No.5 変数について
今回は変数について解説していきます。
前回の記事をまだ見ていない方は、下記のリンクからぜひ見てください。
前回の記事を見てからこの記事を見ると理解しやすいです。↓
また、わからない点があればぜひコメントお願いします。
わかりやすいように更新させていただきます。
変数とは
変数とは、数字や文字列などを入れて置けるようなものです。↓
変数には、いつでも新しい値を入れることができます。
新しい値を入れると、前に入っていた値は消えます。
また、変数は計算や出力入力にも使えます。
変数の型
C言語では、変数にはそれぞれ「型」というものがあります。
変数にはどんな数や文字でも自由に入れられるわけではなく、型を指定しなければいけません。
型は変数に入れるものによって違ったものになります。
ここからは、C言語の代表的な型について紹介していきます。
C言語の代表的な型
C言語の代表的な型には次のようなものがあります。↓
浮動小数点型とは小数を変数にいれるときの型です。
変数の宣言とは
変数を使用するには、変数を「宣言」する必要があります。
宣言とは、変数の名前や型を書きコンピューターの中の記憶領域を確保することです。
C言語で変数を宣言するには次のようにします。↓
型 変数名(任意);
;を忘れないようにしましょう。
int型の変数 a では、
int a=0 ;
とします。
char 型の宣言
char 型の変数は特殊で、内容が1文字だけの場合と文字列の場合とで宣言が違います。
内容が1文字だけの場合
char 変数名=変数の内容;
内容が文字列の場合
char 変数名[]=変数の内容;
char型の変数の内容が文字列の場合は変数名のあとに [ ] をつけなければいけないのです。
使ってはいけない変数名
変数名には使ってはいけない「予約語」というものがあります。
予約語一覧
auto
break
case
char
const
continue
default
do
double
else
enum
extern
float
for
goto
if
int
long
register
return
signed
sizeof
short
static
struct
switch
typedef
union
unsigned
void
volatile
while
変数の初期化
int a=0 ;
の
=0 ;
をなぜつけるのかと思った方もいるはずです。
この
=0 ;
は初期化といいます。
初期化をしないと、値のない変数を計算式に代入したときにエラーとなる場合があります。
変数の宣言 (例)
int 型の変数 number の宣言。↓
int number=0 ;
char 型の変数 name の宣言。↓
char name[]="D_proguraming" ;
文字は " " の間に書くようにしましょう。
froat 型の変数 pai の宣言。↓
float pai=3.141592
となります。
今回は以上です。