちゃんと考えて”活用しないと、採用する側も採用される側も不幸になってしまうんじゃないかなって、個人的に思ってます。

この件は、TwitterやInstagramでも反響がありました。

今回は警備業界がより良くなるような入社祝金の使い方を考えていきたいと思います!

まずは入社祝金について説明

さて、改めて「入社祝金」って皆さん聞いたことありますか?
求人雑誌を見ると、すぐに「入社祝金〇〇万円!」という文字を見つけられるはずなので、どうぞお近くのセブン◯レブンへ!笑

さて、冗談はさておき。

そんな風に求人雑誌で見かける入社祝金ですが、内容は簡単。
採用されたら「入社してくれてありがとう!」という気持ちで企業から、採用者に支払われるお金のこと。

入社祝金制度は人手不足の業界に多く、製造や警備、介護業界に多くみられますね。
求職者は祝金が貰えて、会社は応募がくるのでwinwinなんですよね。

プロガードは入社祝金にどちらかというと反対です

そんなwinwinの制度ですが、弊社は入社祝金を採用していませんし、今後も採用することはないでしょう。
だからといって入社祝金を採用する会社を否定しているわけでもありませんよ。

=では、なぜ反対なのか?=

それは「金目当ての求職者は質が低いことが多いから」です。
そして、そのような採用を続けていれば「負の連鎖は止まらないから」なんです。

いわゆる”イタチごっこ”ですね。
もちろん、入社祝金がキッカケで素晴らしい人材に出会うことだってありますし、それが理想の入社祝金の使い方です。

「誰でも構わず採用!はい!入社祝金!」っていうのがダメなんです。

入社祝金で、求職者だって嫌な思いをすることも

「入社祝金だけ貰って退職する」なんてことを防ぐために、入社祝金を採用する企業の多くが”支給条件”を設けています。

例えば
・入社後、半年後に支給
・給料に細かく分けて支給
などです。

求人雑誌には、このような条件が”小さく”書かれていることが多く、求職者からすれば「騙された」という感覚になるのも無理はありません。

不快なイメージを持ったまま退職してしまえば、その仕事を一生してくれないだけでなく、その人の周りにもマイナスなイメージを伝えてしまう可能性だってあります。

入社祝金で興味を持った会社があったなら、必ず”支給条件”を確認するようにしてくださいね。

じゃあ、入社祝金制度はどうすればいいのよ?

私は入社祝金で応募のキッカケを作るのではなく、”それ以外で”応募のキッカケを作るべきだと思います。

例えば、給料や福利厚生・キャリアビジョンなど。

企業は入社祝金という短期的なメリットではなく、長期的なメリットを提示しなければならないのです。

そして求職者側も短期的なメリットに興味を持たず、長期的な目線で会社を選ばなくてはなりません。
それが長い人生で仕事をしていく上で絶対に幸せになるんですから。

現在、求人媒体が入社祝金を名目にして募集することは禁止されました。
つまり、タ○ンワーク、マイ○ビさんとかが応募者に支払うことを禁止したってことですね。
しかし、求人媒体ではなく、”求人を募集している会社”が入社祝金を支払うことはセーフ?のようです。
ただ、このように国をあげて「中身で勝負しろよ」と言っているんです。

https://www.mhlw.go.jp/content/000747063.pdf

入社祝金制度はこう活用すればいい

上記の話は理想論かもしれません。
しかし、今の入社祝金制度だって正しい使い方をすれば良いんです。

企業ができること
「誰でも採用!」はしないこと。
採用した人材とともに、人材不足を解消できるような業界・会社になっていくこと。

求職者ができること
入社祝金目当てはダメ。
会社を知ったキッカケが入社祝金であること。
その会社で働きたい、入社祝金以外の長期的なメリットまで考えること。

これはどちらかが頑張っても実現しないことです。
なので、このnoteを読んでくれた方の1人でも多くが、会社としても求職者としても、入社祝金をうまく制度を利用して、警備業界がさらに良くなるといいですね。



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